Twitterを始めるまでこのシリーズがこんなに人気だと知らなかったんですよねw お恥ずかしながら。
と言うのも、キアヌ+R指定アクションと聞いてワクワクして映画館に行ったら、とってもイマイチで。その時「何で俺はこの映画楽しめないんだろう」と考えたんですが、いまだに分からん。
それでちょっと前に2作目も観たんですけど、やっぱりダメ。うーん何故なんだ…。
俺めっちゃアクション映画好きだし、キアヌも別で記事作るくらい好きで、R指定映画なんて大好物。それなのに『ジョン・ウィック』シリーズはどうもハマらんのだ~。
という事情があっても最新作はしっかりと観に行く俺。「好きじゃないなら観に行くんじゃねーよ」と、たぶん映画好きじゃない人には1ミリも理解してもらえないんだろう。シリーズファンにも叩かれるのかもしれない。
けれども、話題作はとりあえず観ておきたいし、もしかしたら3作目は俺も皆のように楽しめる可能性も…?という気持ちを捨てきれず、鑑賞して参りました!
※この記事は『ジョンウィック』シリーズのネタバレを含みます!
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ジョンウィック パラベラム
あらすじ
前作で怒りのあまりに、一流殺し屋が集う「コンチネンタルホテル」の掟である「ホテル内で殺しはおこなってはいけない」を破ってしまったジョン。聖域から追放された彼を待っていたのは、組織による粛清の包囲網だった。刺客たちがさまざまな殺しのスキルを駆使し、賞金首となったジョンに襲いかかる。傷だらけとなったジョンは、かつて「血の契約」を交わしたソフィアに協力を求め、カサブランカへと飛ぶが……。
監督
メガホンを取ったのは1作目から監督をしているチャド・スタエルスキ。
元スタントマンとして活躍しており、『マトリックス』ではキアヌのスタントダブルを担当していたのだとか。それから10年以上経った『ジョン・ウィック』でキアヌを起用し、大ヒットさせました。これだけで映画になりそうやな。
やっぱりアクションが凄いよね。ちなみに俺が好きなのは『ジョンウィック2』冒頭のカーシーン。後ろから迫るバイクを車のドアでやっつけるところ。
キャスト
主演は『マトリックス』『コンスタンティン』のキアヌ・リーブス。50を超えているのにアクションのキレがヤバいですよね。
キアヌが演じたキャラで意外と好きなのが『いつかはマイベイビー』ってNetflixのコメディ映画で見せた本人役。実際は絶対違うだろ!ってくらいの破天荒なご本人役でして、完全コメディリリーフなキアヌも好きだな~と。
今後は出世作の『ビルとテッドの大冒険』、『マトリックス』の続編が決まるなど出演作を観る機会が多くなりそうです。
あと、これは前作からなんですけど『マトリックス』で共演したローレンス・フィッツバーンが出ているんですよね。前作はちょい役くらいの感じでしたが、3ではもっと出番があるのでしょうか。
その他のキャストは『チョコレート』で主演女優賞を受賞したハル・ベリー、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のイアン・マクシェーン、『ブラック・ダイヤモンド』のマーク・ダカスコスなどなど。
評価
僭越ながら『ジョン・ウィック パラベラム』の満足度を★10段階で表すと・・・・
★6
とりあえずは楽しめた・・・かな?
相変わらずのスタイリッシュなガン・フーアクション!いや、楽しいんですけどね?シリーズで一番楽しめたことは間違いないかと。
でも、ハマったかどうかで言えば、まだまだ俺の感性は追いつけない。続編やれば観るけど、DVD借りて再度観るってことはないでしょう。
ジョン・ウィックはカッコいいんだけどなぁ。明らかにハリウッドNINJAが出てきて、片言の日本語話し始めた時はやっとノリが分かったような気がするけど。
そう言えば海外の映画で刀で打ち合う映画ってあんまりないよね。銃を”撃ち合う”のはあっても。
銃の発砲音も好きだけど、刀同士が弾きあうガキン!って金属音も大好物。
ローニンになったホークアイと真田広之の戦いみたいな本格ソードバトル映画が観たい。演者は日本人じゃなくても良いし、サムライソードが出てくれば楽しいものになるだろう。
ここから先は『ジョンウィックパラベラム』のネタバレを含みます!!
まだご覧になっていない方はご注意を!!
ネタバレ感想
何故ハマれないのか
せっかくなので、何故俺がこのシリーズにハマれないのか自己分析してみました。
まず記念すべき第一作目。確かにアクションは面白かった。この後に続いたスタイリッシュアクション映画の先駆けでもあると思うし。
でも、復讐する原因となった犬と車。これはどうも引っかかる。
まぁそれも俺がただ犬嫌いなだけなんですが、犬好きだとしても引退生活を捨てて復讐に走るのかね。例えそれが亡き妻の形見だとしてもだよ。
それなら大人しく結婚して引退したけど、押し入り強盗に妻を殺されたで良くないですか?それなら何が何でも復讐したくなりますし。
続いて2作目。こちらもアクションは面白い。でもストーリーは1作目とあまり変わらないような…。
結局ジョンは引退できず、怒りも抑えられずコンチネンタルを追放。あの武器とか服とか選ぶシーン好きだったのに。
そして今回のパラベラム。もうここまでくればシリーズが苦手な理由が分かった。
あれだ。アクションシーンが長いんだ。
映画の半分以上はアクションしてるから、キアヌのセリフも相当少ないと思う。
ストーリーを深く描き込まず、アクションにステ振りするのは人によっては嬉しいだろうし、俺にとってはダメな要素となるのです。
アクションは好きなんだけど、やっぱりストーリー重視な映画が好きな私からしたら合わないのも頷ける。
アクション映画のストーリーとしてはですね。アン・リーの『男たちの挽歌』とか『デッドプール』くらいには欲しいんですよ。毎回殺し屋に襲われては倒してじゃなくてね。
アクションじゃない面で唯一好きなのはコンチネンタルのシーンかな。まさに殺し屋専用のサロンみたいな感じで独自の金貨とか契約とかがあると。
追放処分を受ける際は一度本部?のようなところで超アナログな手続きを踏む設定も好きでして、悪人ながらしっかりとルールや社会があるんだなと垣間見えるシーンです。
続編になったら時間が飛んで「前作から何年後…」みたいにならないのも良いよね。続けてみたら1本の作品として観られる作りなんです。だからサブタイトルはチャプター(章)なのか。
好きなアクションシーン
せっかくアクションに力を入れ過ぎている映画なのだから、私好みのアクションシーンをご紹介したい。
まず一つ目は序盤の飾ってあるリボルバーを改造して1発だけ発射するところ。追手が迫る中、冷静に分解をして弾丸のサイズにあうリボルバーを作るなんて流石ジョンウィック!
その直後にあったアジア系ギャング?とのナイフ戦も良いよな。ナイフを手で受け止められても、押し抜けてぶっ刺すシーン多くないですか?ラストのニンジャソードでの戦いもそんな感じだったよね。
続きまして、馬小屋のシーン。馬に乗ってすぐに逃げ出してしまうのかと思えば、そこはジョンウィック。馬をひっぱたき、後ろ蹴りを利用することで敵を吹き飛ばすという新たな攻撃方法を見せてくれました!
それが気に入ったのか、その後何回かやってたよね。お尻叩くだけで本当に蹴りが決まるのか疑問ではあるけれど。
これはアクションシーンではないんですが、途中で自分の薬指をノミで切断するシーンがあるんですよ。そこが『ジョジョの奇妙な冒険』4部の露伴のシーンと重なっちゃってw やくざ映画のように指の血を止めたりしないんですね。
最近は指をガチガチに凍らせて、感覚亡くしてからケジメつけるって話をどっかで見たんだけど、それすらせずザクっと切ったら、焼きごてですぐに止血。儀式と言うよりは作業のような感覚でこなしていくウィックさん。
あと、何故薬指なんだ?ヤクザ映画のオマージュとして小指いくのかと思ったぜ。銃持ったりするのには小指が必要だったりするんですかね?
そしてラストのニンジャ二人組との対決。まるで戦いを楽しむサイヤ人に見えてちゃって、恨みなんかなくただ楽しいから戦っている。そう映るんですよね。
二人組で刀も持っているのにジョンウィックが使う武器はベルトだけ。すでに前作からずっと戦い続けている上に、指までなくしていて、ブランクもある。
それでも二人をいなし、敢えてとどめを刺さないところに暗殺者としてのプライドとか、人間としての優しさを感じますね。
その前に重装備を兵士が出てきて、コンシェルジュと一緒に戦ったりするんですが、その中でも水中で撃ち合うシーンは良かったわ。
ゲームとかでよくある「ショットガンしか効かない、ラストステージ間際のザコ敵」がワラワラしてきたときは、さすがにヒヤッとしたけどジョンウィックが死ぬはずないんだよな~。
続編
いつも通り続編を作りそうな雰囲気を残して終わりました。死んだと思っていたバワリーが実は生きていて、ジョンウィックと共にコンチネンタルに復讐したがっている様子。
続編では本格的にコンチネンタルVSジョンウィックになるんですかね。かつて所属していた場所に裏切られたようなものですから。
その場合は仕方なくウィンストンやシャロンとも戦うことになるのだろうか。
このシリーズはR指定ながらも『エンドゲーム』から首位を奪ったヒットを飛ばしてますからね。続編を作るのは必然なのんでしょう。
その場合は確実にキアヌ・リーブス主演、チャド・スタエルスキ監督作品になりますよね。というか他のキャスト・監督を持ってくる必要はないし。
日本にもコンチネンタルはあるらしいんで、次は日本舞台にしても良いんだよ。一応続編は2021年公開との話が入ってきていますが、詳細はまだまだこれからかな。
このタイミングで敢えてスピンオフとかも制作が始まったりして。ジョンウィックが主人公ではなく、ハル・べリーが演じたソフィア辺りを主役に持ってきても面白いかもしれません。
まとめ
米国人が勘違いしているような日本が出てきて、ニンジャもいて。
相変わらず超カタコトの日本語は字幕つけて欲しいなって感じではあるんですけど、それもご愛敬ということで。
ハリウッドのいろんな映画で日本語が聴こえてくると無条件に嬉しくなりますよね。『ロボコップ』や『マイ・インターン』のサヨナラとか。
さよならなんてほとんどの場面で使わないんですが、外国人が言うと良い響きに聞こえる。
『キングコング 髑髏島の巨神』では日本兵と友達だった米国軍人が「不名誉より死…!」とキメ台詞かのように言うカタコト日本語がツボったし、もはや日本人だけど『レディ・プレイヤー・ワン』の「俺はガンダムで行く!」も好きだなぁ。
アニメの「エモジムービー(邦題「絵文字の国のジーン)」とかまんま日本語ですしね。中身はアレですがw
いつかハリウッド映画に登場する日本語だけで記事作りたいと思います!
以上!!!
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