映画『スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼』ネタバレ感想

 

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

『スマホを落としただけなのに』ってタイトルめちゃくちゃキャッチーだし、一発で映画の内容が理解できる秀逸なタイトルだと思っていまして。

タイトルと設定だけなら世界にも通用しますよね。だってみんな基本的にはスマホ持っているし、スマホの中はプライバシーだらけですし。

しかしながら前作の中身はというと、あまり好きになれなくて。

 

北川景子さんの美しさは痛いほど伝わってきたんですけどね~。物足りなさがあったのよ。

まぁあの映画が初の成田凌だったし、彼を知れたことでプラスになっているはずだけども。

 

一応前作のストーリーを解説しておきますと、主人公(北川景子)の恋人がスマホを落としてしまい、ヤバい奴に拾われます。

そこからあの手この手でネットを使ったストーキング行為を始めるお話。なかなか犯人がサイコだったイメージ。

私もスマホ落としたことあるし、ヒッチハイカーの一家に襲われる映画よりは怖かった。だって身近すぎるんだもん。

 

さて、続編である「囚われの殺人鬼」はヒロインが白石麻衣さんに代わり、前作のキャラクターもちょくちょく登場しているようで。

なんとなく「前作観なくても大丈夫なんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、絶対に観た方が良いです。はい。

 

では、レビューに参りましょう!

 

※この記事はネタバレを含みます!

スマホを落としただけなのに2

あらすじ

長い黒髪の女性ばかりが狙われた連続殺人事件の解決から数カ月後。同じ現場から新たな身元不明の死体が発見された。捜査にあたる刑事・加賀谷は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野のもとへと向かう。獄中にいる浦野が口にしたのは、浦野が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物だった。一方その頃、加賀谷の恋人である美乃里に謎の男の影が迫っていた。

映画.com

監督

メガホンを取ったのは前作から引き続き中田秀夫監督。

完全にホラー映画監督なイメージがあるけど、間違ってないですよね?

『リング』とか『仄暗い水の底から』で世界にJホラーを知らしめた監督です。

正直日本のホラーは怖すぎて得意ではないので、そこまで監督作を観ているワケではないのですが……。

『リング』辺りは好きですが、『クロユリ団地』微妙過ぎてね。避けていた部分もあったかもしれない。

キャスト

前作で影を残しつつ明かされずに終わってしまった、千葉雄大さん演じる加賀谷が本作の主人公。

「一時はコイツ絶対犯人だろ……」って思いながら観ていたんですけどねw あ、前作の犯人は後で書きますね。

小説では別のキャラクターが主人公だったようですが、一つのキャラ(加賀)に統合されてしまいました。

 

その他のキャストは乃木坂46の白石麻衣、前作から引き続きヤバい奴を演じる成田凌、そして明らかに重要人物といえる井浦新などなど。

恐らく顔出し程度だと思いますが、北川景子さんや田中圭さんなど前作のキャストも出演しています。

評価

僭越ながら『スマホを落としただけなのに2』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・

 

★3

 

レクターだけじゃダメだな

まずひとつ。成田凌さんは良かった!

浦野も前作に増してヤバいオーラ出しまくってたし、実際に物語を動かし続ける重要人物だし。

この立ち位置はやっぱりハンニバル・レクターを意識していますよね。さすがに人を喰うレクターほどインパクトがあったかと言うとアレなんですが。

でも浦野は他の登場人物たちをいいように動かして、キメるところはキメてくれました。

 

ただレクターに準ずるヤツががいたからといって、本作が『羊たちの沈黙』になることはありません。

確かに浦野のキャラと成田凌さんは好きになれますが、他は何とも言えず。

『羊たちの沈黙』はレクターがいて、クラリスがいて、テッド・タリーやジョナサン・デリの力があってのことですから。レクターだけが凄かったワケじゃない。

そもそも今回は「スマホを落とす」ではないですからね。強いて言うなら「Wi-Fiを繋げただけなのに」です。

一応最後にそれっぽい設定が追加されているんだけど、なんだかなぁ……。

 

ここから先は『スマホを落としただけなのに2』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!

感想(ネタバレ)

 

Wi-Fiを繋げただけなのに

冒頭は前作の主人公二人の結婚式のシーンから。

お祝いのために訪れた刑事の加賀谷学(千葉雄大)と、その彼女の美乃里(白石麻衣)は麻美たちを祝福しながらも、帰り道で険悪な雰囲気に。

別れ話を切り出した美乃里は友人と共にカフェで彼氏のグチを叩いていましたが、突然癒されたくなったのかフクロウの動画を観るためカフェのWi-Fiに接続してしまいます。

この時接続したWi-Fiによって美乃里のスマホはウイルスに感染。情報を抜き取られることになります。

 

ここまで観ると、私たちの周りで起きそうな犯罪を描いた映画の予感がしますよね。カフェのフリーWi-Fiなんて、私も日常的に接続していますし、そこまで危機感を持ったこともありませんでした。

正直ここで白石麻衣さん演じる美乃里がヤバい奴に私生活覗かれる映画になっていれば、私はもっと好印象を抱いたかもしれません。

しかし!この設定はそこまで物語本編と関わらないんですよね~。

ほら、この映画のタイトルって「スマホを落としただけなのに」じゃないですか?だからネットに無知な一般人が知らず知らずのうちに犯罪に……って映画だと思うはずなんですよ。

前作は基本的にはその流れでしたよね。

 

ただ本作は正直スマホは本筋とはそこまで関係ない。なんだか出来の悪い『羊たちの沈黙』が目の前にありました。

ここで登場してくるのが前作でスマホを使った連続殺人を行った浦野(成田凌)。そして彼のネット犯罪の師である「M」と名乗る人物です。

限りなくダサいハンドルネームな「M」ですが、超凄腕ブラックハッカーで殺人も厭わない犯罪者。加賀谷はなんとか捕まえようと持ち前のネット知識を使って捜査を行いますが、一向に尻尾を掴めない。

 

そんなときに事件解決に協力するのが前作で戦い、加賀谷が逮捕した浦野なのです。浦野のいる留置所に入るシーンはクラリスとレクターのファーストコンタクトを思い起こさせますね。

一応二人の共通点として母に対してのトラウマがありますが、そこまで二人の信頼関係が……とかはない。

そして二人は協力して「M」の逮捕に乗り出すのですが、そこは浦野。加賀谷にバレないよう、ちゃっかりと裏工作を行っていたのでした~。

あれ?白石麻衣は??中盤以降ちょっとずつ事件と関係を持ち始めますが、映画としてはスマホが乗っ取られているよりも「M」逮捕が大事なようです。

それも「M」が美乃里のスマホを乗っ取った犯人だと示唆され続けているからなのですが。ここまで匂わせられると「犯人はMじゃないパターンだな」と嫌でも分かるよね。

おい浦野!髪の毛どうした!

この映画で一番疑問だったのは犯人の正体よりも、浦野の髪色です。前作までは普通に黒髪だったのに、留置所に少しいたら全部白髪になってるって……。白髪?シルバーなのか??

何故誰も触れないんだろう?加賀谷とかも絶対疑問に思っているはずなんだよな。所持品が制限されている所内でブリーチかけたとも思えないし。

そこで登場人物たちに代わって、私が髪色が変化した理由を考えてみました。

 

すこしネットで「若者 白髪 突然 なぜ」と調べてみたところ、一番最初に目に留まった記事がコレ

強いショックを受けると、一晩で白髪になるってほんと?

 

記事の中の説話を借りると、マリーアントワネットがあまりのストレスで一夜にして白髪になっとか、ならないとか。

他にも漫画とかの過剰表現の一つとして、髪の毛が真っ白になるとかありますよね。

で、さすがに一晩とかで真っ白になるというのは無いと明言されていますが、ストレスによっては徐々に色が薄くなるというのはあるらしい。

ストレスといえば円形脱毛症が浮かびますがね。さすがにハゲてしまった浦野は見たくないよ……。

 

浦野は恐らく留置所の中でパソコンに触ることが出来ず、ネットとも遮断されていましたから。それでストレスが溜って髪の色が薄くなってしまったのでしょう!

確かに脱獄した後の裏のは黒髪に戻っていましたからね。

以上が皆さんが恐らく知りたかったであろう、浦野が白髪になった理由です!

 

※以下、完全にネタバレです。映画観ていない方は読まないことをオススメします。

事件の犯人とMの正体

一番怪しかった人物から。「一番怪しそうな奴は実は良いヤツ」という私の映画ジンクスは的中しました。

 

これまでMだと思われていた人物、井浦新さんが演じていたフードの男ですね。あの人は公安の刑事で、加賀谷が起こしたハッキングを捜査しているだけの人でした。

あれ?白石麻衣の裸覗いていませんでしたっけ?それは「捜査だから」という理由で有耶無耶にされるのでしょうか。

この人物はもし続編があるなら次こそメインキャラとして登場しそうです。

 

で、気になるMの正体は実は2人いまして。

今回主に動いていたMは加賀谷の元同僚であり、美乃里の上司でもある笹岡。実は加賀谷のことが好きで、加賀谷と作った会社を存続させるために金が必要だったんですね。

それと浦野に脅迫されて、警察署のサーバーへのハッキングも行っていました。

2人目のMは元々いたダークウェブで活動している犯罪者。しかし彼は前作より以前に浦野に殺されています。中盤で死体が発見されますが、これが本物のMでした。

 

つまりこの映画を通して追っていたMはほとんど浦野に操られていたと。笹岡も十分悪質な犯罪者ですけどね。

「囚われの殺人鬼」でありながらも、人を操つり犯罪を繰り返す。映画は好きにはなれませんが、浦野はいいよね。

 

まとめ

以前観た『見えない目撃者』で「邦画のサスペンスも負けてないなぁー」とか勝手に思っていたわけですが、これはちょっとなぁ。

もう少し「タイトル詐欺」といわれない映画をですね。

さすがに警察署ハッキングとかは現実離れしているような気がするけども、Wi-Fiから侵入の件は本当にありそうなんで、そこを攻めて欲しかったなと。

私なんて海外行くとWi-Fi乞食になりますから、スタバだろうが個人経営だろうが関係なしにWi-Fi繋いでますけどw

もしかしたらウイルスに侵されている可能性十分ありますよね?

別に私のデータなんてゴミのようなものなんで、お金以外なら盗まれても良いのですが……。

 

 

以上!!!

 

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