映画『見えない目撃者』ネタバレ感想 きっと吉岡里帆がもっと好きになる!

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

実は『見えない目撃者』はノーマークの作品だったんですよね。公開するのは知ってたけどスルーでいいかな~と。

それが公開前現在の段階でかなりの高評価!吉岡里帆さんが出ているのと、R指定になった本格サスペンスってことも重なって今週末一の期待作に上がってきましたw

最近見かける機会減ったような気がする吉岡里帆さんですが、まさかR指定映画に出るなんて!これは楽しみや!

 

えー、本作は韓国映画『ブラインド』のリメイク作品です。まぁオリジナル版は観てないんですけどね。

そもそも、韓国映画は有名どころくらいしか観たことがないや。面白いのは分かっているんですが、タイミングを逃してまして。

去年は初の外国語映画賞にノミネートされた『バーニング』があって、今年はパルムドール獲ったポン・ジュノの『パラサイト』が公開。韓国映画ノリにノッてる。

※この記事はネタバレを含みます!!

映画について

あらすじ

警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。自身も失明し警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経った現在も弟の死を乗り越えられずにいた。そんなある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声が聞こえてくることに気づき、誘拐事件の可能性を訴える。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するなつめだったが、警察は目の見えない彼女を目撃者と認めず捜査を打ち切ってしまう。なつめは少女を救うべく奔走し、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて女子高生失踪が関連づけられ、連続誘拐事件の存在が判明。なつめは事件の闇へと切り込んでいくうちに、弟の死とも向き合うことになる。

映画.com

監督

メガホンを取ったのは『リトル・フォレスト』『重力ピエロ』の森淳一監督。

ただ料理して食べての田舎生活を描いた『リトル・フォレスト』。俺はめっちゃ好き。

主人公が橋本愛さんって言うのが良いですよね~。このブログでも感想書いたんで良かったら。

映画『リトル・フォレスト』いまさら感想 空気がおいしい映画NO.1

04/10/2019

キャスト

主演を務めたのは吉岡里帆さん。『音量を上げろタコ!~』以来出演作観てないかも。冒頭でも書いたけど、まさかR指定映画に出るとは…!

来月は「あの花」のスタッフが作るアニメ映画『空の青さを知る人よ』で声優やりますね。声優も楽しみや!

共演は『笑顔の向こうに』の高杉真宙さん、『勝手にふるえてろ』の渡辺大知さん、國村隼さん、田口トモロヲさんが出演しています。

評価

僭越ながら『見えない目撃者』の満足度を★10段階で表すと・・・

 

★7

当ブログの採点基準について

 

もっと吉岡里帆が好きになるはず!!

えぇ、この一言に尽きます。これ観て吉岡里帆さんが嫌いになる人は、まず居ないんじゃないかと。

視覚障害者の役ということで、見た目には無防備な感じを醸し出しながらも、しっかり芯を持った女性として描かれていました!

俺に姉がいないからか、こういうお姉さんキャラが好きになれるんだよなぁ。なつめと春馬の持ちつ持たれつな関係も良いよね。

オリジナル版の韓国映画ではどんな方が演じていたんですかね。

観る前は吉岡里帆さん以外のイメージを付けないために敢えて見ませんでしたが、女優が変われば全然違う映画にも成り得るぞ。これは。

実は中国でもリメイクされているんで、それぞれの主人公を比べてみるのも面白いんじゃないかな。

 

ストーリーはやっぱり人を選ぶんでしょう!

でも、そもそもこの手の映画が嫌いな人は観に行かないよね。

途中までは「あれ?どこにR指定要素が?」とハテナが浮かんだままだったのが、事件が明るみになって以降「あぁ、なるほどな」と。

グロテスクであると同時に、犯人がなかなかエグイことをしていらっしゃるw

これはテレビドラマじゃできんね。年齢制限を恐れて弱めの演出にしてしまっては、もっとインパクトが薄かったはず。

関係ない映画ですが、『スマホを落としただけなのに』もこの路線で行って欲しかった感じはある。俳優の演技で異常性は今作以上にバッチリだったけども。

 

ここから先は映画『見えない目撃者』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!

感想(ネタバレ)

木村刑事

主演の吉岡里帆さんはさっき書きましたんで、個人的に本作の準主役だったんじゃないかと思う木村刑事を演じた田口トモロヲさんについて。

全盲ではあるものの行動的ななつめと同じく、人を助けたいという信念がめちゃくちゃ強い木村刑事。それを演じるのが田口トモロヲって言うのがまた…!

人情味のあるおじさん役にピッタリなのだ!他の刑事がなつめの話を聞かない中、唯一新味になって捜査に打ち込んだ木村刑事。彼がいなきゃ事件は解決しなかったよ。

なつめも春馬と二人で操作したりするんですが、後半からは木村刑事が動くことが多かったかな。なつめの父親を出さなかったのは木村刑事がいるからか?

 

そんな木村刑事を演じた田口さんを始めて知ったのは『少年メリケンサック』って映画でして、パンクロックバンドのボーカル役でした。その時はぶっ飛んだ演技だったんですが、その後は大体が優しいおじさん役が多いような。

一年くらい前に『いぬやしき』が映画化されたじゃないですか?あの時原作読んでたんですけど、主人公の役は私の頭の中で田口トモロヲさんだったんですよ。

実際はとんねるずの木梨憲武さんが演じてました。どっちが良かったのかは今でも分からん。木梨さんもイメージ通りだったしなぁ。

それと実は俺と同じ誕生日というw 11月30日なんですよ。俺も田口トモロヲさんも。それだからか、劇中で木村刑事の乗っている車のナンバーが1130だったよね。たぶん。

自分の誕生日じゃなかったら覚えていません。語呂合わせで登場した「オーココナッツ」は無駄に頭に張り付いたけどw

なつめ

俺自身とっても目が悪くてですね。メガネかコンタクトがないと街歩けないのよ。

もちろん全盲の人とは比べちゃダメなんだけど、視力に関してはなかなか辛い経験をしてきてるし、好きなこと大体目を使うから、目が見えなくなったら俺どうなるんだろ。想像もつかん。

 

なつめは目が見えないことで嗅覚や触覚、聴覚が発達している『デアデビル』な設定でして、カップラーメンの温度やアルコールの香り、わずかに聞こえた音を頼りに捜査を進める。

最初は誰もなつめを信用せず、聞き間違いなんじゃないか、幻聴なんじゃないかと言いたい放題。しかし、目は見えなくとも、心はまっすぐに少女を助けることだけを考えている。そんな彼女がいるから序盤から一気に引き込まれるんですね。

特に吉野刑事相手に「お昼はしょうが焼き定食!」と香りだけで断言するとこは名シーンだね。観客もあのシーン辺りから、この映画の大体の方向性を掴んだんじゃないでしょうか。

 

あと好きなシーンは、遠くにいる春馬とテレビ電話しながら逃げるシーン。相棒のパルも連れて3人で力を合わせて犯人から逃げると。

ここめっちゃハラハラしたんですよね。直前のシーンで催涙スプレーをお母さんから受け取ってたから、なんとなくどうなるか分かってたけど、なつめへの感情移入が頂点に達したシーンでした。

目が見えないのによく階段降りられるな~とか思いながらも、犯人の姿が見えないまま逃げるのは不安で仕方がない。本作の象徴となる素晴らしい逃走劇でした!

ストーリー

珍しく真剣に見入っちゃった邦画サスペンスでした!なぜか最近流行る邦画ってコメディばかりじゃないですか?最近だと『記憶にございません!』とか『かぐや様』とか。

そういう観やすい映画、夫婦でもカップルでもデートとして観に行ける映画が流行っているのかな?たまにはこういうのも観てほしいんですが。

良かった部分はもう大体伝わったと思うんで、最後に不満点を少し書いて後味悪く終わろうかとw

 

まずですね。どの伏線もあからさますぎる。「これ伏線だからね~。後で大事になるからちゃんと覚えておいてよ~」って言っているようなものです。

例えば、さっきも上げた催涙スプレー。涙の音をイメージしたとかいう中学生・高校生男子が好きそうな鈴。被害者の檻の中に意味ありげに置かれていたぬいぐるみ。などなど。

そして序盤に銃を撃っていたシーンも伏線ではないけど、後々になつめが銃を使うと示唆しているように思えました。

 

続きまして、ラスト間際の犯人の言動。

何故早くトドメを刺さないのか。蹴り飛ばすんじゃなくて、最初からナイフを使えよ!とツッコみたくなる衝動に駆られましたねw

犯人も殺人鬼モードでいる時は喋らないで行くのかと思ったら突然の長話。いや、だから早くトドメを!トドメさしたら物語終わっちゃうけど!

と、くだらないことを書いたところで締めくくらせていただきます。他にも細かなところで気になる部分はあったんですが、これ以上は。

 

まとめ

犯人役の俳優さんって皆さん知っていたんですかね。

私は初めて知ったので犯人に関しては終盤まで分からななかったです。人によっては名前を見ただけで犯人と気が付いた人もいたようなのですが…。

やっぱ最後に思ったのは吉岡里帆さん最高でしょ!ってこと。こんなお姉ちゃんが欲しいぜ。そして春馬がうらやましいぜ。

以上!!!


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ABOUTこの記事をかいた人

90年代生まれ。最近フリーランスを始めたばかりの映画フリーク。 映画鑑賞が好きな人も、そうでない人も楽しめる文章を心掛けて執筆中。 お仕事のご依頼はお問い合わせフォームまでお願いします。