映画『アナと雪の女王2』ネタバレ感想 前作以上に”ありのまま”でいられる物語

 

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

日本でもかなりのヒットした『アナ雪』続編のレビューを書いていきたいと思います。

前作を観た時はまだ高校生でして、大学が決まって喜んでいた時期だった気がする。その大学もすぐに辞めることになるんだけども。

当時は受験の終了と同時に始めたアルバイトで手一杯でして、そんなに映画を観ていなかったなぁと。

高校生なのに驚くほど働いていましたからね。それこそ映画を観に行く暇もないくらい。

それでも一人のディズニーオタクとして『アナと雪の女王』はしっかり公開日に観まして、まさかこんなに流行るとは考えていませんでした。

やっぱディズニーって凄いよねってことが再確認できたよね。俺が好きかどうかは別としてましても。

 

ってな感じで前作の思い出について語ったところでレビューに参ります!

 

※この記事はネタバレを含みます!

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アナと雪の女王2

あらすじ

雪と氷に覆われたアレンデール王国に陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉エルサと妹アナ。氷や雪を操る魔法の力を持つ“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、仲間たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声により、姉妹は未知の世界へと導かれる。それは、エルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった。姉妹は仲間のオラフやクリストフとともに、数々の試練に立ち向かっていく。

映画.com

監督

メガホンを取ったのは前作と同じくクリス・バックジェニファー・リー

男女の監督コンビだからこそ前作は大胆過ぎる結末を迎えたんじゃないかと。クリス・バックは過去にも『ターザン』を監督していますね。

今作の公開前にお二方が来日したイベントに参加できたのですが、二人とも非常に物腰の柔らかな方でして。

威厳のある監督というよりは、近所に住む夫婦の包容力を感じさせるような人だったんですよね。如何にもディズニーで夢を作る仕事をしていそうな人だったのよ。

キャスト

キャストは前作から引き続いてイディナ・メンゼルがエルサを、クリステン・ベルがアナを演じています。

日本版キャストはピエール瀧さんがいろいろあったため、オラフ役は変更となりましたが、その他の方々は引き継いでいました。

エルサとアナの声は松たか子さんと神田沙也加さんで固定されていますね。まるでウッディとバズのように。

たぶん他の声優がやったら(オリジナルキャストでも)違和感を感じる人が多いと思います。それくらい二人の役はピッタリ。

 

評価

僭越ながら『アナと雪の女王2』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・

 

★7

 

とりあえず期待は裏切らないかな

「前作は面白かったのに続編は微妙じゃん!」って映画はたくさんありますね。ディズニーなら『ポカホンタス』とか『マレフィセント2』とかとか。

アナ雪もかなりヒットしたんで続編には不安だったのですが、俺としては前作以上に楽しめましたね。

たぶんこれを観て失敗と感じる人は少ないんじゃないかと。ある程度の期待には応えられる作品だと感じました。

様々な設定が後付けなんですけどねw これやるなら前作から伏線張っておいた方が良かったよ。

 

ストーリー部分だけなら前作以上だと感じたのですが、問題は使われている歌。

正直言ってレリゴーを超えられるほどの楽曲はありません。いや、好きなナンバーがあった人には申し訳ないんですが。

「イントゥ・ジ・アンノウン」も頭には残るし、今この記事を書いている最中も反復はしているけども。レリゴーほどブームになるかと言われると……。

まぁそれほどレリゴーが凄かったんだと。ディズニー史上屈指の名曲と言っても過言じゃないですから。「星に願いを」「小さな世界」のように遺伝子に記憶されるような歌とは、また違いますが。

歌はスルメソングな可能性があるんで、後々流行っていくかもしれません。

 

ここから先は『アナと雪の女王2』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!

感想(ネタバレ)

前作について

正直は話をするとディズニーオタクとして前作はやり過ぎ感があったんですよ。

新しいプリンセス像を創造するためにディズニーは兼ねてから試行錯誤してきたと思います。『魔法にかけられて』では実写プリンセスを用意し、『プリンセスと魔法のキス』では黒人プリンセスを。

そして『塔の上のラプンツェル』では「助けを待つお姫さま」からの脱却を図りました。ここまでは良い流れですね。

しかし『アナと雪の女王』は序盤に登場するイケメン王子を悪役にし(デュエットまで歌ったのに)、真実の愛の定義を変えました。

大体のディズニー映画「真実の愛」というとプリンセスとプリンスの愛だったじゃないですか。でもアナ雪だとエルサとアナの姉妹の愛なんです。

恋愛だけが愛じゃありません。家族に与える愛だったり、映画に対する愛だったり様々な愛が存在しています。それは分かるんだけども、アナ雪のラストはちょっとなぁと。

その後にはモアナという、そもそもプリンスが存在しないプリンセス映画が登場したりしていますけど。

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これを見て俺のことを懐古厨だと思われるかもしれません。いや、実際そうなんでしょうが俺は『ラプンツェル』くらいの革新さで充分でした。昔ながらのボーイミーツガールは壊してほしくなかったのよね。

「モアナ」くらいまで行き過ぎれば冒険アニメとして捉えられるんですが……。アナ雪は俺の広いストライクゾーンに開いた小さな穴に直球で飛び込んできた作品だったのです。

とは言っても別に嫌いじゃないし、流行るのも理解できますけどねw ただ世間の熱狂とは温度差が違ってはいました。

そして続編。これだけヒットしたからには作らずにはいられないでしょう。劇場公開作だとプリンセス映画の続編て初めてなんじゃね?俺はたぶん初めてだわ。

今作ではハンス王子はもういないし、クリストフとアナはくっつくだけだしで「モアナ」的な視点で観ることが出来ました。もはやプリンセス映画を通り越して冒険活劇ですよ。

エルサは前作以上に魔法を使うし、アナは持ち前の勇気とお節介さでエルサをサポートすると。クリストフは……アナがピンチの時に駆け付けたりしていたかな。

姉妹の物語と言うのは壊さず、前作より一歩先へ進んだ物語が展開されていくのです。

 

ストーリーは後付けだけども…

前作でしっかりと完結したんで、序盤から後付け設定が繰り広げられます。

かつてアレンデールと魔法を操るノースルドラの間で起きた戦争だったり、今でも立ち入れない魔法の森が存在しているなどなど。

いや、戦争の話くらいは語っといてくれよ。一切そんな空気出さなかったじゃん!

とツッコみたくなる気持ちを抑え込みましたw まぁ続編で描くのはエルサのアイデンティティしかないよなぁ~。

そもそもエルサの力の源が気になってた人なんているんですかね。俺はエルサだけが魔法使えるのは突然変異的なヤツなのだと自己解決していたんですが。

今作を経て良く分かったのがクリストフの育て親であるトロールの無能さです。魔法のことなら何でもござれの長老様かと思いきや、エルサの出生の秘密を1㎜も分かっていなかったという。

って感じで文句のつけどころは多からずあるのですが、そこさえ目をつむれば続編として完璧と言えるほどのストーリーだったのではないかと思います。

今作は失敗できない映画だったじゃないですか?プレッシャーの中で本作を作れたことが、それだけでスゲェよ。例え後付け設定だったとしても。

「アナ雪」は本作によって完成したとも言えますね。一つの大きな家族の物語として、わだかまりを無くすための完結編と受け取ってもいいでしょう。続編に集約されることを思えば、懐古厨の俺が気になった部分なんて些細なことなんだと改めて感じました。

初登場のおじいちゃんが何だか良く分からないままワルモノにされたのは笑ったけどw これも前作からちゃんと出しておけよと。

そしてクリストフにもう少し活躍の場を設けてくれたら……。マスコットがヒットしたことからか、オラフは前作よりも重要な役割を担っていたよね。

 

俺的ベストシーン

本作における俺のベストシーンはですね。

ハンスの氷像をエルサが壊すシーンでした~

前作を知った上でのネタなのですが、序盤にもハンスの悪口を言うシーンがあったりもしまして、しっかりネタキャラになっているんだな~と。

映画観る前は触れられることすらしないのではないかとか思ってたけど、しっかり存在を匂わせてくれて良かったです。

まとめ

歌以外は前作より好き。エルサとアナのキャラクターにも愛着が湧くしね。

オラフとエルサが寝ている間にクリストフとイチャイチャしようとするアナが可愛かったです。はい。

さすがに3作目まで作れるほど深堀できる要素がなさそうなので、これで終わりなのかな。

続編あったら観に行くことは確実なんだけども、ここはスパっと終わらせて欲しい!

以上!!!

 

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