映画『ハロウィン キルズ』評価と感想(ネタバレ) 続編作る気満々のブギーマンさんが大活躍!

 

スルメ
どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

僕が映画『ハロウィン』に出会ったのは、高校生のとき。

映画の中で窓から落下したブギーマンを俯瞰するショットがあったと思うのですが、その演出にスゴイ衝撃を受けまして。

当時友人たちとお遊びで作っていた自主制作映画に、同じ演出を使うよう強く要求した記憶があります。

河川敷で撮影したので、少し高い場所から落下した男を撮るシーンで使いました。

 

このシーンが・・・・・・

 

僕らの映画ではこうなりました(笑)

仰向けにならなかったのは、映っている友達が潔癖症で服を汚したくなかったからとか、そんな感じ。

撮影知識がほぼなかった当時を考えると、なかなかいいシーンを撮れたんじゃないかな。

 

そんなわけで、かなり思い入れのある『ハロウィン』シリーズの最新作

ハロウィン KILLS

の感想を書いていきたいと思います!

 

この記事では『ハロウィンKILLS』と『ハロウィン』シリーズのネタバレを含んでいます!

まだご覧になっていない方はご注意ください!

ハロウィン キルズ

あらすじ

ローリー・ストロードとブギーマンことマイケル・マイヤーズの40年におよぶ因縁の戦いは、決着がついたはずだった。しかし、まだ悪夢は終わっていなかった。ローリーが仕掛けたバーニングトラップから生還したマイケルは、過去を背負う町ハドンフィールドでさらなる凶行を重ねる。その恐怖に立ち向かいブギーマンと戦う者がいる一方、恐ろしさのあまり暴徒と化す者も現れ、ハドンフィールドは混沌としていく。

映画.com

キャスト

前作と同じく、ローリーをジェイミー・リー・カーティス、ブギーマンをジェームズ・ジュード・コートニーが演じております。

カーティスさんなんて1作目から出演していますからね。すでにサラ・コナーみたいになっていまして、スクリームガールではなく、戦士として活躍してくれます。

ストーリーが前作のすぐ後ということもあって、キャストはほぼ同じ。

ジュディ・グリアがカレン、アンディ・マティチャックがアリソン役で続投しています。

その他のキャストは、アンソニー・マイケル・ホールや、カイル・リチャーズウィル・パットンなどなど。

評価

僭越ながら今作の満足度を★10段階であらわすと…

 

★5

 

「続編作る気満々じゃあないか…!」

 

どうやら、ブギーマンもハロウィンもここで終わらせる気はなかった模様。

前作も同じようなラストだったし、なんなら第1作目から同じラスト。

さすがにそろそろ決着をつけてほしいところなんですよ!

 

いつも通りブギーマンが話すことはないのですが、

「俺は復活する。そして続編にも出るんだ!」

という強い意気込みを感じた作品でした(笑)

 

以下、『ハロウィン KILLS』におけるストーリーのネタバレを含みます。

 

感想(ネタバレ)

やっぱり不死身だったブギーマン

前作でのローリーの作戦により、炎の中に閉じこめられたブギーマン。

ローリーは完全に倒したと思っていましたが、シリーズファンならば知っています。

ブギーマンが炎なんかじゃ死なない存在であることを……

 

「当然復活するよねー」

 

まぁ、復活しなければ続編作れないし、良いのですが、もはや倒す方法がわからない。

炎の中から平然と出てきたときは絶望感を感じたものの、「あ、ブギーマンならそれが普通か」と納得しちゃう。でも、「死んだと思っていたら生きていた」というパターンを何回続けるんだろう。

今回も住民たちで協力し、ブギーマンを追いつめ、集団リンチにするという展開がありまして、背中にナイフが突き立てられるんですよ。演出的にもブギーマンを倒したかのような、引きをしていました。

「これはさすがに終わりだろ…」と思ったのも束の間、普通に立ち上がるブギーマン!

彼の中にあるのは人を殺したいでも、死にたくないでもなく、「続編を作りたい!」という強い意志!もはや製作会社の願望が反映された存在とでも言おうか!

現実世界の人々がブギーマンを求めていれば、彼は死なないのです。

 

そんなとき、僕の脳裏にドクター・ヒルルクの名言が浮かびました。

「人はいつ死ぬと思う?人に忘れられた時さ…」

ブギーマンが死ぬとしたら、ナイフでも炎でも、もちろん窓からの落下でもありません。観客が彼を求めなくなり、別のホラー映画が流行るようになったその時、ブギーマンは倒されてしまうでしょう。

そう考えると、40年以上一定の人気を保ってきたブギーマンは、もう不死身の存在と言えるのかも。シリーズが終わりに向かっていたとしても、リブートという形で復活する。『ハロウィン』シリーズはまるでブギーマンそのものじゃないか!

本当に怖いのは・・・

今作はローリーやその家族の物語というよりは、

ブギーマンという悪の存在に長年苦しめられてきた、ハドンフィールドの住民たちの物語となっています。

40年前に起きたマイケル・マイヤーズ(ブギーマン)による事件は、人々の心に大きな傷を残しており、今でもトラウマを抱えながら生活している人達もいるんですね。

そんなストーリーを表すように、今作は40年前のブギーマン事件、つまり第1作目と同じ時代の映像からスタートします。

前作で精神科医に首を刺され、死にかけていたホーキンス保安官が若かったころ。彼はブギーマンにも親がいて、人の心があると感じ、相棒を誤射してしまった傷を負いながらも、ブギーマンを殺すことをためらいました。
しかし、ブギーマンに人の心はなく、ただの殺人マシーンであることが後に明らかになります。

 

というわけで、ハドンフィールドには「ブギーマンを倒してやろう!」と考えている人が実はたくさんいたんですね。「ローリーひとりに任せておけない!俺たちでブギーマンを殺ってやるんだ!」という目標を持ち、怖いくらいに団結していく街の住民たち。

過去にブギーマンに襲われたトミーは、妙に正義感の強い住民を率いて、ブギーマン探しを開始します。そして、ローリーとは異なり、集団心理が働いた住民たちは暴徒と化し、関係ない人間まで追い詰めようとしてしまうと。

 

「なるほど、そう来たか・・・」

 

ブギーマン退治よりも、正義の優越感に浸り何をしてもいい暴徒になっていく住民たちにフォーカスする展開。こんなストーリーが『ハロウィン』で観られるとは。

正直、ブギーマンとの戦いは前作でやってますし、「どうせ死なないんでしょ?」というファンの気持ちもあるわけです。そんな中で、直接的な暴力ではなく、人々の心の中にいる“ブギーマンへの恐怖”を描いていくという画期的な展開でした。

ポイントはブギーマンが出ていないシーンでも、彼による心理的な影響が見えてくるところ。もちろん、ブギーマンは相変わらずモンスターのように惨殺をくり返していきますが。

この一連の流れがスピーディーなクロスカッティングによって展開していくので、飽きることなく、別の意味で恐ろしいブギーマンを堪能することができました。

最後に

続編はすでに決まっているようですが、いつになるんですかね?

やっぱり2年後のハロウィン? 次でもブギーマンは死なないのでしょうが、同じような展開はやめてほしいですね。

街の住民たちも結構な数が離脱したので、使える人間も限られてきます。ローリーとその孫であるアリソンのストーリーでいくのか、それともまったく別のブギーマンの話になるのか。

今回もしっかり面白かったので、次も期待したいところです。

 

以上!!!


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