映画『ドクターストレンジ2マルチバースオブマッドネス』評価と感想(ネタバレ) MCUにサム・ライミがアッセンブル!

スルメ
どーも、スルメです

さて、ようやくやってきた5月4日。

当然『ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス』の公開日なんですが、もうMCUはどこに行くんだって話ですよ。

マルチバースも導入され、ドラマ版との連携が綿密になり、いよいよファンしか楽しめなくなってきました。

僕は問題ないし、大歓迎ではあるんだけど、人に勧めるとなるとね。特にお忙しい社会人の方々に対しては、「軽い気持ちでMCU沼に引きこんじゃいけないな」と思うわけです。

まぁ、そんな話は置いといて!この記事は主にMCUファン向け、鑑賞した人向けに書いていこうかと。

ネタバレが含まれますので、まだ観ていない方はブラウザバックをお願いします。

ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス

あらすじ

マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチに助けを求めるストレンジ。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていた。その脅威の存在は、ドクター・ストレンジと全く同じ姿をした、もう一人の自分だった。

映画.comより抜粋

作品解説

『ドクターストレンジ』の続編ですが、そのほかにも観ていた方がいい映画がたくさんあります。これは最近のMCU作品ではおなじみの作り方ですね。

特に重要になるのは、『スパイダーマン ノーウェイホーム』『ワンダヴィジョン』『ドクターストレンジ』『アベンジャーズ エンドゲーム』『ホワット・イフ』でしょうか。それぞれが“何かの続編”になっているんで、結局は「MCU全部観た人向け」であることは確かなんだけど。

 

監督を務めるのは、前作のスコット・デリクソンに代わり、『死霊のはらわた』などでおなじみのサム・ライミ。彼はトビー・マグワイア版『スパイダーマン』3部作を手掛けた監督で、アメコミ映画の歴史を作った人物としても知られています。

『スパイダーマン3』以降、アメコミ映画は撮っていないのですが、満を持してMCUに参戦!この発表こそ、本作で一番のサプライズだったんじゃね?といったところ。

しかも、「MCU初のホラー映画」と銘打たれてますから、どれだけサム・ライミ要素が反映されているかに注目したい!!

 

キャストの方を紹介していくと、

みんな大好きベネディクト・カンバーバッチ(ドクターストレンジ)を筆頭に、『ウインド・リバー』のエリザベス・オルセン(ワンダ)、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー(モルド)、『スポットライト』のレイチェル・マクアダムス(クリスティーン)が集結。

新キャラクターのアメリカ・チャベスは、注目の若手女優ソーチー・ゴメスが演じております。

その他、サプライズゲストも多くいるようですが、ここでは割愛。ぜひ劇場でお確かめください。

 


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『ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス』評価

ストーリー★★★★☆ 4/5
キャスト★★★★☆ 4/5
ホラー★★☆☆☆ 2/5
演出★★★★★ 5/5
映像★★★★★ 5/5

総合評価 ★7/10

 

「想像以上にサム・ライミ映画だったな」


クロエ・ジャオの『エターナルズ』以上に、監督の作家性が色濃く反映されたMCU映画でした!

監督の名前が隠されていたとしても、最初の30分くらいでサム・ライミ映画だとわかるレベルです。

サム・ライミ大好きな僕としては、それだけで嬉しいし、何度でも観たくなってしまう。

 

さて、内容はというと、

ホラーあり、シリアスあり、アクションありな、マルチバース版『ビルとテッドの大冒険』でした(笑)

最近の作品に例えるなら、『リック・アンド・モーティ』かな。

サプライズもあるし、映像表現も素晴らしく、適度に笑いもある。ホラー要素は少なめなので、ホラー苦手な方もぜひ劇場に足を運んでみてほしい!

ということで、ネタバレありで感想を書いていきます↓

 

※以下、『ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス』のネタバレを含みます

 

『ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス』感想

サム・ライミじゃん!!

『ドクターストレンジ』続編の監督にサム・ライミが決まった時、キャップがムジョルニア持ち上げた時よりも、衝撃でした(笑)

だって、ホラー映画のレジェンドで、アメコミ映画のレジェンドだぜ?

「MCU初のホラー映画」にこれ以上ないピッタリな監督じゃん?

そして完成した作品も、まごうことなきサム・ライミ映画!

『死霊のはらわた』エッセンスを盛り込み、『スパイダーマン』らしさもあり、『キャプテン・スーパーマーケット』のユーモアも健在!これに歓喜しないサム・ライミファンはいない!

「まさに夢のような映画だったね」

まず、予告編でもあった市街戦。このシーンではタコ的なモンスター(ガルガントス)と、ストレンジの戦いが描かれるわけですが、どことなく『スパイダーマン』を思わせる演出があるんですよね。

ビルの室内にいる人々が窓の外の戦いに驚くとか、意図的に建物の外壁に助けを待つキャラ(ここではアメリカ・チャベス)を配置するとか、それもう『スパイダーマン』じゃん!って。

個人的には『スパイダーマン2』でメイおばさんを誘拐した、ドクター・オクトパスのシーンを思い起こしましたね。

 

映画中盤ではスカーレット・ウィッチに覚醒したワンダが、別世界の自分自身を乗っ取ろうとするシーンがありました。

このシーンで使われてるのが、『死霊のはらわた』のカメラワーク。

まさかのワンダが死霊側となり、彼女の視点で幸せそうな家族を眺めていくと。

その後も窓から風となってワンダ(死霊)が入りこんできたり、肉体を支配したり、死者の書的な書物がキーワードになったり、『死霊のはらわた』チックな展開が続きました。

 

極めつけは、とある掟に反したストレンジを襲った悪霊たち。

これをクリスティーンが火壺を使って撃退するという、『キャプテン・スーパーマーケット』臭がするシーンが!

一見するとホラー要素に入りそうな悪霊も、かなり笑える形で仕上げてくるサム・ライミっぷり。

そしてゾンビ化したストレンジが、悪霊たちを操って、ラスボスとの戦いに挑む……!

MCUで一番「負けるわけがない」展開でしたし、もはやサム・ライミがアッセンブルした状況ですよ。

 

最後になりますが、サム・ライミ映画ではおなじみのブルース・キャンベルも登場しました。

「異世界のピザボール店店主役」という、過去イチ意味不明な役。

しっかり映画のラストに登場し、ブルース・キャンベルの顔で映画が締めくくられるという、サム・ライミ&キャンベルファンにとっては溜まらない映画でした!

ぜひ、キャンベルを主人公にした映画を撮ってほしいところ。

この映画のヴィランについて

この映画のヴィランは映画公開まで発表されていませんでした。

別世界のストレンジ(シニスター・ストレンジ)がヴィランなのか、はたまた別の誰かなのか……。

ファンの予想合戦が続いていましたが、映画本編ではワンダ・マキシモフこそヴィランとして描かれます。

彼女は『ワンダヴィジョン』で作り出した、子供たちを今でも探していたんですね。

この世界にはいないので、マルチバースを渡り歩き、息子たちのいる世界を探していたというわけです。しかし、それには幼きアメリカ・チャベスの力が必要で、ストレンジと敵対していきます。

要するに『ワンダヴィジョン』を観てなきゃ全然話が分からない映画なんですよね。

演出やマルチバースの導入も重要ですが、敷居を高くしたのが本作最大の挑戦だったんじゃないかと。

「単なる続編ってわけじゃないもんね」

しかもですよ。愛する人を求めるあまり、ヴィランのような考えになってしまうワンダの状況って、誰かに似ていませんか?

これは『ホワット・イフ…?』の第4話に登場した、別世界のストレンジなんです。

彼は愛するクリスティーンを事故で失い、時をさかのぼって、彼女の死を回避しようとしました。その結果、次第にヴィランへと墜ちていきます。

最後には別世界のストレンジすら吸収しようとするのですが、この思考は、そのまま本作のワンダに繋がっています。

つまり、本作のワンダは、別世界のストレンジが辿ったかもしれない姿でもあるわけです。

この展開が頭にあれば、よりワンダの悲しさ、そしてストレンジが警戒される理由が理解できるわけで。

そのためには『ワンダヴィジョン』だけでなく、『ホワット・イフ…?』も観ている必要があります。

……敷居高すぎるわぁ。その分面白いんだけどね。

イルミナティ

さて、多くの人が気になっているであろう、サプライズキャラクターの話。

……とはいっても、ほとんど予告編に出ていたけどね。

個人的にはミスター・ファンタスティックの登場に驚いたのですが、演じていたのはマイルズ・テラーでも、ヨアン・グリフィスでもなかったよね?

そして、やっぱりパトリック・スチュワート演じるチャールズ・エグゼビアですよ!

登場することは知っていたけど、お顔を拝見してしまうと「マーベル好きでよかった……!」って涙が出そうになる。

『X-MEN』1作目を観たのは、もう10何年前。少年時代に楽しんでいた映画が、大人になって好きになった映画シリーズとクロスオーバーする。

こんな感動を味わえるのは、MCUだけ!

 

彼らはおそらく本作かぎりの人たちで、今後の登場は絶望的ですが……。

この流れならヒュー・ジャックマン演じるローガン、『ファーストジェネレーション』以降のX-MEN、よくわからんうちにシリーズが消えた『ファンタスティック・フォー(2シリーズ)』のメンバーも出せそう。というか出してくれ!

「デッドプールも期待していたよ」

ただスタジオ的には、本作を「サプライズありきの映画」にしたくなかったんでしょう。予告編を観る限り、『ノーウェイホーム』ほどギチギチのセキュリティじゃなさそうだし。

一時期はデッドプールやスパイダーマン(トビー・マグワイア版)が登場するとの噂もありましたけどね。噂は噂でした。

 

あと気になったキャラクターがいるとすれば、モルドかな。『ドクターストレンジ』1作目では、次回作でのヴィラン化が確定していましたが、マルチバースの導入により小者っぽく変化。キウェテル・イジョフォーを起用したんだから、しっかり活躍させて欲しかったけど……。

アメリカ・チャベスは、『ホークアイ』のケイト・ビショップ、『ミズ・マーベル』のカマラあたりとチーム組ませるのかな?「ヤングアベンジャーズ」の噂がありますが、ストレンジも「帰ってくる」だし、今後はどうなるのか。

ワンダは……退場してほしくないけど、さすがにスラっと戻られても困る。クイックシルバーを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンが『クレイヴン・ザ・ハンター』に出演するから、変異体としてそちらで出演してくれたら面白そう。

最後に

本日5月4日は『ムーンナイト』の最終回が配信される日でもあるんですよ!

片方はドラマですが、1日でMCUの新作が2本観られる、最高の日です!5月4日は「マーベルスタジオの日」にしましょう。どうせ祝日だし、たのしめるよ。

次にMCU映画が観られるのは、7月の『ソー ラブ&サンダー』。予告編の時点で面白そうだし、本当に近年のMCUははずれがなくて困ります。

そろそろゴロっとこけてくれないと、人気が止まらないよ。

……こけないだろうなぁ。

 

以上。


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