Netflix映画『ザ・コール』感想 時を超える電話で絶望の彼方へ

どーも、スルメです。

今回はNetflixで配信されている『ザ・コール』について語っていきます!

本作の第一印象としては

・サスペンス版『オーロラの彼方へ』

って感じです。Netflixの映画で言ったら『嵐の中で』とかに近いかも。

『オーロラの彼方へ』というのは、子どものときに亡くなった父と時を超えて電話する、タイムトラベル系の映画でして。実際にタイムトラベルするのは声だけで、「どうやって父の死を回避するか」に焦点が置かれています。

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『オーロラの彼方へ』が心温まる系映画だったのに対し、『ザ・コール』はゾッとする映画でしたね。

電話タイムトラベルを悪用したらどうなるのか

の部分が描かれていまして、ホラーではないものの、サスペンスなストーリーが展開します。要は「タイムトラベルっていいことばかりじゃないよね」って話ですわ。

そんな感じで、詳しく感想を書いていきたいと思います!

ザ・コール

監督リー・チョンヒョンウ
脚本リー・チョンヒョンウ
出演者パク・シネ、チョン・ジョンソ、キム・ソンリョン
製作国韓国
上映時間1時間52分

ザ・コールの評価

 

★6

 

映画の設定に関しては、正直新鮮さは感じません。

『オーロラの彼方へ』だけでなく、最近だと『ドント・レット・ゴー』とか、アニメならシュタゲとか、いわゆる「データだけタイムトラベル」映画は何作もあります。

なので序盤の展開は「まぁ、そうなるよね」状態。

むしろ「ループもの映画」の最初の30分のように、「その設定知ってるから早く本題はいって!」ともどかしい気持ちになるわけですよ。

しかし、中盤に入ってからは映画の印象が一変!一気にサスペンス要素が強くなり、体験したことないストーリーとなります。

ただですね。若干タイムトラベルの設定に違和感を感じる…。なんというか「反映されるのが遅い」のです。

その辺も含めて、以下の感想にまいります。

ここから先は映画のネタバレが含まれます!!

 

ザ・コールの感想(ネタバレ)

主人公のソヨンは幼いころの小火が原因で、父親を亡くした女性です。彼女は久しぶりに実家に戻ってくるのですが、そこにあった古い電話が鳴り響きます。電話の相手はかつてこの家に棲んでいたヨンスクで、「母に殺される!助けて!」と助けを求める声が…。

ソヨンはこの電話が20年前とつながったことに気がつき、ヨンスクに打ち明けます。すると、電話の向こうから20年前はじめて家に訪れた時のソヨンたちの声が聴こえ、そこには死んだはずの父の声も…。ヨンスクは過去を変え、ソヨンの父を救うため、小火を止めにいきました。

すると!ソヨンの父が復活!母との仲も良くなり、一家そろって幸せな生活を…。と、思ったら、家族との生活を優先するソヨンに対し、ないがしろにされたヨンスクが爆発!徐々にやべーやつの色を見せてきますw ヨンスクは母から虐待されており、幸せなソヨンに憤りを感じていたのです。

しかし、ソヨンがネットで見かけた記事により、ヨンスクが今日母に殺される事実を知ります。そのことをヨンスクに教えたことで歴史が変わり、逆にヨンスクが母を殺してしまうのでした。さぁ、殺人鬼の誕生ですw

ソヨンはヨンスクの正体に気がつき、電話にも出なくなるのですが、それが引き金となって、さらなる事件が!幼いソヨンを誘拐し、時を超えた人質作戦を開始。その家族まで手にかけようとしますが…。

ここまでが中盤までの展開。『オーロラの彼方へ』と同じ展開かと思いきや、まさかのサスペンスですよ。そもそも電話の相手が殺人鬼予備軍みたいなやつで、タイムトラベルを使ったことで、ヨンスクの殺人衝動を目覚めさせてしまったんですね。

こういうのって『ハッピー・デス・デイ』とかのブラムハウスが好きそうなネタだよねw 僕もタイムトラベル系映画大好きなんで、この手の作品は好みではあるのですが…。正直「電話の相手が殺人鬼」の部分しか驚きはない。ラストに関してもどんでん返しっぽく仕上げてますが、?マークが浮かぶばっかりでありまして。

『シュタインズゲート』で描かれたように、「タイムトラベルって怖いんだよ?」って部分をサスペンスに盛り込んだ作品だよね。その盛り込み方が上手だし、サスペンスとの相性の良さにも改めて気がついたけども。

 

あとはタイムトラベルについての違和感の部分ですかね。

この映画って

ソヨンが過去に電話⇒その情報をもとにヨンスクが行動⇒ソヨンの現在が変わる

ってシステムで動きます。例えば、父を生き返らせるときも、「ソヨンが父のことを話す⇒その情報を知ったヨンスクが行動⇒父が生き返る」ってなるんですが、これっておかしくね?

科学なんて全然詳しくない僕ですが、「ソヨンが父のことを話す⇒その瞬間に父が復活」じゃなきゃダメじゃね? だって「その情報を知ったヨンスクが行動」の部分はソヨンにとっては過去なわけで、「ソヨンが父のことを話す」をした時点で、過去改変は起きると思うの。

もちろん映画的にはヨンスクが動くところを見せたいのでしょうが、未来にいるソヨンがソワソワしているのはおかしい。だってヨンスクの行動はソヨンにとっては過ぎ去った過去なんだから。

観ている人がどれだけいるかわからんけど、シュタゲの場合はDメールを送信したら速攻で過去改変が起こります。過去にメールを送って、届いた人がどんな行動をするのかソワソワ待ってる時間なんてありません。情報を過去に送った時点で、現在が変わらなきゃ変でしょ。

そう考えると、映画のストーリーの全般が違和感たっぷり。ラストのシーンなんて母に電話した時点で、現在が変わってなきゃ。いろいろ考慮するとストーリーがごちゃごちゃになって、観にくい映画になっちゃいそうですがw

えー、そんな感じで。

設定は面白かったけど、タイムトラベルの流れだけはどうしても気になる映画でございました!

以上!!!


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