Netflix映画『ワインは期待と現実の味』ネタバレ感想 バーベキューの話をしよう!

 

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

大好きなシリーズだった『Fate HF』の延期が決定し、かなり傷心しておりましたが、気を取り直してNetflix映画のレビューに参ります。

 

『ワインは期待と現実の味』

少々長いタイトルではありますが、『ユニコーン・ストア』に出演していたママドゥ・アティエが主演ということで。

Netflix映画『ユニコーン・ストア』感想 結局何が伝えたかったんだ?

私自身ワインなんて、ほとんど飲めないんですけどねw アルコールを嗜まない人間なので。内容は人間ドラマなので、あまりワインは関係ないのかもしれませんが。

 

※この記事はネタバレを含みます!



ワインは期待と現実の味

あらすじ

家業のバーベキュー店を継がずに、最難関資格であるマスターソムリエになりたい若者。だが、父親の反対をはじめ、夢までの道には様々な障害が立ちはだかる。

Netflix

 

『ワインは期待と現実の味』の評価

僭越ながら『ワインは期待と現実の味』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・

 

6
★★★★★★☆☆☆☆

 

「一つのことを極める人ってカッコいい」

 

映画に関してでも、芸術に関してでも、膨大な知識を持っている人ってカッコいい。

自分もそんなカッコいい人になりたくて、映画を観続けているのかもしれないね。

私自身ワインはおろか、アルコール自体そこまで得意ではないんだけども、口に含んだだけでワインの種類を当てられるってめっちゃカッコよくね?

映画で例えるなら、ワンシーンやあらすじを聞いただけで映画のタイトルが分かり、解説まで出来るって感じかな。

私はまだまだその域には達していないんで、努力が必要ですね。

 

とは言っても本作は「ワインが分かる人カッコいい」映画ではなく、基本的には父と子を描いた作品です。

保守的な父と、家を継ぐ気にはなれず新しいことに挑戦する息子。考えは異なるけど、お互いに尊敬し合っている……みたいな。

うーん、内容はよく見る話かな。何故かタイトルからして、取っつきにくい感じがしたけど、万人にウケる映画ではないでしょうか。

 

ここから先は『ワインは期待と現実の味』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!



『ワインは期待と現実の味』の感想(ネタバレ)

 

バーベキューについて語りたい

主人公のイライジャは祖父の代から続くバーベキュー店に生まれながら、日本で英語教師を目指したりDJをしたりと、とにかく店を継ぎたくありません。

父に対しても「このバーベキュー店で終わるのか」と感じていて、現在はワインソムリエになる勉強をしています。

一方で父親のルイスは店を守りたい一心で息子に跡を継がせようとしていました。それに対するイライジャの抵抗・不信感が前半の主なストーリー。

 

せっかくバーベキューの話が出たから。この場を借りてちょっと語りたい。

映画を観ればわかると思いますが、日本人が想像するバーベキューとアメリカ人のバーベキューはまったく異なります。

日本人のイメージだと、河原で炭をおこして肉を焼いて食う。これがバーベキュー。それを見ると毎度「いや、それ外でやる焼肉やんww」って思うんですけれども。

一方アメリカの、主に南部のバーベキューは低温でじっくりと火を通し、夜通しスモークしたりもする料理です。

完璧に燻製されるとですね、「スモークリング」と呼ばれる化学反応が起きまして、肉の外側がピンク色になるんですよ。それが美味いバーベキューの証拠らしくて。本作で登場したバーベキューも良く見れば、ふちの部分が赤みがかっているのが分かると思います。

簡単にまとめると日本の場合は皆で外で肉を焼くことを「バーベキュー」、アメリカの場合は料理としてバーベキューが位置付けられているって感じですかね。

もちろんアメリカ人も裏庭でパパが肉を焼くことを「バーベキュー」と言ったりしますが。ホームドラマとかでもよく見るシーンだよね。これはお父さんがご近所や家族に料理を振る舞ったりする、アメリカの象徴的行事です。

ちなみに本格的なバーベキューになってくると「ピットマスター」と呼ばれる職人がいまして。基本的には一子相伝で、それこそ本物は現地でしか食べられない。日本で言う寿司職人とかが、もっと狭いコミュニティで活動していると想像していただければいいかと。

バーベキューに関しては、これの数十倍語れるけど、この辺でw

 

長くなりましたが、このバーベキュー料理の背景を知っていれば、何故ここまで息子に跡を継がせたがるのかが良く分かります。一子相伝だから、次がいなければ技術はそこで終わり。

劇中でも仕込みから仕入れまで息子と共に行おうとするシーンがありましたね。ピットマスターは料理が美味いだけではダメ。使うグリルを自作する人もいるように、科学的な知識も持たなければなりません。

そうすることで先ほど紹介した「スモークリング」を作れるというワケです。だからこそルイスはイライジャに店を継いで欲しかったのです。

 

私自身もアメリカを旅した時に本場のバーベキューを食べまして。食パンかなんかに挟むサンドウィッチスタイルだったのですが、それが人生TOP5に入るくらいウマい!!

それを機にテキサスバーベキューの事を勉強して、現在に至っています。知識はあっても作ったことはないんで、勉強したところでって話だったのですがw

まさか映画ブログでこの謎知識が活かせるとは思いませんでしたね。いつかは本格的なグリルを買って、バーベキューをするのが私の夢。



ワインについては語れない

これでワインについての知識があったらよかったんですけど。本当にアルコール苦手でほとんど飲まない人間なんですよね。

フレンチとかチーズが大好きだから、ワインが飲めたら楽しいだろうなとは思う。女の子とデートした時とかサラッとオススメのワインを言えたらカッコいい。

残念ながらワインを好きでもない私は、何がそんなに惹かれるのか共感はできない。あんなに美味そうなバーベキューを捨てて、ワインを選ぶなんて私にとっては理解もできない。

でも、ひたむきに父に反抗してまで自分の筋を通すのは素直にカッコいいなと。テイスティングに関してもイライジャは満足できてなかったけど、勉強して何かの知識を付けるって行為が私はすごく好きでして。

これを機にワインは苦手だけど、私も何か資格を取ろうかなと思っちゃうくらい。映画以外の知識も頑張ってつけたいよね。

 

ただ映画に関しては一番良い落としどころである、「父の店でワインソムリエになる」ってことが達成できなかったのが不満でしたね。ワインの勉強したいのは分かるけども、酒屋で働いている時点で女の子を虜に出来るくらい良いソムリエしてたじゃん?

せっかくの父の心遣いを「俺、パリに留学するから~」で断ったのが、中途半端に感じちゃう理由かなと。もし試験でマスターソムリエになったとしても、結局父の店はどうするんだろう。やっぱりソムリエとして働くんですかね?

そうなると前述したようにピットマスターがいなくなるから……。バーベキュー好きとしては、普通にワインは抜きでバーベキューの修業をする映画が観たかったなw



栓抜き

本作の邦題は『ワインは期待と現実の味』になっていますが、原題は「UNCORKED」、意味は「栓抜き」です。

これはいわゆる「オープナー」などの名詞ではなく、「コルクを抜いた」という意味の動詞です。たぶん。

最近の映画ってシンプルなタイトルが増えてきている気がしますよね。タイトルはめっちゃ重要だと考える私ですが、さすがに邦題「栓抜き」で公開したら誰も観る人いないだろとw

この感覚の違いは何なのでしょう?動詞オンリーでタイトル付けちゃう映画って日本じゃ珍しいと思うんだけども。すぐに思いつく邦画だと『ゆれる』とか『切腹』とか?切腹は動詞なんですかねw

逆に海外だと「FROZEN(アナと雪の女王)」とか、「Tangled(塔の上のラプンツェル)」とかシンプルなのが多い印象。まぁそれが海を渡った時に「Tangled」じゃ何の映画か分からなくなっちゃうんだけども。

センスのいい邦題が付けられた映画を集めてみよう

 

で、この「栓抜き」というタイトルについて映画が終わった後、少し考えてみたんですよ。

ワインの瓶のように、父とバーベキュー店に押し込められていたイライジャの解放。大好きなワインを学び、ソムリエになるためパリへ。そこで店を継ぐという圧迫感から解放されたのが、タイトルの意味なのかなと。

でも、最後にイライジャの栓を開けたのは父なんですよね。母を亡くしたイライジャを支え、道を示したのも結局は仲違いしていた父だったし。

そして象徴的に映し出されたいたイライジャがコルクを抜く場面。オープナーを使って、ラベルを剥がし、栓を抜く。その一連の動作もまた、タイトルへと繋がっていくワケで。

 

対して邦題の『ワインは期待と現実の味』は……。まぁそのままっすねw

嫌いなタイトルではないし、少なくとも原題のまま公開するよりは全然良い。一瞬ドキュメンタリー映画なんじゃないかと思いましたが。

そう考えるとポスターの方もですね。ソムリエがワインセラーを背景にワインについて語る作品に見えるから不思議。

まとめ

 

バーベキューを語りたい!!

 

映画とは全く関係ないし、収益もまったく期待できないけど、バーベキューについての記事書きたいっすw

たぶん映画のレビューより熱込めて欠けるんじゃねーかなー。映画のようにいつまでもネタがあるわけじゃないんで、語るっていう1記事だけですけど。

 

以上!!!

 

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