『絵文字の国のジーン』レビュー 歴史的なダメ映画って本当なの?

アメリカのレビューサイト「rotten tomato」では満足度100%中脅威の8%!

映画.comの評価は0.9!(5.0段階中)

公開された予告編はYouTubeで11万以上の低評価の嵐!

これだけ酷評された映画が他にあったでしょうか!

日本では2月17日から公開されたものの、3月16日にはDVDが発売されるという何ともやる気のなさ(笑)

CMも見ないしプロモーションほとんど行ってないんじゃないの!?

そんな今年1番の問題作ともいえる『絵文字の国のジーン』を早速観てきたのでレビューしてみます!



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『絵文字の国のジーン』のあらすじ

自分に割り当てられた表情ができない絵文字のジーンが、不具合を修正して「本来の自分」になるために繰り広げる冒険を描く。

ある男の子のスマートフォンの中。絵文字たちがにぎやかに暮らす町、テキストポリスに住む絵文字のジーンは、不機嫌な「ふーん」顔の役割をもっているが、表情が豊かで両親を心配させていた。

ある日、いよいよジーンの初仕事の日がやってくるが、決められた顔とは全然違う表情をしてしまい、案の定の大失敗を犯してしまう。

仲間たちを混乱させてしまったジーンは、自分に不具合があることを知り、仲間のハイタッチ、ハッカーのジェイル・ブレイクと一緒に冒険に出るが……。

引用:映画.com

感想を書きます

アイデアはいいけど他はダメ

現実にあるアプリとかゲームを舞台にしているのはディズニー映画の『シュガーラッシュ』を思い起こさせます。

しかし、『シュガーラッシュ』ほど完成度の高い映画を想像してはダメ。むしろ完成度は前評判の通りかなり低いです。

せっかくスマホというゲーム以上に身近にあるアイテムをモチーフにしているのだから、アイデア以外にももっとストーリーやキャラクターデザインにも力を入れてほしかった…。

ただ、つまらない映画を想像して観に行っているので期待外れとかそういうのではなく、むしろ思ったよりもマシだなとすら思ったほど!

浅いけどわかりやすいストーリーだから小学校低学年くらいの子供なら普通に楽しめるんじゃないですかね?

 

とにかくキャラクターが怖い

主人公のジーンは置いといて、手のひらに顔があるハイタッチや常に与えられた役割を果たし続けるジーンの両親、悪役のスマイリーなどぜんっぜん魅力の感じないキャラのオンパレード!

こんなキャラのストラップとかつけたいと誰しもが思わないことでしょう!!

そしてジーンのキャラがブレブレ。

いつも与えられた顔をしていなければいけない絵文字たちにとって顔を七変化できるジーンは不具合。ジーン自身もこの不具合を何とかしようとスマホ内を旅に出たのに、中盤以降はまるで特技のように扱われる始末。

いや、だったら直さなくていいじゃん?最初から一人でいろんな役割を持てるオールマイティーな絵文字になるっている考えはなかったのかな。

ツッコミどころを挙げていけばキリがないのですが、一番は悪役・スマイリーが不愉快すぎること(笑)

悪役だから不愉快に感じるのはある意味成功しているということなのかもしれませんが。

ソニーが製作して、日本の文化「絵文字」をテーマにしているのにこんなに酷評されてしまうのは日本人として残念ですね。

まぁ酷評されるに値する映画なんでしょうけど(笑)

まとめ

思ったよりはつまらなくないよ!!

子供はたぶん面白がると思うし、こんなに酷評された映画がどんなものか観たいっていう私みたいな人は観て損はないと思います!

途中ピコ太郎が出てきてPPAPしたり、キャラがキモかったり、内容スカスカだけど10年に1回くらいはこんな映画が出てきてもいいんじゃないですかね?

後で知ったのですがパトリック・スチュワートが出ているとは思わなかった…。

 

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