Netflixオリジナル映画『ロック・マイ・ハート』ネタバレ感想 走れロックマイハート!


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[voice icon=”https://www.eiga-8.com/wp-content/uploads/2019/01/002c96435b8ac299efa50d9defc91253.jpg” name=”するめ” type=”l icon_red”]皆さんこんにちは!映画大好きするめです!

最後までお付き合いくださいm(__)m[/voice]

 

『ロック・マイ・ハート』

Netflixの6月配信予定スケジュールでこのタイトルを見かけた時、一瞬ロックバンドが活躍するようなミュージカル映画かと思いましたよ(笑)

それがまさか馬の話なんて。

馬と言えば私なんかは競馬しか思い浮かびませんが、それ以外で馬を使ったスポーツ映画ってありましたかね?
一応オリンピックとかで馬術って種目があるらしく、いかに馬を上手に操れるかで競うらしい。

うーん、映画として観ているだけでは絶対競馬の方が面白いよなぁ。
競馬好きの人を見ているとレースを楽しむかと言うよりはギャンブル性を楽しむものだと思いますが。

とか言っておきながら私一回も競馬行ったことないんですよね~。ゲームセンターのコインゲームでちょっと遊んだことがあるくらい。

二十歳を過ぎたのだから記念に一度くらい行ってみたいんだけど、機会がなくて。
やっぱはずれ馬券が紙吹雪みたいに舞っている場所なんですかね。偏見だったらごめんなさい(笑)

って全然映画と関係ない話はここまでにして、映画『ロック・マイ・ハート』のレビューに参りましょう!

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あらすじ

心臓病を抱える少女の人生は、黒い暴れ馬との出会いで一変。人生を悔いなく生きたいと願う少女は、アマチュア騎手を目指し、命懸けの訓練に挑む。

Netflixより引用

『ロック・マイ・ハート』を観られるのはNetflixだけ!

[kanren postid=”2724,x”]

評価

僭越ながら『ロック・マイ・ハート』の満足度を★10段階で表すと…

 

★7

 

ルール知らなくてもスポコンものは面白い!

乗馬って難しいんですね。
サッカーとかバスケだとボールに気を使う必要ないけど、乗馬は騎手と馬との信頼関係が大切なのだなぁと。

西部劇とかだと皆何も苦労せず馬乗れているから車に乗るくらい簡単に、手綱を引けば動くものだと思ってましたよ私は。
馬も人間と同じく感情のある生物だからゴキゲンを取らなきゃいけないし、気分によって調子の良し悪しが顕著に表れてしまうんだね。

そう考えるとバスケやサッカーのようにチームメイトに気を使う必要はないけど、個人競技でもない。
いわば馬とのチームワークが大切な競技なのだと。

 

さらにこの映画を面白くしているのが主人公の女の子が乗馬初心者だと言うこと。

私の持論としてスポコンものでは主人公がすでにベテランって設定よりも、初心者だけど抜群のセンスを持った状態って言うのが一番面白いかと。

例を挙げると王道バスケ漫画の『スラムダンク』とかレスリング映画の『ダンガル』ね。
両者とも主人公はバスケもレスリングもしたことない初心者だから、ルールを知らない観客も一緒になって成長を楽しめると思うんですよ。

『ロック・マイ・ハート』もそれらと同じく、競馬や乗馬を知らない人でも楽しめるように作られているんですね。
もちろんある程度の知識を持って挑めばより楽しめるのでしょうが。

 

そして主人公が持っている天性のセンス。

『スラムダンク』でもただの一般人だったら三年間バスケ部にいてもレギュラーにすらなれず終わりますが、成長が早くて運動神経抜群の桜木花道だからあの漫画は面白いんです。

実際のスポーツでは初心者が3か月で何年も練習してきた奴らと肩を並べるなんてほぼ不可能なんだろうけど、フィクションの世界ではそれじゃ面白くない!

どんどん腕を上げ、目に見えて成長していくからこそスポコンものが人気なのだと思いますね。

 

ってことで以下ネタバレです。

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感想(ネタバレあり)

暴れ馬

心身疾患を抱え、幼い時から病気に苦しむ少女ヤナは口うるさい母親に反発する17歳。
心臓に爆弾を抱えているのにも関わらず、飲酒運転で事故って入院しちゃうどうしようもない反抗期です。

せっかく入院したのに治療も受けず、同じ病気を抱える男の子・サミーにも冷たくあたる半グレ状態。
絶対行き過ぎた心配をする母のせいでグレてるだろって感じですが、母も悪気はありません。

そんなある日以前に森で出会った馬のことを思い出し、厩舎(馬を育てている牧場みたいなところ)を訪ねてみると、そこにはベテラン調教師にも手に負えない暴れ馬が。

 

その厩舎は経営難に陥っており、60は超えているだろうポール一人で経営していますが銀行に差し押さえられそうになっている超ピンチな状態。
唯一持っている競走馬の「ロック・マイ・ハート」を調教して、借金を返済しようしているところでした。

そう、タイトルの『ロック・マイ・ハート』って何のことかと思えば馬の名前でした(笑)

「名前長くね?」ってことでロックと省略して呼ばれています。

 

そしてついにヘナと暴れ馬「ロック・マイ・ハート」ことロックが再会!
長年馬を育てている調教師のポールにも手に負えないロックも、何故かヤナにだけは心を許すのです。

どんな訓練にも反発するロックと、反抗期真っ盛りなヘナはある種の動物と人間を超えた共通点があったのかもしれません。
だから似た者同士の二人は仲良しになれるんだと思えば、この映画の面白さが見えてきそう…。

競走馬と騎手

ロックの調教にやっと光を見出したポールは、「賞金の20パーセント払うから!」とヤナを騎手の世界へ誘います。
賞金獲得して厩舎の借金返済ってことなのでしょうが、ポールとヘナの子弟関係も良いよね。

ただ、ヤナは自分の病気のことをポールに隠し両親には「馬小屋でバイトしている」と騎手になるとは言わず、結果ポールにも両親も嘘をつくことに。

そのためポールはヤナが運動すると発作が起きることを知らずにビシバシ鍛えていきます。

ヤナはこれまでの人生何かに熱中したりすることがなかったから、自分の寿命を縮める結果になったとしても何か結果を残したかったんでしょう。

心臓のために使っていた薬も「力が出ないから」という理由で使用を止め、文字通り命を懸けて乗馬に挑み始めるのでした。

 

しかしどんなに努力してもヤナには超えられない壁が。ついに心臓が悲鳴を上げ始めるのです。

騎手になる試験を受ける訓練中、体力が追い付かずポールたちから逃げ出してしまうヤナ。
その時は友人でボーイフレンドになりそうなサミーの助けもあって何とか両親にもポールにもバレませんでしたが、騎手の試験は絶望的。

そして試験当日。踏ん切りがつかないヤナを奮い立たせ、試験会場へと向かうポール。

一緒にトレーニングしてくれいていたシュテッケルの機転で何とか試験に合格したのも束の間、次なる試練が待ち受けているのでした。

ムチ

試験を合格したのにヤナとロックには一つの問題が。
レースに参加する上では絶対に避けられないゲートにロックが入ろうとしないのです。

ゲートは競馬がスタートするときに開くヤツね。
私は全然知らなかったんですが、調べてみるとあの狭い空間に入るのにベテラン騎手でも結構苦労するらしい。

ゲートに入らないと棄権とみなされてしまうし乗馬って本当に難しいんですね~。
ある程度の腕と、馬との信頼関係がないとスタート地点にも立てないなんて…。

 

それで絶対にゲートに入らないロックに焦りと苛立ちを覚えたヤナは、禁じ手であるムチを使ってしまうのでした。
暴れ馬のロックはムチを使われたことに驚きヤナを振り落としてしまい、それによってヤナは発作を起こし救急搬送。

ついにポールに心臓のことがバレて、両親にも乗馬の練習をしていることがバレてしまいます。

ムチは序盤から言われていたように馬をビビらせるだけで、本当の信頼関係は築けないそう。

競馬とか見ていると馬のお尻をムチでビシバシ叩いているように見えますが、あれはどうなの?
そこら辺はコーチとか調教師によって違う感じなんですかね。

とにかくこのシーンでは絶対に使ってはならないはずのムチを使ったことでヤナとロックの間に溝が生まれてしまったことが重要なわけで。

さらにヤナが入院中にボーイフレンドのサミーが発作を起こし死んでしまうというダブルパンチ。
もう立ち直れないんじゃないかと思うほどダメージを受けるヤナでしたが、病院を抜け出しポールの元へ。

初レース

ポールの反対を押し切り「自分にはこれしかないんだ」とレースに出場する気持ちを伝えるヤナ。

ポールもそれに負け「レースが終わったら手術を受け、母の言うことを聞く」ことを条件に出場を許すのでした。

 

ロックとの信頼も取り戻し、何とかゲートに入れることに成功しますがスタートの合図に驚いたのか大きく出遅れてしまいます。

競馬を知らない私でもここから盛り返すのは不可能と思いますが、そこはフィクション。
最後の粘りを見せて半周ほど遅れていたのに1位でゴール!

両親もポールも歓喜の瞬間です!
さすがに半周遅れ、初レースで1位はやり過ぎなんじゃね?とは思うけど、そんなの関係なしに感動するよね。

ただ、このレースで体力を使い果たしたヤナは倒れてそのまま手術へ。

 

そしてエピローグ。

手術を成功させたヤナでしたが、ロックの方が元気のない様子。それを見かねたポールがヤナを病院から連れ出しロックの元へ。

再会を果たしたヤナとロックを映し、映画は幕を閉じるのでした。

このシーンまで観るとヤナとロックは本当に良いコンビですわ。
映し方もちゃんとロックが映えるように撮影しているし、一周回って神々しいよ…。

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まとめ

安定のスポコンものでしたね。

主人公が心臓に病を抱えているという設定が上手に活かされた映画でした。ヤナのキャラも良いし。

そう言えばこの映画はドイツ映画なんですね。あまり観たことなかったからそれも新鮮で。

スポーツするのは嫌いだけどやっぱスポコンものは好きですわ。

以上!!!

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