映画『ロケットマン』ネタバレ感想 エルトンを語るなら型破りでなくては!

 

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

いよいよ来てしまいましたか。この映画を観る時が。

エルトン・ジョンを『キングスマン』のタロン・エジャトンが演じるって聞いたときから、ずっと楽しみにしてきたんですよ!

今年は毎月のように「ずっと楽しみにしてたんだよ!」って映画が公開されるからね。一周回って幸せ疲れなんですわ~w

 

というワケで今回レビューするのは伝説的シンガー、エルトン・ジョンの半生を描いた映画

 

『ロケットマン』

 

であります!

 

エルトンの曲はね。有名曲は洋楽好きな友人の影響もあってある程度聴いていたし、映画前のテンションを上げるために最近ずっと聴いてましたから!

ただフレディ・マーキュリーの時とは違って、”エルトン・ジョン”という人物はイマイチ掴むことができずに公開日を迎えちゃったんですよね…。

ということは!逆に新鮮な気持ちで映画を楽しめるんじゃないかと、ポジティブな気持ちに切り替えて作品に臨むことにしました!

ロケットマン

あらすじ

イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。

映画.comより抜粋

監督

本作のメガホンを取ったのは俳優としても活躍するデクスター・フレッチャー

去年公開し、大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』の代打監督でもあります。

『ボヘミアン・ラプソディ』は製作の途中で本来の監督だったブライアン・シンガーが降板しましたからね。お騒がせ監督の後を継ぎ、あれほどの完成度に仕上げたのはフレッチャー監督の功績が大きいと思います。

キャスト

主演を務めたのは『キングスマン』、『ロビンフッド』のタロン・エジャトン

これまでは”タロン・エガートン”と訳されていましたが、来日時のインタビューで「エジャトンの方が好き」と答えていたみたいなんで当ブログでも”エジャントン”で行きますw

調べてみるとエガートンは誤訳らしいですね。これまで間違っててすいません…。

 

共演は『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『ゲームオブスローンズ』のリチャード・マッデン、『ジュラシックワールド』のブライス・ダラス・ハワードなど。

評価

僭越ながら『ロケットマン』の満足度を★10段階で表すと・・・

 

★8

当ブログの採点基準について

 

これが新しい伝記映画の形だ!!

『ボヘミアン・ラプソディ』とはまた違ったロックスターの描き方。あぁ、こういう形もアリなのね。

『ボヘミアン・ラプソディ』が伝記映画にミュージカル要素を加えたって感じなら、『ロケットマン』はミュージカル映画に伝記要素を加えたような作品。似ているようで少し違う。

エルトンを中心にして起こるミュージカルシーンはこの夏映画館で観るにふさわしい迫力とノリに満ちているし、聴きなじみのある名曲が連続する2時間の充実さがハンパじゃない!

失礼ながら私はエルトンのストーリーよりもミュージカルシーンに目が行ってしまって、既存曲を使ったミュージカル映画としては最高峰なんじゃないかと。

 

そして頭が禿げあがったエルトン・ジョンを演じるタロン・エジャトンの演技。

二カッと笑った時の顔が実際のエルトンそのままでしたが、完璧な再現というよりも伸び伸びと演技している印象を受けました!

これは映画自体も同じかな。エルトンの半生を再現する試みをドキュメンタリーのように描くのではなく、映画的演出を効果的に使って表現すると。

決して重くならず、とっつきやすい軽さとエルトンに対するリスペクトが込められた作品なので、エルトンを知らない若い世代にも全然オススメできる映画でしたね。

 

ここから先は『ロケットマン』のネタバレを含みます!!

まだご覧になっていない方はご注意を!!

感想

 

タロン・エジャトンとエルトン・ジョン

まず初めに私が思うタロン・エジャトンがエルトン・ジョンを演じることの素晴らしさを紹介しようかと。

 

『キングスマン』で爆発的に知名度が上がってからタロン・エジャトンは多くの作品に出演してきました。その中に一つにイルミネーションエンターテイメントが作った『シング』って映画があるんですね。

『シング』は動物だけが生きる世界で音楽オーディションを行うってストーリーで、タロンは歌はうまいけど犯罪者の父を持つゴリラの声を演じていたんです。

で、ラストの本番ステージでタロン扮するゴリラのジョニーが歌った曲が『I’m Still Standing』

そう、エルトン・ジョンが1983年に発表し『ロケットマン』でも使われた楽曲です!

エルトンを演じる前にエルトンの曲を別の映画で披露するなんて、運命感じません?

 

でもタロンはそれだけじゃない!

2017年に公開された『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、スパイとして活躍するタロンが敵に囚われているエルトン・ジョンご本人を救出するってストーリーがあるのです!

彼の曲を歌い、悪の組織から救出したタロン・エジャトンがついにエルトンを演じる。なんか凄いよね?

 

それだけエルトンと関わりが深いから余計に本作にのめりこめるんですよ。観ている方も、たぶんタロン自身も。

映画の冒頭は奥の扉からエルトンがこちらに向かって歩いてくる映像から始まります。お決まりのド派手な衣装を着て、サングラスをして堂々と歩いてくる。

もう、このシーンを観ただけで映画にグッと引き込まれるし、タロン演じるエルトンのすべてが分かるような気がするんだよね。

普段の温厚なタロンからは想像もできないくらい短気で、非常に繊細な心情を持つエルトン。ドラッグやアルコールに溺れるシーンからノリノリのミュージカルシーン、印象的なライブシーンに至るまで映画本編中にタロンの影はなく、ずっとエルトンのままなのです。

それでいて堅苦しくなくエルトンに囚われていない感じ。うーん、なんと表現すればいいんだろうw

とにかくエルトンを再現して最後までエルトンだったけど、エルトンの”コピー”じゃない。あくまでタロン・エジャトンが演じるエルトン・ジョン。

自分の表現力、語彙力が乏しいのが悔しい……!

絶妙なリアリティ

本作は某映画が言うような「突然踊りだす」ミュージカル映画です。

だからミュージカルシーンはもちろんフィクションだし、実際のエルトンが曲を発表した時期とは大きく異なるん場合があります。伝記映画でありながらフィクションな部分を多く使ってるのね。

私が思うにミュージカル映画の「突然踊りだす」シーンって登場人物の心情を表す表現の一つなのよ。

そろそろ恋が始まりそうだったら「A Lovely Night」を踊るし、嬉しければ雨が降ってても「Singin’ in the Rain」を歌ってしまうと。

 

それを踏まえて本作のミュージカルシーンを観てみると、映画序盤からエルトンの音楽性や抑えきれない感情が上手く表現されているんですね。

特にタイトルにもなっている「ロケットマン」のシーンなんかはそれが顕著でして、なんだか分からないままF1のピットストップが如くステージ立つ。その時のエルトンの表情とサビに入る前の「ロケットマン」の曲調がこれまた良い塩梅で。

伝記映画だからと言って、何もストーリーだけですべてを語るわけじゃない。ミュージシャンの伝記だからこそ、ミュージカルでエルトン・ジョンその人を表現しても良いじゃないか!と言っているような気がする。

 

ミュージカル以外にも『ボヘミアン・ラプソディ』とは違ってファンタジーというか、映画ならではの表現が充実している本作。

「クロコダイル・ロック」のシーンでは観客もエルトンも無重力状態になって宙を舞い、プールに飛び込めば子供時代の自分自身が「ロケットマン」を歌う。

他の人とは違う感性を持ったエルトンを描く映画だからこそ、これまでの伝記映画の枠から飛び出すことが必須だったわけで、映画全体を通してエルトンを語っていたのかもしれません。

そんなにエルトンのことに詳しくない私でも彼の型破りな人間性が伝わってくる作品でした!

 

ボヘミアン・ラプソディ

どこの国で公開されても本作と『ボヘミアン・ラプソディ』は絶対比較されるでしょう。

同じ時期(エルトンの方がちょっと早い?)に活躍し、同じ時期に映画化。タイトルも代表曲であると。

私としてはどちらも別の方向から”偉人”を描いた作品であるとは思うけど、比べられてしまう状況も納得できます。

えー、私はどっちが優れているって言うのは無いんですが、どちらが楽しめたかと言われれば『ボヘミアン・ラプソディ』ですかねぇ。完全に私の好みであり、どっちも大好きな作品であることに変わりはありませんがw

 

『ロケットマン』はですね。ストーリーが『ボヘミアン・ラプソディ』と被る部分が結構あるんですよね。アルコールと薬物に溺れ、仲間であるはずの人に八つ当たりし、愛を求める孤独な天才としての描かれた方も似ている。中盤のマネージャーが起こした展開もそっくりだしなぁ。

ってことで観る順番が逆だった場合はもしかしたら『ロケットマン』の方が上だったかもしれない。曲の好みもあるんで難しいところだけども。

ミュージカル部分ではライブエイドを完全再現した『ボヘミアン・ラプソディ』のラストよりも、『ロケットマン』のミュージカルの方が好き。ミュージカルしたミュージカル映画?が好きなんですよね~。

まとめ

『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』みたいなミュージカル×伝記映画って今後も増えそうですね。

ディズニーアニメの実写化のように年数本も公開されて欲しくはないけども、好きなアーティストまだまだいるんで期待値は高い!

 

私が観たいのはマイケル・ジャクソンの伝記映画「ビリー・ジーン」、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの映画「イマジン」、セックス・ピストルズの映画「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」などなど。タイトルは曲名かもしれないってことで私が考案しましたw

日本だったらブルーハーツの映画「人にやさしく」かなぁ。あ、同名ドラマありますね。

以上!!!


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ABOUTこの記事をかいた人

90年代生まれ。最近フリーランスを始めたばかりの映画フリーク。 映画鑑賞が好きな人も、そうでない人も楽しめる文章を心掛けて執筆中。 お仕事のご依頼はお問い合わせフォームまでお願いします。