昨年大ヒットを記録した実写版『銀魂』。
そして今年大ヒットは約束されたかのように見える続編
『銀魂2 掟は破るためにこそある』
が公開されました!
実を言うと原作読んでないんですよねw
ジャンプは長年買い続けているんですが、何故か『銀魂』と『ハンターハンター』だけは読み飛ばしてましたw
いつかは最初から読みたい!と思い続けて数年。
原作はそろそろ終わるみたいなんで時間がある時に一気読みしますw
と原作の話は置いておきまして、早速『銀魂2』観てきたんでレビューにいきましょう!
スポンサーリンク
あらすじ
金欠で家賃も払えない万事屋の3人は、ついにアルバイトをすることを決意。
しかし、バイトに行く先々で天下の将軍様と遭遇する羽目に。同じ頃、内紛に揺れる「真選組」はかつてない危機に見舞われていた。
それはやがて将軍をも巻き込む陰謀へとつながり、江戸中で大騒動が勃発。万事屋と銀時も最大の危機に立ち向かうことになる。(映画.com)
前作『銀魂』を観て
原作を読んでいないながら、もちろん前作も観ております!
『銀魂』に興味があったのと、実写なら初心者でも大丈夫だろうと公開日に観に行ったんですが
これがもうつまらなかったw
まさか中国で歴代邦画NO.1になるなんて思いませんでしたよ!(『万引き家族』に抜かされたようですが)
国内でもびっくりするくらいの高評価で「なんだこれは…。」と。
福田監督のノリなのか、『銀魂』のノリなのかわかりませんが、とりあえずネタをぶっこむだけで中身のない映画に見えてしまったんですよね。
その上後半のバトルパートは退屈過ぎたし。
まぁ続編観に行ったんですけどねw
「酷評したのに行くのかよ!」にキレられそうですが、話題になりそうな映画はすべて観に行く性なんで。
スポンサーリンク
感想
ネタ満載のギャグパート
この映画は前半のギャグパートと後半のバトルパートに分けられるんですよね。
そこのところは前作と同じ。
前作もギャグパートはノリについていければ楽しめるとも思うから、ここは正直期待していましたw
どうも最初は寒いというか行き過ぎた演技と演出で笑わせに来て焦りましたが、慣れればイケる!
とノリに合わせてエセ関西弁が出てしまうくらいには楽しめましたよw
ジャンプ系のネタだけでなく、他雑誌のネタまたぶっこんでくる始末。
前作ではあまり語られなかった真選組の人間関係が理解できたのも初心者的に〇。
土方さんクールでカッコいいのにオタクキャラになるとかw
柳楽優弥さんの演じ分けも流石の一言。あれだけクールなキャラを演じてすぐオタクに切り替えら得るところに役者魂を感じますね!
そんなギャグパートをパワーアップ&長めの尺で用意してきてくれたのは素直に嬉しい!
ずっとギャグパートが続けばいいのに。
しかし、中盤手前くらいから徐々に不穏な空気が…。
はい、楽しいギャグパートは終わりバトルパートへと突入しましたw
残念過ぎるバトルパート
前半とキャラが違いすぎてもう
ぽかーん( ゚д゚)
なんでドア閉まってるのに会話通じてんだよ
とか
喋ってないではよ戦え!
と序盤よりツッコミどころ多いw
皆カッコいいし、演技も上手いのに演出のせいですべて台無し。
もう早く終わってくれよと感じてしまうレベルですよ。
そしてここからが長いんだなこれがw
前作の時も思ったけどこういうシーンの演出で全くセンスが感じられない福田監督。
ギャグにぜんつっぱしていた『勇者ヨシヒコ』とか『斉木楠雄のΨ難』とかは面白いんだけどなぁ…。
眠くなるアクションシーン
アクションシーンに入るまでの謎説教シーンが終わりいよいよラストスパート!
ただこの映画。前作から何よりアクションシーンがつまらない!!
本来であれば作品一番の見せ場となってもおかしくないアクションもスローを使いすぎて単調だし、これをアクションと呼んでいいのか不安になります。
江戸と箱根行きの列車2つの場面が交互に展開する場面では同じ演出を使いすぎてもう眠気が…。
そこまでして長々アクションしなくてよくね?と
もうサッパリ終わらせてほしいのに。
評価
★10段階中・・・・
★5
前作よりギャグパートが進化していたし、ネタも多めにぶっこんできてくれました!
将軍様と銀さんのシーンは面白いし、前田敦子の旦那が良くそこまでやるな!ってくらいぶっ飛んでますw
ただ!
後半のバトルパート、そっちはダメダメ。
ところどころにはさまれるギャグシーンが救いとなってはいますが、どうも私には合いません!
まぁ前作があれだけヒットしたワケですから今作もヒットするんじゃないでしょうか?
もし続編が公開されることがあればそれまでに原作をチェックしておきますね!
スポンサーリンク
この映画が好きな人にオススメ
いつもと同じく『銀魂2』が気に入ったって方にオススメできる映画をご紹介していきます!
と思ったんですが、よくよく考えるとこの作品が挑戦的過ぎて似たような作品がない…。
なので私オススメのコメディ映画をいくつか紹介するコーナーで行かせてください!
あ、邦画限定で。
『ラヂオの時間』
三谷幸喜監督映画で一番笑える!
素人が作ったラジオドラマの台本がどんどん変わっていってしまうコメディで、会話だけでここまで笑わせてくれるのか!と感動するほど面白いです!
『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
宮藤官九郎脚本&監督作品。
修学旅行中の事故により地獄に送られた高校生が地獄の鬼たちと仲良くやるストーリー。
コメディ部分もだけど音楽とか、案外練りこまれた脚本にも注目!こんな地獄だったら今すぐでも行きたいw
『曲がれ!スプーン』
『銀魂』にも出演している長澤まさみ主演のコメディ。
能力を隠して生きる超能力者たちが記者に自信の能力を隠しながら様々災難が降りかかるドタバタ劇でアットホームな雰囲気漂う知る人ぞ知る良作!