どーも、スルメです。
ついに!ついに……!
『ブラック・ウィドウ』が公開される日がやってまいりました!
これまで何度延期したんですかね?もはや「今日鑑賞できるの?」って実感がわかなすぎて……。
ここまで楽しみにしていて、延期を繰り返された作品は他にあったでしょうか?ゲームだったら何個かありそうですが、映画だとなかったかも…?
とはいっても、マーベル作品は主にDisney+のドラマで触れてきているんですよね。
今も『ロキ』が絶賛配信中で、一番良いところだし、この先も映画館には行けなくてもDisney+作品を楽しむことはできそう。
それでもやっぱり映画館で映画が観たい!なんなら『ロキ』とか『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』も、全部映画館で上映してくれ!観に行くから!!
※この記事は映画の一部ネタバレを含んでいます。
ブラック・ウィドウ
あらすじ
ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。
キャスト
主演を務めたのは、『アイアンマン2』よりMCUに参加している、スカーレット・ヨハンソン。
近年は『ジョジョ・ラビット』とか『マリッジ・ストーリー』への出演でも注目され、アクション映画以外でも活躍している女優です。
おそらくこの世代の女優たちの中では、彼女がトップクラスなんじゃないかと。ちょっと下の世代だとブリー・ラーソンとか、エマ・ストーンとかオスカーに輝く女優がたくさんいるのだけれども。
そして、今作で初登場するエレーナ役を演じるのは、『ミッドサマー』のフローレンス・ピュー。
『ストーリー・オブ・マイライフ』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、評価の高い女優です。今後はドラマ『ホークアイ』への出演も確定しているんで、MCUでも活躍も楽しみなところ。
また、ナターシャの”父”は『ストレンジャー・シングス』のホッパーでおなじみ、デヴィッド・ハーパー。相変わらず強烈なビジュアルをしておりまして、マスクをしていても、一発で彼だと分かりますね。
そのほかのキャストは、『インクレディブル・ハルク』のウィリアム・ハート、『女王陛下のお気に入り』のレイチェル・ワイズなどなど。
『ブラック・ウィドウ』の評価
僭越ながら、今作の満足度を★10であらわすと……
★7
冒頭のマーベルロゴが一番感動したよ
うん、ただのロゴ。これまで何回も観てきましたよ。なんなら『ロキ』もあって、毎週家のテレビで観てますし。
なのに、なのに、なんでこんなに感動するんだろう。
前回映画館で「ロゴ」を観たのは、『ファー・フロム・ホーム』の時だから2019年の5月か6月か。それから約2年。僕だけじゃなく、世界の人々にとっても、本当にいろんなことがありました。
伝染病が流行り、映画館は閉鎖され、マスクが店頭から消え、なぜかトイレットペーパーも消え、旅行には気軽に行けなくなり、緊急事態宣言が発令され、GOTOトラベルが誕生……
ん?走馬灯か?これが走馬灯なのか??
そんなわけで本当に色々なことがあったけれども、やっぱマーベルのロゴが流れるとワクワクする。これだけは何ひとつ変わらない。
おそらく、僕と一緒に映画を観ていた人たちも、ロゴが流れたと同時に、いろんな想いが駆け巡ったのではないだろうか。そう思うと、心なしか映画館に流れていた空気が変わった気がしないでもない。
……と、そんなエモい気分になれる、最高のオープニング!何人かのヒーローは引退したけれども、オープニングは変えないでいきましょう。
ここから先は映画の一部ネタバレを含みます。
まだ映画を鑑賞していない方はご注意ください。
『ブラック・ウィドウ』の感想
タスクマスター
タスクマスターといえば、ブラック・ウィドウの宿敵であり、どんなヒーローの動きも完璧に模倣するヴィランです。
「特徴ないじゃんww」と思う人もいるかもですが、ヒーローの技をコピーできるという点はかなり強い。戦う側からしたら、ひとりでアベンジャーズを相手にしているようなものだし、戦っているうちに自分の技もコピーされるんで、敵う気がしません。
しかも「複数のヒーローの技を使える」という点がポイントで、使い分けによっては当事者よりも強くなると思うのよ。例えばブラック・パンサーだったら、近接戦闘は得意だけど、遠距離戦が得意なイメージはありません。『インフィニティ・ウォー』でのワカンダの戦いでも、みずからダッシュで敵に殴り掛かって行ったしねw
ところが!タスクマスターの場合は、接近戦になればブラック・パンサー、遠距離ならホークアイ、中距離ならキャプテンアメリカと、使い分けができるんですね。
ハルクやキャプテン・マーベルといった、基の能力が強いヤツの能力はコピーできないんですが、それでもほとんどのヒーローが敵わないくらいのポテンシャルは秘めているはず。
「こんな強そうなヤツにブラック・ウィドウがどう挑むのか……」
これが重要な気がするんですが、劇中だとイマイチ、コピーの能力を発揮できていなかったり。そりゃあ、爪使ってきたり、盾で攻撃したりしてきますが、君ならもっとやれるだろ!!
終盤の方はドレイコフの悪役っぷりが激しすぎまして、タスクマスターの存在感が薄れてきたりしているし、ちょっともったいないなと。タスクマスター自身のバックグラウンドも弱くて、完全な悪に徹していないのが残念でした。
まぁ、スマブラでもカービィが最強なわけじゃないし?他人の能力をコピーできるということは、近い距離で戦っていたブラック・ウィドウにとっては、むしろ有利だったのかもしれないね。
それだったらアベンジャーズ以外の、ブラック・ウィドウも知らなそうなヤツの動きをコピーして戦うとか、あえてブラック・ウィドウと一度も会ったことのないヒーローの技を使うとか、対策はあったと思う。
エンドクレジット後のシーン
今作にはふたつのおまけ映像がありましたが、僕が注目したいのは2つ目のシーン。
ここでは『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で、ジョン・ウォーカーに接触したヴァレンティ―ナが登場。エレーナと接触し、ホークアイの情報を与えていました。
このシーンはドラマ『ホークアイ』に直接つながるだろうし、前々から噂されていたヴィラン版アベンジャーズ「サンダーボルツ」結成への布石となるのでしょう。
ただ、エレーナやジョン・ウォーカーは完全に悪役ではないんで、「サンダーボルツ」が結成したとしてもアベンジャーズと徹底抗戦になることはなさそうですよね。むしろ、ちょっとくらいは戦うけれども、さらに大きな敵(ギャラクタスとか)が地球に襲来したら、余裕で「アッセンブル」しそう。
サンダーボルツに加入しそうなメンバーとしては、ジョン・ウォーカーとエレーナ、タスクマスター……。あとは『アントマン&ワスプ』に登場したゴーストとか、『ドクター・ストレンジ』のモルドとかその辺ですかね。
原作とはチーム編成が異なるでしょうし、MCU独自の「サンダーボルツ」となるでしょう。
ドラマ『ホークアイ』についての記事はコチラ
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最後に
いや、本当に『ブラック・ウィドウ』が公開してくれてよかった!!
これだけ延期したけれども、気になる部分もあったけれども、子どもに戻ったような気持ちで楽しむことができましたね。
この感情は『ドラクエ11』をプレイしたときに近いかな。待ちに待ったオンラインじゃないドラクエ。待ちに待った配信じゃないMCU。
もちろん、オンラインも配信もいいんですが、やっぱりアナログでいきたいよね。
今後配信予定のMCU作品は別でまとめているので、ご参照のほど。
⇒【フェーズ4&5】MCU今後公開予定の映画&ドラマ25本を一覧で紹介!
以上!!!
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