映画好きなら一度は憧れたことのある「映画の中の食べ物」。
例えば『ハリーポッター』のバタービールのような現実には存在しない(今はするけど)ものだったり、ハウルが作る目玉焼きとベーコンだったりと一度は食べたい料理がたくさん生まれてきましたよね!
今回は実際にある食べ物から、フィクションの中にしか存在しない食べ物まで個人的に食べたい「映画の中の食べ物」をまとめてみました!
ビッグ・カフナ・バーガー
『パルプ・フィクション』
サミュエル・L・ジャクソン演じるジュールズがむさぼっていたアレ。
タランティーノ監督作品で度々登場する架空の「ハワイ系」ハンバーガーチェーン店で初めて口にしたジュールズも絶賛するほど。
見た目はグルメバーガーというよりはマックやウェンディーズ、バーガーキング系のジャンクなヤツ。食った後にはバーガーをスプライトで胃に流し込むのが正しい食べ方です!
ハンバーガーそのものの美味しさよりも、美味そうに食らうサミュエル・L・ジャクソンの演技力が功を奏したと言えるでしょう!
YouTubeでバーガーを再現しているファンもいますが、映画の中ほど美味しそうじゃないですしねw
ちなみにクォーターパウンダーチーズをフランス語で「チーズロワイヤル」と呼ぶそう。理由は『パルプ・フィクション』本編で!
ニシンのパイ
『魔女の宅急便』
「私このパイ嫌いなのよね」と生意気そうな子供に言われてしまうおばあちゃんが作ったパイ。
中身はニシンとカボチャ、牛乳など至ってシンプルなものでありながらも、おばあちゃんの愛情とキキの頑張りが隠し味に使われたジブリを代表する料理でもあります!
実際に食べたことがないので「私このパイ嫌いなのよね」と言われてしまう味は何故か気になる…。
ハウルのベーコンエッグとか『耳をすませば』のうどん、ラピュタの目玉焼きトーストなんかはなんとなく味の想像がつくけどニシンのパイはどんな味なのか見当もつきません。
残念ながら魚大嫌いで日本人らしからぬ私の口には合わないかも・・・。
でも食べたい。食べて「私このパイ嫌いなのよね」というのが夢。
ラーメン
『タンポポ』
世界でも大人気のラーメン!世界におけるラーメンブームの火付け役ともいえる『タンポポ』のラーメン。
最近流行りの家系ラーメンみたいなこってり系のヤツとか、二郎系ではなくこのシンプルなラーメンが良いんですよね!
そして焼き豚を沈ませ加減に安置したり、「あとでね」と心の中で詫びるがごとく呟いたり、箸の先で愛おしむようになでたりして食べるとなおさらうまい!
結構このシンプルなラーメンを見かけるお店は少ないんですが、意外と「日高屋」のラーメンがそれに近かったりします!
『タンポポ』っぽいラーメンを食べたくなったら日高屋に行きましょう!
ワッフルでできた家
『50回目のファーストキス』
ハワイのダイナーでドリュー・バリモアが食べていたワッフル。
それで家を作り、シロップをかけて食べる。最高に上手そうですね!
火山のようにしてコーヒーを注ぐのも悪くないけど、それはあまりにも行儀が悪い気がして推奨できません。(家を作る時点でアレですがw)
ワッフルだけじゃなくてあのダイナーの雰囲気、ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーあっての家ワッフルなんで、リメイク版はダメですw
使っているモノは同じなのに監督と俳優が変わるだけで起きる違いをこんなにもハッキリわかるのは珍しい。
ヨーダのシチュー
『スターウォーズ/帝国の逆襲』
ルークが初めて惑星ダゴバでヨーダから出された材料不明のシチュー。
実はこれ「ルート=リーフ・シチュー」というらしくダゴバで獲れた木の根を使った料理なんだそう。
ルークの反応は微妙でしたが、あの木の家でヨーダの手料理を食べられるのはある意味ご褒美ですね!
シャワルマ
『アベンジャーズ』
「アベンジャーズにシャワルマ食べるシーンなんてあったっけ?」って人もいるでしょう!
実は本編終了後のおまけ映像にアベンジャーズの面々が黙々とシャワルマを食べるシーンがあるんです!
初めて『アベンジャーズ』を観た時はシャワルマの存在を知らなかったので、どんな料理だか非常に気になった記憶があります。
シャワルマを知らない方のために説明をすると、日本でも馴染み深いドネルケバブみたいなもので串に刺して焼いた肉をパンにはさんで食べる中東のハンバーガーようなものです。
シャワルマは東京でも食べられる場所があるみたいなんですが、未だに食べられていません…。
フライドチキン
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』
黒人の使用人ミニーが作るフライドチキンは、ジューシーでスパイシーでうまい(想像)。
日本にいるとフライドチキンってあまり食べる機会なくないですか?
多分大体の人はKFCとかモスバーガーくらいでしか食べないんじゃないかな?
ちょっと前にアメリカに何か月かいたことがあるんですけど、アメリカはKFC以外にも結構選択肢があってそれがかなり美味い!
この映画を観るとアメリカで食べたあの家庭的なフライドチキンの味を思い出してちょっと懐かしくなります!
あんさんのラーメン
『舞妓Haaaan!!!』
主人公が舞子さんと遊びたいがために考案した新感覚カップラーメン。それが「あんさんのラーメン」です!
何が他のカップラーメンと違うかというと、カップラーメン本体にはスープと麺しか入ってなく具は別売りだということ。
チャーシューだったりメンマ、ネギ、タマゴを自分の好みに合わせて別で購入すれば「あんさん(あなた)のラーメン」の出来上がりってわけです!
具はカップラーメンと合わせなくても、おつまみとして食べられるという便利さ!
まさに大ヒット間違いなしのアイデアだと思いました!
公開当時は日清から実際に発売されていたらしんですが、DVDでの鑑賞だったため「あんさんのラーメン」は食べられず…。
日清様箱買いするので再販をお願いします!
ラタトゥイユ
『レミーのおいしいレストラン』
劇中にはたくさんの美味しそうな料理が出てきますが、やっぱり一番はレミーガ作る「ラタトゥイユ」です!
ラタトゥイユってトマトのシチューみたいな素朴なイメージで、結構質素な料理だと思っていたんですよね。
でもレミーが作るラタトゥイユはエレガントかつ繊細で、素朴な感じを残した絶品でした!
味は想像しかできませんが、厳しい料理評論家をうならせるほど。
噂によるとパリのディズニーランド内にあるレストランで食べられるらしい。自作したほうが安上がりなのは確実ですが。
焚火のハンバーガー
『スタンド・バイ・ミー』
コヨーテが鳴く森の中で一行が食べていたのがこのハンバーガー。
焚火でパティをあぶり、パンにはさんで食べるだけのものですが仲間と雰囲気で美味しさ倍増!
何気にバーンが焚火の中に落としてしまったパティが香ばしくて一番美味しそうに思えるのは私だけじゃないはず。
実は子供のころキャンプでハンバーガーを実際に作ったことがあるんですが、全然美味しくなかった覚えが…。
虫が多いし熱いしでキャンプは二度とやらないと心に誓って今に至っていますw
映画館で食べるポップコーン
最後は映画にほとんど関係ないものですいません…。
でも映画館で映画を観ながらポップコーンをパクパクするのはこの上ない贅沢ですよね??
家でポップコーンを買ってきて映画を観てもあの美味しさは味わえないんですよ。
映画館のちょっとしけって温かい感じが最高です。
もちろん味はキャラメルではなく塩。甘いポップコーンはケトルコーン以外は邪道。
相変わらず馬鹿みたいに高い映画料金ですが、皆さんは映画館に行っていますか?
最近映画館に年1回でも行く人は日本人の半分ほどらしいです。
大衆娯楽の代表である映画館が廃れていくのは凄く寂しいので、皆さんもポップコーン片手に映画館で映画を観ましょう!
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