『佐々木、イン、マイマイン』感想 はじめて「共感」できた青春映画かも

どーも、スルメです。

ついに観ましたよ!『佐々木、イン、マイマイン』を!

Twitterで評判がめちゃくちゃ高くて、ずっと観に行こうとは思っていたんだけど、なにしろ都会でしかやってねぇ。

僕は東京の片田舎にいますから、まさに「スルメ都へ行く」状態なわけでw こんな時期ですから電車に乗るのも気が引けるし…。

ただですね、そんな苦労?ですら愛おしく思えるほど、『佐々木、イン、マイマイン』は名作でした!

そんなわけで、かなり出遅れたけど感想を書いていきたいと思います。

 

佐々木、イン、マイマイン

監督内山拓也
脚本内山拓也、細川岳
出演者藤原季節、細川岳、萩原みのり、村上虹郎 他
製作国日本
上映時間1時間59分

佐々木、イン、マイマインの評価

僭越ながら、本作の満足度を★10段階であらわすと・・・

 

★8

 

今年ベスト級の青春映画であることは間違いない!

いやいや、評判通り素晴らしい作品でございました!

とにかくね、主人公の心に残り続ける「佐々木」ってキャラが良い。演じた細川さんも完全になりきっているし、観客にとっても佐々木がスクリーンに映るだけでウワッと熱が上がる!

そして僕って基本ド陰キャなんで、「青春映画」に共感できることってまぁないんすよw

「学校イチの美人に告白される」とか、「部活で仲間たちと熱い汗を流す」とか、そんな生活とは無縁だったんで。

でもね。『佐々木、イン、マイマイン』に関しては別。たぶん「共感」という面では、青春映画で一番だったかもしれない。

 

映画だから多少誇張はしているし、現実とは違う部分もあるんですが、映画が進むにつれて

「こいつぁ、おれだぁ!!俺もこの通りだったんだ!」

って気持ちがこみあげてくる…!

たしかに僕にもふとした瞬間に思い出す学生時代の友人がいて、ソイツらが今の僕を形作ったといっても過言ではない。「もう二度と会わないだろうけど、あの時期めっちゃ仲良かった」みたいな友達って誰にでもいると思います。

映画においては「共感」の部分が必ずしも重要視されるわけじゃない。『ゴッドファーザー』とか、どこに共感していいのかも分らんしねw

でも、たまには「あれ、これって俺の映画かも」って思える作品があって、そういうのってすごく心に残るんだよね。

まさに『佐々木、イン、マイマイン』がそれ。苦しいけれども、二度と戻ってこないあの時期を思い出す、ある種の儚さがある作品でした。

 

※以下、ネタバレを含みます

 

佐々木、イン、マイマインのネタバレ感想

まず語りたいのが「佐々木」というキャラクター。

彼はどんな場所でも「佐々木コール」をされると、絶対全裸になる男です。「これ、退学になるよな…?」ってことも平気でやって、生き様を見せてくれる。

主人公はそんな佐々木と仲が良かった悠二で、基本的には彼の回想で物語が進行します。悠二は大人になって俳優をしているんですけど、思うようにはいかない。そんなときに自分の心の中で常に輝いているのが、佐々木です。

佐々木は悠二に影響を与えた男でして、彼が俳優をやっているのも佐々木の発言から。佐々木ってふざけているように見えて、人のことめっちゃ見てるし、空気読めなそうに見えて意外と気遣いできるやつなんですよ。そのことを悠二も分かっていて、「アイツって口軽そう」って発言に返す刀で「佐々木が一番口固いと思うよ」と言えるくらいの仲。

でも、佐々木は高校の時に親父が失踪、大人になってからはパチプロで食いつないでいるんですね。悠二とも会うことはほとんどなく、連絡も取っていない状態。

客観的にみると「あんなに仲良かったのに疎遠になるのかよ~」と思うわけですが、自分自身にもそんな奴がいっぱいいるんですね。

 

完全に僕の話になりますが、高校時代一番仲良かったといっても過言ではないSくん。

一緒にオープン前のスカイツリー行ったり、スノボ行ったり、ふたりでラーメン食って女の話したり…。高校時代を思い出すと、たいていソイツがいるんです。なんなら部活も同じだったし、帰る方向も駅まで一緒って感じで、ずっと喋ってた記憶がある。

大学も一緒だったんですが、入学をさかいに彼は大学デビューを狙っていたのか、距離を置き始めたんですね。僕は不登校だったんで会ってないものの、風の噂で「オールラウンドサークル(笑)」に入ったとか、フットサルやってるとか聞いていて、「アイツも変わっちまったな…」って。

それから1年くらい後。なぜか急にSくんから連絡がきたんですよ。で、そのラインの文面が

「儲かるビジネスあるんだけど、やらない?」

……その瞬間、友情が終わりましてねw まぁ一応話聞きに行ったら、怪しい大学生がそこにいて、ネズミ講の勧誘されるわけですよ。で、断ったら「君の人生はそんなんでいいの?」的な話をしてくる。

当時はSくんに対しての怒りがこみあげてきて、一切連絡を取らなくなりました。でも、今になると「たまには会って酒でも飲みてぇな」ってなるわけ。今でも高校から駅までの帰り道を夢で見るくらいには、Sくんといた時間は楽しかった。たぶん二度と会うことはないし、二度とあの道をふたりで歩くことはないんだけど、学生時代の「あの時間」は霞まないんですよ。

まぁ佐々木と比べると人間的にも大したことない奴なんですがw でも、僕にとっての佐々木は彼だし、ある程度の影響は受けていると思う。もしこの先会うことがあったら、ネズミ講に勧誘してきたことを肴に酒を飲みかわしたいですね。

 

 

最後にパチンコについて一つだけ語っておきたい!

映画でパチンコが登場すると大体話に出すんですが、まず「パチ=海物語」「スロット=ジャグラー」ってそろそろやめね?確かに一番有名だけど、さすがにキャラクター全部が海ってないわ~

あと、佐々木はパチプロになってて「ネットで調べれば勝てる方法なんてすぐに乗ってる」と発言。「今はサラリーマンがライバルだよ」と語りますが、元パチンカーとしてひとつ言わせてください!

勝てる方法がネットに乗ってたら、パチンコ屋つぶれてるよ。早く並んで目当ての台に座れれば勝てるなら、満員電車の時間はもう少し遅くなってるよ。

スロットなら確率的に勝てる方法はある。スロプロの人と仕事したこともあるし、確かにその人たちも「サラリーマンと大学生がライバル」って言ってたと思う。普通に天井狙いで打てるわけだからね。

でも、パチンコは釘勝負(最近は天井設定の台もあるらしいけど)。店と結託して台に細工しているとかじゃなければ、事前に「出る台」が分かることってまずない。釘師の人が従業員にも見えないように設定する店もあるくらい、そこは徹底しているんですよ。

まぁ、僕も最近はほとんどパチンコなんて打たないんで、詳細はわからないんですけどねw ネットで調べただけでプロのライバルになるのは、かなり難しいと思うよ。

 

そんな感じで。いつもはもう少ししっかり感想書くんだけど、今回は自分語りしたくなる映画だったので…。

とにかくめっちゃオススメなんで、ぜひ!

 

以上!!!

 

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