どーも、スルメ(@movie_surume)です。
先日Netflixで配信された『ノット・オーケー』が想像以上に面白くて。
正直、楽しみにしていた本作のことを忘れかけていましたw ごめんなさい。
⇒Netflixドラマ『ノット・オーケー』を観るべき5つのポイントと続編考察
さて、今回はエル・ファニング主演の映画
最高に素晴らしいこと
をレビューしていきます!
エル・ファニングがついにNetflixに降臨!あれ?前にもオリジナルシリーズに出たことあったっけ?
ちょっと前に行われたベルリン国際映画祭に出席したエルの美しい画像がありまして。
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ベルリン国際映画祭にて#ellefanning #エルファニング pic.twitter.com/rv9idnla61— Elle Fan_Japan (@JapanElle) February 27, 2020
いやぁ、もう天使!
ごめん。にわかファンだけど、つい言葉に出ちゃう。
他に彼女を表現する言葉ありますか?あったら教えて欲しいものですね。
ではレビューに参ります!
最高に素晴らしいこと
あらすじ
心にそれぞれ痛みを抱える2人の高校生が、インディアナ州の名所をめぐる学校の課題に取り組む中で、癒やしに満ちた時間をともに過ごし、深いきずなで結ばれていく。
・視聴ページへ⇒最高に素晴らしいこと
監督
メガホンを取ったのは『ハーツ・ビート・ラウド』のブレッド・ヘイリー。
本作で初めて知った監督ですし、過去作も観ていないんで比較は難しい。
この映画が好きになれたら、次回作までにチェックしときますw
キャスト
主演を務めるのは『パーティで女の子に話しかけるには』などでおなじみ、エル・ファニング。
日本でもかなり人気が高いですよね。『スーパー8』の頃から「この子ヤバカワじゃね?」って思っていました。
もちろんお姉ちゃんのダコタ・ファニングも好きですよ!
そして『名探偵ピカチュウ』でピカチュウの相棒(主人公)となったジャスティス・スミスが相手役です。
調べてみたら『ジュラシックワールド2』にも出演していたようで。
ごめん、キャスト以上に映画の内容そのものがあまり記憶ないw
その他キャストはキーガン・マイケル=キー、アレクサンドラ・シップ、ヴァージニア・ガードナーなどなど。
評価
僭越ながら『最高に素晴らしいこと』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・
★5
決して嫌いではない……が!
とにもかくにも、エル・ファニングが美しすぎる。何度も言うけど、それだけで1時間50分使える。
ストーリーとしては、心に闇を抱えた二人が次第に惹かれ合う……という定番なモノ。
批評家の間では評価が分かれるというか、低評価が続出しそうな作品ですが、私は意外とハマれる映画でして。
純粋にお互いが惹かれ合う様って良いよね。わざとらしくないし。
ただラストの展開については正直「ん!?」ってなったw
結局、彼は何をしたかったのか。随分と自分勝手だなぁと。
彼の心に抱えていた闇は、バイオレットほど詳しく描かれなかったし。どちらかと言えば、深掘りするべきはフィンチだったと思うのだけれど。
ここから先は『最高に素晴らしいこと』のネタバレを含みます!
まだご覧になっていない方はご注意を!!
感想(ネタバレ)
Netflix需要の高そうな…
この手の恋愛映画ってNetflixオリジナルに多い気がします。
ちょっと人から外れた、いわゆる変わり者の人が愛する人と結ばれるパターン。
キャラクターの特徴を付けるためには良いのかもしれないけど、結局大体の映画が同じように見えちゃうからな。
Netflixは顧客のデータをめちゃくちゃ持っている会社でして、売れる作品っていうのが事前に分かっているんですね。
この年代の人には、こういうストーリーが見られてるよ!
とか
20代男性の好きな女優は、この人とこの人!
みたいに。
映画もある程度の調査は行っていますが、Netflixほどデータを持っていない。
Amazonでもそうですが、これからはデータを持っていることが強くなる世界らしいんで。
自分たちで活用する以外にも、別の会社に売ったりもできるし。
どの作品を観ても「あれ?なんか既視感が…」と思うのは、データを基に制作されているからだと考えていまして。
あ、これ私の考えですよ。実際はどうなのか知らないですw
でも顧客データでシリーズの制作、中断とかを決めているのは事実。
ということで、本作も収集したデータを基に原作を選び、俳優を選びしたのかなと。
つまり需要が高い映画だと思うんだよね。
確かにストーリーもシンプルだし、旬の役者を使っているし。少なくとも私の需要は満たせてるワケで。
残念ながら完璧からは遠い映画でしたけど。
原作
原作はアメリカで発行された同名小説です。
日本でもタイトルは映画と異なりますが、翻訳されているようで。
原作は読んでいないのですが、邦題がフィンチ視点なことが引っかかる。
本作もW主人公だとは思うけど、完全にバイオレットにスポットが当たっていたよね。
だからタイトルも「僕の心が~」の部分を消したのでしょうか?
それは置いておいて、原作はヤングアダルト小説に位置しています。
日本ではあまり馴染みがないですが、アメリカではブームになっているらしくて。
ブームというか、もう定着しているのかな?
私のイメージでいうと、日本の「ライトノベル」辺りに相当すると思っています。
小説でもなく、漫画でもなく、児童書でもない。そうなるとラノベが一番近いのかなぁと。
他に映画化された作品としては『メイズランナー』や『ハンガーゲーム』、『トワイライト』などなど。
ティーンが好みそうな作品たちですが、本作もそこに位置しているようで。なんとなくターゲットにしている層を分かってもらえたかと思います。
これを大人が真っ向から評価するってかなり難しいような気がしたリ。
私は好きですけどね。心はいつでもティーンエイジャーなんでw
ラストの展開
正直ラストの展開には不満しかないです。
勢いだけで笑わせてくるコメディのよう。
笑わせるなら安っぽくても全然好きになれますが、この映画は悲しませようとして来ていますから。
悲しくて心が動かされる映画は理解できる。でも、そうじゃないんだよなぁ。
こんなに分かりやすく、唐突に悲しい展開を出されても、苦笑いしかできないよね。
ここでフィンチの抱えていたトラウマだったり、精神疾患がもっと描かれていたならば……。それとも私の読み取り能力が低いのか?
なんだか突然ガンになったり、通り魔に刺されたりする映画を思い起こさせます。
精神疾患が原因で死んだというより、作り手に殺された感じがしちゃうのよね。
私はダメですね。この手のラストは。感動した人がいたらごめんなさい。
こういう場面で素直に感動できない人間なのです。
中盤の車から降りてキスするシーンとか、靴投げるシーンとか凄い好きだったけど。
あとジェットコースター乗るシーン。ラスト以外だったらステキな映画でした。
まとめ
エルはやっぱり可愛かった!!
そしてジャスティス・スミスも悩める変わり者男子が上手でした。
お父さんに朝帰りした理由を話すシーンとかね。お互いがお互いのことを庇うとことか、ああいう些細な恋愛描写が大好きなのです。
ただラストは映画ではなく、その裏にいる制作者たちの意図が見えてくるようで、好みではありませんでした。
いやぁ、悲しい!!
以上!!!
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