映画『ばるぼら』感想 二階堂ふみの魔力に惹かれ、どこまでも

どーも、スルメです!

今回は稲垣吾郎と二階堂ふみ主演の映画『ばるぼら』のお話です!

実は去年の東京国際映画祭で狙っていた作品だったのですが、残念なことにチケットが取れなくて…

それから1年以上、「いつ公開になるんだろう?」と待ち望んでいた作品でございます!

とはいっても、手塚治虫先生の描いた原作は未読。大人向けな漫画ってことと、タイトルは知っていたんですが、どうにも手が出なくて。

本作を鑑賞する一番の動機は「二階堂ふみが観たい!」なので、原作どうこうはあれなのですが。

って感じで、感想に参ります!

ばるぼら

監督手塚眞
脚本黒沢久子
出演者二階堂ふみ、稲垣吾郎、石橋静河、渡辺えり 他
製作国日本、ドイツ、イギリス
上映時間100分

本作は手塚治虫先生のご子息である、手塚眞の監督作です。彼は『白痴』や『東京シャッターガール』などなど、映画監督としても活躍している多彩な方でして。

また、脚本は『キャタピラー』『黄色いゾウ』の黒沢久子が執筆しております。そのほかにも撮影が『パリ、ジュテーム』のクリストファー・ドイルだったりと、スタッフもかなりの豪華さです。

ばるぼらの評価

僭越ながら、本作の満足度を★10段階であらわすと・・・

 

★6

 

本作の見どころとしましては、

  • 二階堂ふみの艶やかな演技
  • 独特すぎる世界観
  • 怪しさとカッコよさを持ち合わせた稲垣吾郎

と、この辺でしょうか。

特に二階堂ふみに関してはね。僕がこの映画を観る一番の動機だったんですが、その期待を大きく超えるものでした!

いや、相変わらず身体を張った演技をなさる!それでいてエロくなく、美しいからな~。それは演出とかばるぼらってキャラクターのおかげでもあると思うけれども。

そんなばるぼらを含めた映画の世界観も好きですよ。「彼女は排泄物のような…」のナレーションからはじまる冒頭から、チープさすら感じる魔女集会まで、僕の好みにがっちりくる。

ただ、ストーリーに関しましては僕自身が理解できていないというのもあるけども、ハッキリ好みが分かれるんじゃないかなと。

映画自体は好きだけど、これを文章だけの小説で読んでいたら、たぶん途中で寝落ちしていると思う。僕のなかでは二階堂ふみのばるぼらと、稲垣吾郎の先生と、音楽と、排他的な雰囲気と、すべてが合わさってようやく楽しめたって感じですかね。

ばるぼらの感想(ネタバレ)

売れっ子小説家の美倉洋介は、薄汚れた地下道でひとりの女の子に出会います。彼女の名はばるぼら。酒浸りでボロボロのコートを羽織っている、誰も近寄りたがらない女性でした。

美倉は家に連れて帰りますが、自分の執筆した小説を馬鹿にされて激怒。激しいビンタを繰り出し、ばるぼらを追い出してしまいます。

それから少しして、マネキン相手に行為に及んでいた美倉はばるぼらに救われます。実は美倉には異常性癖があり、人間以外のモノや生物にも欲情する男でした。

ばるぼらは美倉の家に居候するようになり、ついには身体の関係を持ち始めます。心底ばるぼらに入れ込んだ美倉は結婚を申し込むのですが、ばるぼらとの結婚にはある儀式が必要で…。

 

序盤の展開はこんな感じ。ボーイミーツガールかと思いきや、なんだか不気味な方向にかじを切り始めますw

特にマネキンや犬とのくだりは不気味そのもの。ホラー映画というよりも、児童書で異常に怖いストーリーを見ちゃったときみたいな、抵抗する余地もなく心に入り込んでくる不気味さ。この手の世界観、僕は大好きでございますw

で、もう序盤から二階堂ふみの独壇場なわけですよ。最初のシャワーシーンと、ウイスキーをラッパ飲みするシーンで完全に持ってかれました。ばるぼらに翻弄されていく美倉もサングラスが似合ういい男なのですが、どこか抜けてる感じがして、カッコよくなりきれていない中途半端な印象。この半端な隙間を埋めていくのが、ばるぼらなわけです。

つまるところ、この映画はばるぼらと美倉の二人でいるシーンこそ至高。ソロではどこか物足りないけども、ふたりの絡み(物理的な絡みも含めて)のシーンでこそ、真価を発揮します。

わかりやすいのが、儀式での一コマ。美倉はひとりで裸になって突入しますが、ちょっと間抜けな感じすらするんですよね。周りの連中は謎の呪文みたいなものを唱えていて、若干チープだしw ただ、そのあとにばるぼらが出てくると、アラ不思議。キュッと引き締まる感じがして、一気に美しいシーンになるわけで。

こういうシーンを見ると「映画ってすげぇな」と単純な思考が湧いてくるんですよ。漫画とか、小説じゃ味わえないからね。たぶん。

 

あとは、渡辺えりさんが演じたムネーモシュネー。正体とか全然わからんけど、銀座の母みたいな雰囲気を漂わせておきながら、頭は螺髪のようだしね。

ドスのきいた声も相まって、ネタキャラ扱いたいけどできない、独特のシュールさがあるんですよ。顔見せ程度で、出演シーンはそこまで多くはないんですが。

そんな感じで、感想終わりっ!

まとめ

最初から最後まで同じことを言うようですが、やっぱ二階堂ふみ!

僕が個人的に好きってこともあるけども、なかなかこんな女優いないっすよ。脱ぐってだけでもめずらしいけども、やっぱ演技力も含めて特別感あるよなぁ。

それでいて朝ドラにも出演して、お茶の間の知名度も高いだろうし、完璧すぎるなこれ。なんとなく「二階堂ふみがいる」ってだけで謎の安心感あるし。僕だけ??

そんなわけで、『ばるぼら』も非常に楽しい映画でしたー

 

以上!!!

 

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