映画『ミッドウェイ(2020)』感想 日本の出番、思ったより少なくね?

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

第二次世界大戦の映画というと、なんとなく語りにくいかな~と思う今日この頃。

一応、歴史の勉強はしていても、100%知ってるわけじゃないですからね。

間違ったことを書いたら、どっかのネット限定大先生に指摘されることになるでしょう。

 

まぁ、それは置いておきまして今回は『ミッドウェイ』の話になります。

過去にはミフネが五十六を演じた同名映画もありますが、リメイクではないのかな?

どうやら米軍、日本帝国軍、両方を平等に描いているらしく、日本男児の僕としても期待が持てる作品です。

アメリカでの評価が微妙な感じなのが気になりますし、本国での公開は去年の11月!

日本人俳優も出ているんだから、日米同時公開とは言わないまでも、もっと早く公開して欲しいよね。

 

※この記事はネタバレを含みます!



ミッドウェイ

あらすじ

1941年12月7日、日本軍は戦争の早期終結を狙う連合艦隊司令官・山本五十六の命により、真珠湾のアメリカ艦隊に攻撃を仕掛ける。大打撃を受けたアメリカ海軍は、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツを新たな太平洋艦隊司令長官に任命。日米の攻防が激化する中、本土攻撃の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。真珠湾の反省から情報戦に注力するアメリカ軍は、その目的地をハワイ諸島北西のミッドウェイ島と分析し、全戦力を集中した逆襲に勝負をかける。そしてついに、空中・海上・海中のすべてが戦場となる3日間の壮絶な戦いが幕を開ける。

映画.com

監督

メガホンを取ったのは、『スターゲイト』や『2012』のローランド・エメリッヒ監督。

わりとSF映画のイメージが強い人だったのですが、戦争映画を撮るとは…。しかも半分は日本人キャストを起用した作品でして、通訳を介しての監督だったりするんですかね。

過去には初のハリウッド版『ゴジラ』を手掛けていますが、なかなかの失敗に終わっています。

キャスト/キャラクター紹介

パトリック・ウィルソン/エドウィン・レイトン

皆大好き『死霊館』シリーズに出演する俳優です。最近は『アクアマン』に出ていたかな。

エドウィンは日本帝国軍の情報を探り、ニミッツを手助けしています。

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エド・クライン/ディック・ベスト

出演作は『デッドプール』の敵、フランシス役などなど。

ベストは命知らずで勇敢なパイロット。日本帝国海軍の空母を沈めた男です。

アーロン・エッカート/ジミー・ドーリットル

代表作は『ダークナイト』で演じたトゥーフェイスこと、ハービー・デント。

東京に始めて空爆に成功した「ドーリットル空爆」の指揮官です。

ウディ・ハレルソン/チェスター・ニミッツ

『ゾンビランド』のタラハシー役で有名ですね。『スリー・ビルボード』ではアカデミー賞にもノミネートされています。

ニミッツはマッカーサーと並んで、日本でも知名度の高い米国軍人の一人。東郷平八郎を尊敬していたらしいけど、特に言及はありませんでした。

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豊川悦治/山本五十六

海外の映画で彼を観るのは初めてかも。僕の中では『20世紀少年』のオッチョのイメージ。

山本五十六は過去に三船敏郎や、山村聡など数多くの名優が演じてきた役です。最近では『アルキメデスの大戦』で舘ひろしが演じていました。

浅野忠信/山口多聞

ハリウッド映画では『マイティ・ソー』シリーズや、『沈黙 サイレンス』に出演していました。

山口中将も三船敏郎、藤田進が演じてきた役。

國村隼/南雲忠一

日本でも多くの作品に出演する俳優ですが、海外映画では韓国の『コクソン』に出演しています。

南雲忠一は過去に藤田進、中原丈雄などが演じてきました。

 

 

ミッドウェイの評価

僭越ながら『ミッドウェイ』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・

 

5
★★★★★☆☆☆☆☆

 

映像は凄いけれど、そこまで迫力を感じない

戦争映画、例えば『プライベート・ライアン』『プラトーン』などは自らが戦地に赴いたような気分にさせてくれます。

最近だと『1917 命をかけた伝令』とかがまさにそれで、戦地の恐ろしさとか爆風の威力とかが迫ってくるような作品なんですよ。

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しかしですね。『ミッドウェイ』にはそれがない。実際に起きた出来事なのに、戦闘シーンに不思議と現実感を感じない。

パールハーバーの攻撃もミッドウェイ海戦も映像は凄いのに、戦争映画としての迫力を感じないんですよね。

まぁ戦闘シーンのほとんどがデジタルで作られているからでしょうが。

僕は基本的にデジタル否定派ではないし、映画が面白ければCGガッツリでも全然OKな人です。けれども、これまで幾度となく作られてきた第二次大戦の他の作品と比べると、やっぱり見劣りする。

「ノーランに撮ってもらおうぜ!」とはいわんけど、これはちょっとなぁ…。

 

ストーリーの部分に関しては史実に詳しくない僕としては、特に指摘はできないのですが、日本人の出番が思ったより少なかったよね。

アメリカ映画だし「ひいきだ~」なんて小学生みたいなことは言わんけども。ちょっと思ってたんと違った。

主要な日本人俳優も3人だけだしね。時間としては日本帝国軍2のアメリカ軍8って感じだったかな。

それでも日本帝国軍の背景もしっかりと描いてくれたのは良かったと思いますよ。できればミッドウェイよりもパールハーバーの日本側が観たかったですが。

 

ここから先は『ミッドウェイ』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!




ミッドウェイの感想(ネタバレ)

昔作られた『ミッドウェイ』は山本五十六役の三船敏郎は日本人で、他は大体日系人で作られていたと思います。制作当時は70年代ですから、多様性だのなんだのは今以上に重要視されていなかったようで。

しかし新しく制作された本作では3人の日本人俳優に加え、一部訛りの日本語を使うキャストがいますが、日本語を話す日本人が多く使われていました。

昔は英語吹き替えとかだったからね。『ティファニーで朝食を』のユニオシじゃないけど、しっかり日本人・日本語を使ってくれるあたり、日本人としても嬉しい。

まぁ日本では今もローマ人やキリストを日本人が演じたりしてますけどねw

それは置いておきまして、とにかく本作はいい意味でも悪い意味でも「新しい戦争映画」なんじゃないかなと。

いい意味では先ほど書いた日本人の描写や、アメリカから見て敵国にも敬意を持って描く点など。

ただ、一部中国でのシーンがあるのですが、あれって必要でしたかね。

「日本帝国軍は何を狙ってるんだ?」

「人です」

のくだりとか、日本帝国軍の残虐性を強調したシーンなのかもしれませんが、特に繋がるところはなかったし…。

そもそもなぜあんな中国の田舎で人を狙って射撃してたんだろう?誰か教えてください。

 




 

あとはやっぱり映像の部分かな。映画というよりも、コールオブデューティーに見えるんですよ。

ヒーロー映画と同じようなCGなのに、実在した軍人や戦闘を描いているから、余計に違和感が。

確かに映像は凄いし、50年前はここまでの爆発シーンを撮るのは難しかったでしょう。

パールハーバーもミッドウェイもおかまいなしの爆発力と機動力で、目で見て楽しいシーンであることは間違いないです。

けれども迫力の面では50年前の映画よりも劣っていると僕は思います。

SF映画ならまだしも、戦争映画でこれをやられると、途端に現実感がなくなるのが不思議。

現代でも『ダンケルク』とか『1917』とか、当時以上の戦争映画を実現した作品もあるんだけれども、本作は残念ながら…。

 

日本人キャストに関して少しだけ。

トヨエツさんの山本五十六はもっとも観たかった!!そして國村隼さんの南雲忠一も!

イーストウッドの『硫黄島からの手紙』みたいな感じで2部作にしてくれれば…。一回目はアメリカ目線からミッドウェイを描いて、次は日本人目線から1本って感じで。

というよりも、やっぱり僕は日本人ですから、日本側の視点をもっと観たかったよね。ハリウッド映画にそれを求めるのもおこがましいけれども。

では、日本映画としてトヨエツさん演じる五十六をぜひ!ガ島の戦いとかも観たいよ!




まとめ

嫌いな映画ではないんですけど、感想書く筆(指)が乗らなかったので、今回はこの辺で。

太平洋戦争の作品は大抵日本が敵になるから、ちょっと複雑です。

ただドイツに比べると、敵軍として描かれる割合が低いような。太平洋戦争よりも、ヨーロッパ戦線の映画の方が多いのが理由だと思いますが。

そういえば「天皇陛下バンザイ」のシーンがありませんでしたね。山口多聞が空母の上で万歳したって話を聞いたことあるけども、思い違いだったかな。

そんな感じで!

 

以上!!!

 

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