どーも、スルメ(@movie_surume)です。
まずはじめに。私はゾンビ映画が狂おしいほど好きだ。
映画と言うか、ゾンビが好きなんだな。うん。
高校の頃はマンガの『アイアムアヒーロー』にドハマりして、「ゾンビパニックが起きたらどうしようか?」とありもしない妄想にふけっていた。
嫌いなクラスメイトが次々とゾンビ化するなか、何故かゾンビ慣れしている私がクラスのマドンナを救う……。凄い気持ち悪い妄想だが、当時の私はそれこそが生きがいだったのだ。
実際にゾンビパニックが起きたら、まず喰われるのは陰キャ筆頭である私であろうことは言うまでもない。
そして大人になった今、改めて真面目に真正面から”ゾンビ”について考えてみた——
「彼らはなぜ人を喰うのだろうか?」
「ゾンビが襲ってきたらどのようにして逃げようか?」
「ゾンビパニックなったら信頼できる人は誰だろう?」
妄想に没頭すること3時間。ついに私はゾンビパニックにおける悟りを開いたのだった。
「3時間で開ける悟りがあってたまるか」
そんな声が聴こえてきそうではあるが、”たった3時間”がすべてではない。これまで私が触れてきた、ありとあらゆるゾンビ映画・マンガ・ドラマがあってこその”悟り”である。
結局は高校の頃の妄想から全然進歩していないが、ここに私なりの「ゾンビマニュアル」を記しておきたい。
本記事のルール
その1 舞台は現代の日本
当たり前であるが私は日本人だし、いるかどうかも分からない読者も恐らく日本在住か、日本人だろう。
本記事に登場する武器や立てこもる場所も現実にある日本を舞台にしている。アメリカのように銃が身近にある国ならば、もっと面白い妄想が出来たかもしれないが……。
その2 身体能力は一般男性程度
本記事は銃の扱いに長けていたり、特別強固な肉体を持っている人には向かないかもしれない。
そのような人にはヒーローとして活躍してもらいたいが、別の道でゾンビから身を守ることが出来るだろう。
その3 無法地帯になっている
すでにゾンビパニックが起きており、警察も政府も機能していない状態である。
機能していたら「110番する」「自衛隊に頼む」が使えてしまうため、楽しさが半減してしまう。
登場するゾンビの種類については以下の項目で記載する。
ゾンビの種類
ゾンビと一言にいっても数多くのモノが存在する。
作品によっては武器を使いこなすゾンビもいるし、言葉を操るゾンビも登場するのだ。
だが、大きく分けてゾンビの種類は以下の二つだろう。
・走れるゾンビ
or
・走れないゾンビ
言葉を話そうが、ゲームをしようが被害者である私には関係ない。言葉を操れるからといって、私のコミュ力ではゾンビと共存することは到底無理。
そして走れるゾンビは正直言って現実的ではないと考える。「ゾンビ自体が現実的じゃないだろ」という声を無視して書くが、走れるゾンビはあくまでフィクションの存在だ。
現実のゾンビはノロノロと歩く典型的なものである。そう考えないと私の妄想が追い付かない。
なので本記事では『ウォーキングデッド』や『ショーン・オブ・ザ・デッド』に登場するゾンビだと思っていただければ問題ない。
立てこもる場所を決めよう
さぁ、ゾンビパニックが起きたぞ!
とにもかくにも、最初は身をひそめる場所を探さなければならない。
私は以下の場所を提案する。メリット・デメリットも記載しておくので、自分に合った場所を選んでほしい。
自宅
まず最初に考えつくのが自宅である。家族がいる人も、そうでない人も一番安心できる場所はやはり自分の家だろう。
自宅にいればテレビ・ラジオ・PCを始めとする電子機器、ある程度の水と食料などライフラインも充実しているはずだ。もし備えがないなら早めに別の場所に移動しなければならないが……
窓にバリケードを貼り、ゾンビの侵入を防げば長時間立てこもることが可能だ。なるべく音を立てずに潜んでいてほしい。
デメリットとしては長期化した場合の食料である。恐らく水や電気、ガスも止まっているだろうから、衛生面でも不安が募る。
そうした場合はできるだけ早めに食料の調達に向かわなければならない。
コンビニ
コンビニやスーパーには食料が充実しており、少人数であれば長期的な立てこもりも可能である。
しかし、ゾンビが発生したばかりの頃は人が殺到してしまうだろう。その中に一人でも感染者がいた場合は、残念ながら……。
立てこもりに成功したとしても、コンビニは窓ガラスに自動ドアなど防御力の面で優れているとは言い難い。ゾンビに囲まれてしまったり、誤作動で自動ドアが開いてしまったら終わりだ。
というワケで候補には入るが、オススメはしない。
ショッピングモール
映画では立てこもり場所の定番である。ゲームの『デッド・ライジング』もショッピングモールが舞台だ。
ゾンビ作品に触れてきたことがある人は承知の通り、ショッピングモールには仲間割れが付きまとう。結局恐いのはゾンビよりも生きた人間。仲間同士で争ってしまっては意味がない。
そして出入り口が多すぎる点も考慮し、コンビニ同様強固な守りが出来るとは言えないだろう。
しかし食料や武器、日用品に至るまで物資の面では相当に充実している。その点で見れば、これほど安全な場所はないかもしれない。
もちろん物資の奪い合いが内部で起きなければの話だが。
山の中
日本という国はかなり山が多い場所だ。国土の70%以上が山岳地帯なので、隠れる場所は山ほどある。
しかも高地であればあるほど、ゾンビの侵食も遅れが出ていると予想する。本記事のゾンビは足が遅いため、上ってくるまでにも相当な時間がかかるだろう。
筆者自身、学生時代は山岳部だったため「この場所なら安全」と考えてきた。ただ人の集まるキャンプ地などには逃げてきた人の中に感染者がいる可能性も少なくない。
自らの足で登り、自らの手でキャンプを設置する必要がある。
問題は食料が限られ過ぎているということ。さらには土砂災害や熊・イノシシなどの動物にも注意しなければいけない。
サバイバル能力に自信がある人にはオススメしたいが、万人には勧められない場所である。
島
現実的ではないかもしれないが、日本には6000以上もの無人島が存在している。
一度無人島を占拠してしまえば、ゾンビとの闘いには勝ったと言ってもいいだろう。
デメリットとしては他の場所に比べてたどり着くまでの難易度が格段に高いということ。船を持っていなければ、ゾンビに喰われずに海辺まで移動し、船を手に入れなければならない。
さらには適当に進んで無人島にたどり着くわけでもない。運よくたどり着いたとしても、そこから先は過酷なサバイバルが待っている。
武器を調達しよう
立てこもる場所が決まったら、次に大切なのが武器である。
武器は主に日本で手に入れられるものを紹介している。「ショットガンを使えば一発じゃん」なんて考えている人はいないだろうが、シンプルに日本ではショットガンなど手に入らない。ニューナンブですら相当難しい。
もし持っている場合はその時点で他の者より優位に立てる。それくらい銃というアイテムはゾンビとの闘いにおいて強力なのだ。ゾンビと戦うにはなるべく近づきすぎないのが鉄則。ある程度の距離を持って戦おう。
包丁・ナイフ
自宅やスーパーなどで簡単に手に入れることが出来るが、近距離での使用はオススメしない。使用するとすれば投げナイフのように投擲武器として使うことだ。
近距離で使った場合はゾンビのパワーや勢いに圧され、噛みつかれる確率が高くなる。あくまで最終手段として考えておこう。
バット
野球ファンは「バットはゾンビと戦うためのモノじゃない!」と怒るかもしれない。だが、命を守る時には使わなければならないのだ。
こちらも近距離だと思われるかもしれないが、リーチは長いのでメイン武器として使えるだろう。上手な人は1000本ノックと称してマシンガンのようにゾンビを倒しても良いかもしれない。
ヒットさせればダメージを与えられるが、バントや空振りの場合はノーダメージとなるので気を付けよう。
自転車
私の尊敬する格闘家・朝倉未来氏はこう語っていた。「自転車は武器になる」と。
確かに幅も広く、一度に複数のゾンビを相手に出来る。いざという時は乗って逃げることも可能だ。しかしパワーがなければ振り回すことは不可能。むしろ普段は足として使い、いざとなったら武器にするのが良い気がする。
日本刀
我が国を舞台にしたゾンビ映画なら登場してもおかしくない武器の代表格である。もちろん読者に剣の達人がいるならば、必ず使用することになるはずだ。
しかし、いくらサムライ魂を持つ日本人とはいえ、全員が刀を使えるわけではない。恐らくほとんどの国民は剣道止まりで真剣を握ったことはないだろう。どうしてもカッコよく使いこなしたい場合は今のうちに修業をしておくことを強く勧める。
すでに全集中の呼吸や清心斬魔流を体得してる方はここぞとばかりに使うといい。
拳
「男ならば拳で語れ」とは言うが、ゾンビ相手にも拳で語れるならば語ってほしい。素手で殴る場合は歯に触れたら一発でアウツ。ボクサーであったとしてもゾンビの群れ相手に拳で語ることは難しい。
普段から鍛えてない人は一度使用したら、数週間使用不可能になる武器でもある。いざという時でもなるべくは使いたくない。
装備を整えよう
武器だけがゾンビと戦うアイテムではない。彼らと戦うには相応の装備が必要だ。「そんな装備で大丈夫か?」と言われないよう、装備もキッチリと固めて挑みたい。
真面目な話をするとゾンビの武器のほとんどは歯である。しかも先人たちが残した文献や映像などを観ると、不意打ちで倒される人がどれほど多いことか!
ゾンビの持つ「歯」と「不意打ち」を防ぐことが一番大切である。そこで以下の装備を用意して欲しい。
頭:フルフェイス・ヘルメット
さすがのゾンビでもフルフェイス・ヘルメットを噛みちぎることはできないはずだ。ゾンビに囲まれてしまえばアウツだが、少人数相手なら頭部は完全に守れるだろう。
デメリットがあるとすれば、視界の悪さと息苦しさだ。走って逃げる時にはたまらず外してしまう人もいるかもしれない。その場合は不意打ちに十分注意し、呼吸を整えよう。
上半身:革ジャンなどの厚手の服×2
先ほども書いたようにゾンビの一番の武器は「歯」だ。つまり歯が通らなければ噛みつかれたとしても感染はしない。そこで少なくとも歯が通らない服を選んでみた。
ゾンビの顎がいくら強靭でも革ジャン×2を貫通させるのは不可能。ただし、集団で現れた場合は掴み攻撃も合わさって生存率は格段に下がる。あくまでも不意打ちと歯に備えた装備だ。
下半身:ジーパン×2
基本的にタンクトップ&アロハシャツ&短パンで過ごしている私のファッション知識はほぼ0である。厚いパンツとなるとジーンズしか思い浮かばなかった。
これに関しては本当に自信がないので、ゾンビ対策に必要な下半身装備の情報を求む。
以上の装備はあくまでも「不意打ち」に備えたものだ。完全なものなど存在しないように、ゾンビ対策も100%はない。一番の装備は常に周りに気を配る能力と、冷静さを保ち続ける精神力だ。
それと同時になるべく壁や窓には近づかない。私の研究によると壁や窓に背を向けている時に襲われる確率が高い傾向にある。
もしゾンビに遭遇した場合
遭遇しないことが一番ではあるが、何年もゾンビランドで過ごしていると遭遇してしまう事もあるだろう。
立てこもっていても食料調達や必要物資の補給などで外に出る機会は必ず訪れる。
そうした場合にゾンビと遭遇してしまったらどう対処すればいいのか。ここに記しておこう。
ゾンビが少人数の場合
ここでの少人数とは3人か6人程度だと考えてもらえばいい。対して人間側は1人~3人。
私の予想によれば人間一人と日用品武器に対して対処できるゾンビの数は3人が限界である。それ以上だと不意打ちを食らう可能性が出てきて、生存率が大きく下がり始める。
また、武器の寿命も考慮しなければならない。映画やゲームのように同じ武器が永遠に壊れないなんてことは起きない。大抵の日用品はゾンビとの戦闘を考慮していないため、脆いのも特徴だ。
そう考えるとグループで行動していても対処できる数は6人が限界。1人ならば3人程度が限界である。
積極的に戦えとは言わないが、対処できるならば数は減らしておいた方が将来のためだ。
ゾンビが大人数の場合
逃げろ。まずは逃げろ。
人間側に人数が揃っていようとも、50人を超えるゾンビ相手では混戦になってしまい勝ち目はない。もちろんマシンガンなどがあれば話は別なのだが……。先ほども書いたように、日用品では6人が限度である。
もし囲まれてしまった場合は一点集中で攻撃を始め、突破口を見出す必要が出てくる。人間側に人数が揃っていたとしても、バラバラに戦うのではなく、1か所に集中して攻撃を始めよう。
大切なのは武器よりも
これまでは武器がさも一番大事なもののように語ってきたが、それ以上に大切なものが二つある。
・信頼できる仲間
・生きるだけのライフライン
この2つがないと、ゾンビパニックは到底生き残れない。
信頼できる仲間
仲間の存在は必要不可欠だと思う。ゾンビに襲われた時でも、サバイバル中でも仲間がいれば生存率は格段に上がる。話せる人間といればお互いに励まし合ったり、議論を交わしたり。ストレス緩和にも繋がるはずだ。
しかし信頼できる仲間というのは本当に見つけるのが難しい。今付き合っている友人も危機的状況になれば人間が変わってしまうかもしれない。
また、大人数で行動していると必ず争いが起きる。人間同士の争いは正直ゾンビ以上に怖いものだ。私は4人程度の少人数でグループを作ることをオススメする。
『ゾンビランド』のタラハシー一行を思い返して欲しい。信頼し合えば、これほど頼りになる仲間はない。
ライフライン
人間は水がなければ5日程度で死に至る。食べ物がなければ3週間程度が限界だ。さらには不衛生な場所で生活していると、病気にかかる可能性も出てくる。
自らの命を繋ぐためにも、生きていくうえで欠かせないモノを切らしてはならない。常にライフラインを気にして過ごす必要があるだろう。
ただいずれは食料にも限界が出てくる。映画を観ていると農耕をしているシーンはあまり出てこないが、早い段階で自給自足を考えるべきである。そして安全性の高い飲み水の確保も重要だ。
最後に
・装備を揃えて立てこもれ!
・長期戦を覚悟せよ!
・人間を疑え!
以上の事柄に注意すれば、ある程度の脅威には立ち向かえるはず。
もっとゾンビ映画を観て研究しなければならないことも多いが、とりあえず私の全知識をもって書いたつもりだ。他に意見があったらコメントやお問い合わせよりメッセージ飛ばしてください。
最後にゾンビ映画を観る方法をまとめて終わります。
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