映画『魔女がいっぱい』感想 このアン・ハサウェイは恐すぎるだろ・・・

どーも、スルメです!

今回はアン・ハサウェイの主演作『魔女がいっぱい』の感想を書いていきます!

本作のポイントとしましては、

  • アン・ハサウェイのめずらしい悪役映画
  • 子供心に恐怖心を植えつける割とホラーな作風

の2点!

アン・ハサウェイが好きな人にはいいのか、悪いのか…。とりあえず、これまで演じてきたどのキャラとも違う「魔女」であることは保証しましょう。

魔女がいっぱい

魔女がいっぱいの作品紹介

監督ロバート・ゼメキス
脚本ギレルモ・デル・トロ 他
出演者アン・ハサウェイ、オクタヴィア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ 他
製作国アメリカ
上映時間1時間46分

監督のロバート・ゼメキスは、僕の一番好きな映画でもある『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の監督ですね。ほかにも『フォレストガンプ』とか、最近だと『マリアンヌ』とかが比較的評価高かった気がします。

で、脚本には『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を獲得したギレルモ・デル・トロ。ファンタジーといったら…の人なんで、脚本にも期待が持てると。

さらにさらに、製作にはデル・トロと同じメキシコ人監督である、アルフォンソ・キュアロンも名を連ねていたりと、かなり豪華な布陣でございます!

キャストは『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』のオクタヴィア・スペンサー、『キングスマン』に出演していないスタンリー・トゥッチなどなど。ナレーターにスタンドアップコメディアンのクリス・ロックもいたりして、制作陣に負けないメンバーがそろってますね。

魔女がいっぱいの評価

 

★5

 

たまーに「ドラえもん」とか「クレヨンしんちゃん」のホラー回が話題になることがありますが、本作はまさに「子ども向けアニメのホラー回」といったノリ。

それが大人でもしっかり怖いんだけど、一応原作が児童小説なので、ダークな雰囲気にはならないんですね。「怖いけどまぬけ」って感じでして、基本的に悪役も主人公たちも行動が「まぬけ」ですw

「まぬけ」ってのは悪い意味で言ってるんではなく、「大人であるにもかかわらず行動原理が子ども」って意味でして。その辺ものちほど詳しく書きますが…。

単純明快で楽しい映画だけども、そのぶん浅いよねって。それ以上でもそれ以下にもならない映画でありました。

ここから先は『魔女がいっぱい』のネタバレを含みます!

魔女がいっぱいの感想(ネタバレ)

事故で両親を失った男の子は、明るく元気なおばあちゃんに引き取られます。両親の死のショックからふさぎ込んでしまう男の子でしたが、おばあちゃんの努力もあって次第に回復。一般的な生活が送れるようになりました。

しかし、街の商店で偶然にも魔女と遭遇。「魔女に狙われたら逃げられない」とのおばあちゃんの意見もあり、ふたりで高級ホテルへと逃げることに。これで安心かと思われましたが、運悪くそのホテルに魔女の集団がやってきて、集会を開いてしまいます。

「人間の子どもをすべてネズミにする」という思想で動いていた魔女に捕まった男の子は、魔女の思惑通りネズミに変身させられ、追われる身に。おなじくネズミにされたふたりの子どもたち、そしてブードゥーの秘術に精通しているおばあちゃんと協力し、魔女たちと戦っていくのですが…。

ここまでが序盤のあらすじ。

本作の特徴としては、まず怖い。とにかく怖い。何が怖いってアン・ハサウェイ演じる大魔女がね。口は耳元まで避けてるし、頭はスキンヘッドだし、人間ばなれしすぎてる!あんなに美しいのに!

登場する魔女たちにはいくつかルールというか、生態というかがありまして、まずは「髪の毛がない」。これはかつらをかぶることで隠していますが、ノリが頭皮についてかゆいみたい。2つ目が「子どもが大嫌い」。存在がというよりもにおいが嫌いらしい。「子どもがクセ―から全部ネズミにしちゃおうぜ!」っていう、「お前らが一番子どもだろ!」とツッコみたくなる思考で動いていますw

あとは、子どもの臭いをかぐときに鼻の穴がデカくなるとか、指が3本しかない、にんにくが嫌い…などなど。指が少ないのはひと悶着あったらしいですけどね。日本でもゾーマとかピッコロとか4本指のキャラクターは規制?されていますし、いろいろなところに気を遣っているのだろうと。

まぁ、ここまで書いたらおわかりのように、この魔女たち、めっちゃ化け物みたいなデザインなんですよw ここまで化け物じみた魔女っていたかなっていうくらい。この映画、子ども向けを装っていますが、小学校低学年くらいだったら泣く子がいてもおかしくないんじゃね??

それでいて「子どもはみんなネズミじゃ!」ってまぬけな思考だから、ちょっと面白いんだけれども。完璧すぎるバケモンだったらネズミにせず殺しちゃうだろうし、児童小説ならばこれくらいの「まぬけさ」が面白いのかもしれん。

 

って感じでアン・ハサウェイ演じる魔女を褒めてまいりましたが、本作のMVPは残念ながらアン・ハサウェイじゃない!

おばあちゃんを演じたオクタヴィア・スペンサーである!!

おばあちゃんは子どもたちの唯一の味方なんですが、登場シーンからグッと持ってかれましたね。そもそもオクタヴィア・スペンサー自身がとんでもない演技力と表現力の持ち主であるにも関わらず、サポートに徹してる時点で凄い。かといって、重要な場面(レストランでのシーン、大魔女と対峙するシーンなど)では、アン・ハサウェイに負けない、むしろ勝ってるんじゃないかってくらいのパワーを見せてくると。

これはヒース・レジャーの演技が注目されがちな『ダークナイト』における、ゲイリー・オールドマンって感じでして。一番の演技を見せている人こそ、映画に溶け込みすぎてるってやつね。もし、もう一度観に行く、これから観に行く人がいたら、オクタヴィア・スペンサー演じるおばあちゃんに注目を!

 

あと意外だったのが、ネズミにされた子どもたちのその後。普通の映画では「魔女にネズミにされちゃった」ってなったら何かしらの方法を導き出し、最後には人間に戻ってハッピーエンド!って感じじゃないですか?

しかしながら、本作ではネズミになったら二度と人間には戻れません。なんとも厳しくも残酷な現実を見せてくる映画なのよ。ってことでラストまで人間には戻れず、ネズミのまま生きていくとw

ただ、本作においては「人間に戻る」ことがゴールじゃないんですね。別に人間に戻れなくたって、一生ネズミのままだって、おばあちゃんや仲間たちと幸せに暮らせればそれでハッピーエンド。「別に姿かたちがどうだって、楽しけりゃよくね?」と、人間の真理をつくようなラストなわけで。

僕はネズミで生きるの絶対嫌だけどねw そもそも潔癖症だし、ゲームできなきゃたぶん死ぬ。

 

以上!!!


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