【映画レビュー】映画『デトロイト』を観てきた結果!

こんにちは!自称映画コメンテーターのむてんです!

本年度アカデミー賞有力候補と言われていた『デトロイト』を観てきました!

監督が『ハート・ロッカー』で女性初の監督賞を受賞したキャサリン・ビグローなので賞レースに絡んでくるかと期待していたのですが、結果ノミネートすらされていませんでしたね。(アカデミー賞ノミネート作品が発表される!)

残念ではありますが、ノミネート作品されなかったといって映画の出来が変わるわけではありません!

『ゼロ・ダークサーティ』とか『ハート・ロッカー』よりもドキュメンタリーチックで描かれていましたが、史実に忠実な映画が好きな人には楽しめると思います!


『デトロイト』のあらすじ

舞台は1960年代のミシガン州デトロイト。

違法経営酒場の摘発に反発した黒人たちが白人至上社会に対する不満を爆発させ、大規模な暴動が発生する。

暴動のさなかデトロイト郊外にあるモーテルで暴動に反感を持つ黒人がおもちゃの銃を警察に向けて発砲。警察はパニックに。

狙撃されたと勘違いした警察・州兵・警備隊がモーテルに押し寄せ狙撃した犯人を捜すため、宿泊客たちに暴力的な尋問を始める。

犯人の存在を知らない宿泊客たちは必死に否定するも、警官たちの暴力はさらに過激化していき、ついには死人まで出てしまうのだった…。

結論から言うと…(評価)

 

人を選ぶ作品ではあるものの、好きな人は好き。

凄く曖昧な表現になりましたが、本当にその通りでキャサリン・ビグロー監督作品とかドキュメンタリー映画とかが好きな人にはおすすめできます!

ただ人種差別というかなり重いテーマを扱っているので、苦手な人は本当に苦手かも…。

ここから下は軽いネタバレがあるのでまだ観てない人は注意!

 

 

 

感想(キャスト)

 

本作は『スターウォーズ』新三部作(789)でストーム・トルーパーの脱走兵・フィンを演じたジョン・ボイエガと『レヴェナント/蘇りし者』のウィル・ポールターが主演を務めています。

ジョン・ボイエガは『スターウォーズ』のイメージが強くて、どこに居てもちょっと浮いてる感じがする(笑)

一応主役だけど目立った役ではなく、どちらかと言えばシンガーのラリー(アルジー・スミス)のほうが印象に残りますね。

アルジー・スミスは本作で初めて見たが、かなりの演技力で被害者であるモーテルの宿泊客の中では圧倒的な存在感を放っていました。

そして、何よりも人種差別主義者の白人警官を演じたウィル・ポールターの演技は圧巻!

主演男優賞にノミネートされてもおかしくないほどの迫力ある演技で、尋問シーンと最後のディスミュークスに対する表情はとても印象的です。

日本での知名度がそこまでないのが惜しいですが、この映画を観れば彼らの凄さが分かるはず!

感想(本編)

理不尽で人間の愚かさが剝き出しになったこの事件。

映画ではそれまでに積もりに積もった黒人たちの不安が爆発して、暴動が勃発する様子が描かれています。

ここまで酷い暴動が実際に近代のアメリカで起きたこと、今も根強く残る黒人差別に恐怖すら感じてしまう。

時折挟まれる当時の映像が物語るカオスで狂気的なデトロイトはまさに映画そのままで、まるで自分がデトロイトに居て暴動に巻き込まれてしまったかのようでした。

そしてこの映画のハイライト・約40分間の尋問シーンは俳優たちの演技もさることながら、その場の空気感まで感じられ倍以上の時間があったかのように感じる濃密な40分間であり、「映画史に残る40分間」とかって言われてもいいくらい(かなり暴力的だけど)。

映画の最後にもあるように証拠はなく、当事者たちの話を再現したものなので実際にこの映画で語られるような事が起きたのかは誰にも分からないけど、やっぱり人種差別思考はアメリカ人の中で根強いものだと思います。

観る人によっては理不尽な白人警官の行動に怒りを感じたり、空気が読めない黒人のイタズラに呆れたりといろいろな感情が渦巻くことでしょう。

日本人の感覚からしたらそもそも居酒屋を潰されたくらいで略奪したり放火したりはしなさそうですが、差別されたことのない日本人には分からない感覚なのかもしれませんね。

まとめ

作品賞、監督賞、主演男優賞のどれにも引っかからないって…。

まぁノミネートされていなくとも良い映画はこれまでもたくさんありましたし、アカデミー賞がすべてではないんでいいんですけどね(笑)

この手の作品は映画好きの人たちとか、年を取った大人が観に行って若者はあまり観ない印象。

若い人たちにこそこんな映画を観てほしいんだけどなぁ…。

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ABOUTこの記事をかいた人

90年代生まれ。最近フリーランスを始めたばかりの映画フリーク。 映画鑑賞が好きな人も、そうでない人も楽しめる文章を心掛けて執筆中。 お仕事のご依頼はお問い合わせフォームまでお願いします。