どーも、スルメ(@movie_surume)です
ジュディ・ガーランド。
好きな役者だし、伝説の女優ではあるんだけど、正直良い評判はあまり聞かない。
最後は薬物に溺れたとか、スケジュールをバックレ続けてスタジオから嫌われてしまったとか。
華麗なる経歴ですが、晩年はこういった暗い側面ばかりが出回っているイメージがあります。
それとやっぱり『オズの魔法使』の虹の彼方にの歌唱シーンかな。
子供向けかと思いきや、意外と『オズの魔法使』好きでして。特に白黒からカラーに代わるシーンとかね。
今でもたまーに観返したりしています。
というワケで今回はそんなジュディ・ガーランドを描いた、
ジュディ 虹の彼方に
のレビューです!
※この記事はネタバレを含みます!
ジュディ 虹の彼方に
あらすじ
1968年。かつてミュージカル映画の大スターとしてハリウッドに君臨したジュディは、度重なる遅刻や無断欠勤によって映画出演のオファーが途絶え、巡業ショーで生計を立てる日々を送っていた。住む家もなく借金も膨らむばかりの彼女は、幼い娘や息子との幸せな生活のため、起死回生をかけてロンドン公演へと旅立つ。
監督
監督を務めたのは『嘆きの王冠』のルパート・グールド。
元々はイギリスで活躍していた舞台監督。多くの舞台を手掛けた後、映画界に足を踏み入れたようです。
私も彼の監督作を観るのは今回が初!
キャスト
主演を務めたのは、本作で主演女優賞を獲得したレネー・ゼルヴィガー。
私の中ではレネー・ゼルヴィガーだったんですが、レニーとどちらの表記もあるようで。この記事ではレネーでいきますね。
有名なのは『ブリジットジョーンズの日記』ですかね。一時期は全然見かけなくなったな~とか思っていたんだけど。
共演はダンブルドア役でおなじみマイケル・ガンボン、フィン・ウィトロック、ジェシー・バックリーなどなど。
評価
僭越ながら『ジュディ 虹の彼方に』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・
★7
ジュディが「So……」って歌いだしたら泣く
そんなことを思いながら鑑賞していましたw
年一回くらいあるんですよね。特に何でもないシーンで泣きそうになる映画が。
前回は『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディがそれで、今回はジュディか……。どちらも思い入れがあるからかね。
特に『虹の彼方に』は高校の頃、通学時間に聞いていた曲で。
だからか分かんないけど、結構思い入れのある曲だし、映画なんです。
それで感動しないワケがないでしょうよ!
メロディーを使った「ここさけ」でも感動したのに、レネーが歌うとなると……。
この曲は心を与え、勇気を与え、知恵を与え。いろいろな人が救われてきた曲だと思うのよ。
だからこそ、今でも歌い継がれて来てるわけだし。
ジュディがモノクロのカンザスで歌った曲は、80年経った今でも人々の心に響いているんだなぁ。
ここから先は『ジュディ 虹の彼方に』のネタバレを含みます!
まだご覧になっていない方はご注意を!!
感想(ネタバレ)
ジュディ・ガーランド
1939年公開の『オズの魔法使』で主人公・ドロシーを演じたジュディ・ガーランド。
当時としては珍しかったであろうカラーの世界で華やかに歌っていたものの、私生活はかなり乱れていたようで。
私の中でも『オズの魔法使』『スタア誕生』のイメージと、私生活のイメージが混在しています。
映画を観てガーランドを調べたら、結構いろいろ衝撃的なことが書いてあった記憶が……。
その中に「ガーランドの遺体は47歳にも関わらず、老人のようだった」といったような文がありまして。それが当時高校生だった私には、かなりショッキングだったんですよね。
高校の時に作ったブログでレビューをアップしたところ、コメントに「彼女は当時からいろいろ~」みたいな解説を受けたこともあったり。
嘘か本当かは分からないけど、知りたくなかったよ!そんなこと!
それから何度も『オズの魔法使』を観返していますが、初見とはかなり印象が異なっています。知識って怖いね。
そんな感じで思い入れというか、ずっと記憶に残っていたジュディ・ガーランド。
『ジュディ 虹の彼方に』では彼女の晩年の姿が主に描かれています。映画業界から去り、舞台で活躍するようになってからの姿が。
映画でしか彼女を観てこなかった私にとって、晩年のジュディを見るのはちょっと怖いような……。
レネーとジュディに拍手したい
映画序盤からジュディを迫真の演技で演じるレネーに対して、ちょっとジワっとくる。別に盛り上がるシーンでもないのにな。なんでだろ。
それから愛すべき子供たちと別れ、単身ロンドンへ。威厳たっぷりのガンボンが登場しても、目はレネーにくぎ付け。
精神的に不安定な部分を抱えながら、舞台に立つジュディ。ほっそりとした体は、子役時代にダイエットを強要されたことの名残りでしょうか。
それでも、そこに立つのは子役ではなく大人になったジュディ・ガーランドです。子役時代と変わらない圧倒的な歌唱力で観客を盛り上げますが、徐々に雲行きが怪しくなってきます。
ここからはレネー・ゼルヴィガーの独壇場!
観客の心ない一言に怒りを露わにしたり、ろれつの回っていない状態でのMC。そして花火を見て子供っぽく笑うしぐさ。
最初はガーランドに対しての感動だったんだけど、次第にレネーの演技に対しての感動に変わっていく。
うーん、上手く表現できねぇなw 序盤はガーランドの事で頭がいっぱいだったけど、徐々にレネーに目が行きはじめたというか……。
レネーは本作の演技でオスカー獲得していますしね。
ライバルには『ストーリー・オブ・マイライフ』のローナン、『マリッジ・ストーリー』のヨハンソンなど。それを抑えての受賞だからな~
ここまで言ってなんですが、私はスカーレット・ヨハンソンを推してたんだけどもw それだけ『マリッジ・ストーリー』が好きでして。
⇒『マリッジ・ストーリー』ネタバレ感想 二人のコンビネーションが凄い
でも最後にはレネーとジュディ、二人の女優に拍手したくなるんですよね。あの終わり方はずるいよ。
私は陰キャなんで、自ら率先して拍手はできませんがw 毎回映画が終わるたびに拍手したい気持ちはめちゃくちゃある。
いつか映画好きな人を10人くらい集めて、エンドロール後に拍手したい。
そうすれば、他の観客の人たちもつられて拍手してくれる思うんだよね。
どんな映画でも最後に拍手が起きれば、絶対記憶に残るはず!
まとめ
知恵と心と勇気かぁ。
何か俺に足りないものがあるだろうか?自己分析すると、一番は勇気なんだけど。
勇気があれば映画終わった後に、たった一人で浮いていたとしても拍手が出来ただろう。
知恵もあったら、もっと面白いブログ記事が書けるし、
心があったら……。それは思いつかないや。
以上!!!
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