どーも、スルメ(@movie_surume)です。
これはもう映画ファンにとっては至福以外の何物でもないんじゃないですか?
『TENET テネット』はクリストファー・ノーラン監督最新作でありまして。それも20年近く構想を続けていた、超大作です!
僕のノーランとの出会いは『バットマン ビギンズ』からの『ダークナイト』でした。
個人的にはバットマンから入るパターンと、『インセプション』から入るパターンがあると思っているのですが、どうでしょう?
古参の方なら「いやいや、『メメント』からだろ!」って人もいるかもですが。
その後も『インターステラー』に『ダンケルク』と、ストーリーも映像も素晴らしい名作を生み出しています。
「結局、一番好きなノーラン作品は?」と聞かれると、まぁ『インセプション』か『インターステラー』か『ダークナイト』か『メメント』になるかなw
一番はごめん。決められないや。
えー、そして今回は普段あまり利用しないIMAXで鑑賞して参りました!
しかもIMAXレーザーなるスゲェヤツにしてみた。たぶんシネマサンシャインオープン以来、1年ぶりくらいかな。
正直IMAXって比べてみなきゃ僕にはわからねぇw スクリーンがデカくても5分で慣れるし、基本は利用しないんですけどね。
ただ、今回はスケジュールの問題と、ノーランの新作は毎回IMAXで観ているため、選択してみました!
久しぶりのIMAXはやっぱりデカくて、音がうるさくて、そしてすぐ慣れた
※この記事はネタバレを含みます!
TENET テネット
あらすじ
「ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」など数々の話題作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン監督によるオリジナル脚本のアクションサスペンス超大作。「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。
映画.comより抜粋
監督
メガホンを取ったのは、映画ファンからの人気が高いクリストファー・ノーラン。
時間が逆に進む『メメント』から始まり、バットマンのオリジンを描いた『バットマン ビギンズ』、今もなおアメコミ映画の最高峰に位置する『ダークナイト』、”夢”をテーマにした『インセプション』、数々のSF要素を含んだ『インターステラー』などなど、作る映画はどれも傑作ばかり!
僕は唯一『インソムニア』だけ観てないんですよね~。短編映画も含めればもっとあるんですけれど。
今作は『メメント』から取り入れられていた時間がテーマということで。タイムトラベル映画大好きな僕も大きな期待を胸に鑑賞して参りました!
キャスト/キャラクター紹介
ジョン・デヴィッド・ワシントン/名もなき男
俳優のデンゼル・ワシントンの長男です。
『ブラック・クランズマン』でKKKを相手に戦う黒人刑事を演じていました。
ロバート・パティンソン/ニール
色気のある役が印象的な俳優。最近ではトム・ホランドとの共演作『悪魔はいつもそこに』に牧師役で出演していました。
【関連記事】『悪魔はいつもそこに』感想 不思議な因果が巡る群像劇
ケネス・ブラナー/アンドレイ・セイター
最近は俳優よりも映画監督として作品に携わるほうが多いような気がします。今年公開の『ナイル殺人事件』では、名探偵ポワロを演じると同時に、監督も兼任しています。
本作では主人公たちと敵対する武器商人の役。ただの武器商人ではなく、世界を危機に陥れる重大な秘密を持っています。
エリザベス・デビッキ/キャット
有名役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』のアイーシャですかね。あの金ぴかな異星人。
本作ではセイターに支配される妻の役を演じています。
マイケル・ケイン/マイケル・クロズビー
僕が思う最も偉大な俳優のひとり。
ノーランとは『バットマン ビギンズ』以来、毎回タッグを組んでいる常連俳優ですね。
評価
僭越ながら『TENET テネット』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・
7
★★★★★★★☆☆☆
シンプルに面白かったけどね?
ネットを見てみると「難解」とか「複雑」といった感想がありますが、僕個人としては「普通に面白かったよ」って感じです。
正直、僕は無学な人間ですのでSFのことを言われたって理解はできませんw 映画の中で紹介される時間逆行についても、「なぜその仕組みで動いているのか」は解説できるほど、理解していないといえるでしょう。
ただ、本作が科学知識のない僕のような人は楽しめないのか?と言われたら、はっきりと違うといえます。ノーラン監督作品を楽しめる人であれば、本作も楽しめるはず!
そもそも『インセプション』も『インターステラー』も僕は100%理解しているとはいえません。今回の『テネット』も深い知識を持ち合わせていれば、もっと楽しめたと思うんです。
ただ事前に物語の内容を知るのも嫌だし、試写で観たであろう方々の解説記事にも一切目を通しませんでした。そんな僕でもストーリーの流れを見失わないくらいには理解できたし、十分楽しめたと思っています。
ということで、あまり難しく考えずに鑑賞しても大丈夫かと。まぁ僕の意見ですが。
というのも、確かにSF設定や時間逆行というなのタイムトラベル要素も含まれているのですが、ストーリーの大部分はスパイアクションです。
前半部分では大規模な時間逆行も発生せず、緩やかに期待値を高めるかのようなストーリー展開が続きます。そして終盤に進むにつれて、徐々に時間逆行の要素が取り入れられ、タイムトラベル映画おなじみの伏線回収が用意されています。
ちょっと僕が気になるのは「時間逆行」の性質上、ふたつのストーリーが同時に進むシーンがあるんですよ。しかも片方は時間逆行しているから、爆破された建物は巻き戻り、発射された銃弾は弾倉へと帰ってくると。
キャラクターは空気を吸入しているかどうかで見分けることができるのですが、最初の時間逆行のシーンは戸惑うかも。というか、この設定がはじめての経験だから、飲みこんで喉を通り過ぎるまでに少し時間がかかると思います。
ノーランは毎回「その設定に触れるのはじめて」という経験をさせてくれるんで、『インセプション』でも『メメント』でも最初はちょっと戸惑うんですよね。そこを乗り越えた方なら問題ないとは思いますが。
あと触れておきたいのは終盤の大規模戦闘。
これはノーランの集大成じゃないかとも思う、『テネット』の顔となるシーンでして。
映画オリジナルの要素+戦闘のシーンは『インセプション』でも観ましたが、そこからさらに進化したシーンであったといえます。
本当ならばラストシーンまで触れて、解説的な記事を書こうとしたのですが、あまりネタバレしたくないので割愛。
僕の持論で「タイムトラベル映画において顔の見えない”謎の男”キャラはたいてい未来の自分、もしくは仲間」というのがあるんです。
それが頭に叩き込まれているから、予想はできるんだけど、時間逆行の設定が上手い具合に他のタイムトラベル映画との棲み分けができている作品でした。
キャストに関してはケネス・ブラナーとロバート・パティンソン。このふたりが支えていた印象。まぁ、単に僕の好みでもあるんだけどw
ケネス・ブラナーは『オリエント急行殺人事件』で紳士のポワロを演じて、監督も出来て、悪役もうまい。もうこれ以上何を望めばいいんだって感じですよね。
ロバート・パティンソンはついこの前、嫌なやつを演じていたと思ったら、今作では主人公の相棒役。信頼できるヤツなんだけど、ちょっと秘密があるって男です。
これは後に続く『ザ・バットマン』も楽しみになってくる演技でしたわ。最初は「トワイライトの人?バットマンやるの?」って印象だったけど、期待が高まる一方です。
まとめ
僕は難しいこと考えずに、一観客として楽しめました。
これまでマジで分からなくて途中であきらめたのは『ヴィデオドローム』くらいだからね。
あれは難解なのかすらわかってないけれども。
次のノーラン作品は何年後になるのかな?今までのペースで行けば2024年とか、その辺には公開できそうですが…。
残念ながら、今は映画制作も公開もむずか意思時期ですからね。
この先どうなることやら…。
以上!!!
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