どーも、スルメ(@movie_surume)です。
新作が公開されるということで再び観直した『バッドボーイズ』シリーズ。
新作タイトルが「フォー・ライフ」ってことで、スマブラみたいに4とForがかけてあるのかと思ってちょっと焦ったよw「俺の知らない間に3公開されたのか!?」と。
まぁそんなことはなく普通に第三作目だったのですが。最近映画の情報に疎くなっているような気がする……。
と、前置きはこの辺にしてレビューの方に参ります!
※この記事はネタバレを含みます!
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[kanren postid=”3153,x”]バッドボーイズ フォー・ライフ
あらすじ
マイアミ市警の敏腕刑事コンビ、マイク・ローリーとマーカス・バーネット。ブランド物のスーツをスタイリッシュに着こなし、得意のドライビングテクニックでポルシェを飛ばすマイクに対し、マーカスは家族こそが守るべき大切なものと考え、そろそろ引退を考えている。若いエリートたちと組むことになった2人は、自分たちが年寄り扱いされることに我慢できない。そんな中、マイクが何者かに命を狙われ、バッドボーイズ最大にして最後の危機が訪れる。
監督
『バッドボーイズ』シリーズと言えばマイケル・ベイ監督がシリーズを作ってきたのですが、本作では別の監督に後退されています。たぶん「6アンダーグラウンド」の制作で忙しかったのでしょう!
新たにメガホンを取ったのは『ギャングスタ』のアディル・エル・アルビーとビラル・ファラーの二人。
なんでも「見るべき10人の監督たち」に選出された期待の監督コンビなんだとか(映画.com情報)。
残念ながら『ギャングスタ』観ていないんで過去作と比べることはできませんが、マイケル・ベイが監督した2作と比較できる良いチャンス!
キャスト
主演コンビはもちろんウィル・スミスとマーティン・ローレンス!
これが「メン・イン・ブラック」だとウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ。2つも代表的なバディムービーを持ってる稀な俳優ですね。
正直言ってシリーズのファンって程じゃないんですが、やっぱりコンビがスクリーンに戻ってきてくれる嬉しさはあるよね。この前再鑑賞するまで内容すら忘れてたんだけどw
共演はバネッサ・ハジェンズ、チャールズ・メルトン、ニッキー・ジャムなどなど。
評価
僭越ながら『バッドボーイズ フォー・ライフ』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・
★6
シリーズの中では一番好きかも!
それでも★は6にしたのですが。
そもそもマイケル・ベイ監督の映画が肌に合わないというか、アクションが続きすぎると逆に眠くなる体質なので、これまでの作品も好きというわけではなかったんです。
しかしながら今回の作品はマイケル・ベイが外れたからか、観やすい作品に仕上がっていたんですよね。
コテコテのアクションものなのは変わらないんだけど、前作よりもサッパリしているというかさ。
主人公たちの年齢が上がったのもあると思うし、それこそ監督が変更になった影響でもあるのでしょう。ウィル・スミスは過去作以上に目立ちすぎだったけどねw
さらには悪役も好きになれるタイプでしたし、久しぶりの「バッドボーイズ」はシリーズの雰囲気を壊さない安定感があるようにもみえました。
ここから先は『バッドボーイズ フォー・ライフ』のネタバレを含みます!
まだご覧になっていない方はご注意を!!
感想(ネタバレ)
バッド”ボーイズ”
当時から感じていたことではありますが、彼らはもう明らかに「ボーイズ」ではありません!
二人ともシニアに片足を突っ込んでるくらいには年齢いってると思うんですよ。恐らく20年前に比べればアクションのキレも落ちているんじゃないかと。
でも本作においては年齢をあまり感じさせないのよね。むしろカムバックした瞬間から二人とも「ボーイズ」のままでして。
セリフの上では「ヒゲに白髪が」とか「眼鏡かけろ」とか言われているけども、アクションにおいては衰えは感じない。そこんとこは上手くスタントマンと連携しているのだろうか。
とにかくバイクに乗っていても、火の海に飛び込んでも、肉弾戦を披露しても「バッドボーイズ」のままでいることが何より嬉しい。好きなシリーズじゃなくても、コンビには愛着があるしね。
続いてストーリーについて。
孫が生まれたことをきっかけにマーカスが引退を決意。無敵だったマイクもバイクにのったギャングに撃たれ、一時生死を彷徨う大けがを負っていました。
復讐に燃えるマイクと、相棒を失う恐怖を味わったマーカス。二人の熱は大きく差が出てしまいます。
マーカスに至っては「暴力はもう行わない」と神さまに誓っており、事件にも頑なに参加しようとしません。
マイクはAMMOと呼ばれる組織の助けを借りて、自分を撃った犯人を捜そうと躍起になるのですが……。
というのが中盤までのあらすじ。基本的に暴力を行わないAMMOとマイクとの関係が大きな新要素だったかな。
もちろんコンビが復活しなければ映画を作った意味がないんで、途中で復活を果たすのですが。前作でもコンビ解消が取り沙汰されていたのですが、今作はより溝が深くなったような気がしましたね。
そして一つ不満、というか残念だったのはウィル・スミスが想像以上に目立っていたこと。これまでのシリーズでも物語を牽引してきましたが、本作ではその要素がより濃厚に。
この十年ちょっとの間にウィル・スミスは大ヒット映画に立て続けに出演していましたからね。彼をメインに動かすのも分かるけど、バディムービーだからさ。
AMMOのメンバーも嫌いではありませんが、マイクとマーカスのコンビをもう少し……。と欲張りたくなるよね。
カーチェイスシーン
コンビが復活し、本作一番の目玉のカーチェイスシーンが挟まれます。
盗んだバイクで走りだすマイクと、そのサイドカーに乗るマーカス。そしてそれを追う敵組織のバイク軍団。サイドカーには武器がたくさん積んであって、機関銃まで備え付けられているという敵サイドの用意の良さよw
しかもマーカスは先ほども書いたように神さまに暴力禁止を誓っているから、最初は銃を撃てない。
でもマイクが「それは神さまが用意した奇跡だ!」的なバッドボーイズ・バイブルの一節を口走り、マーカスもそれに乗っかって銃を乱射!迫るバイク軍団を軽快になぎ倒し、マイクも運転しながらの銃乱射へ!
結局は個人的にはこのシーンが一番興奮しましたかね。小言を言い合いながら、如何にもバッドボーイズらしいシーンでもあったと思うし。
アクション映画だと良くあるのですが、観る環境も大事だよね。今回はシリーズで初めて劇場鑑賞した作品でして、本作の印象が良かったのもそのことが影響しているのかもしれない。
もっと言えば二人のコメディシーンで大きなリアクションがあると大きく印象が違ったでしょう!
私の住んでいるところが田舎なんで、公開日にもかかわらず人少なかったしさ。これが絶叫上映とか応援上映だったらもっと面白かったんだろうな~と。
こういうのはアメリカの映画館で「フゥーーー!」という掛け声と共に観るのが正解な気がします。
悪役
最後になりますが、本作の悪役について少しだけ。
ちょうど過去作を観直していて思ったのですが、悪役の印象が残らないシリーズだなと。これまで真剣に観たことがなかったのが原因かもしれんけどさw
しかしながら今回の悪役はですね、序盤は今までのシリーズ通りかと思いきや、最後には光落ちすると言う展開が。
彼の出生に関するサプライズも用意されていまして、実はマイクの息子というね。過去に一度だけ愛したギャングの人妻との間に出来た子供だそうで。
過去作にリンクされているのかは覚えていませんが、たぶん本作で突如現れた設定でしょう。
ベタではあるけど、そういった点で単純な私にとっては好きな展開なんですよねw 父と子の絆とか一番弱いヤツだからさ~。
さらにエンドロール前にはマイクが息子をバッドボーイズに誘うようなシーンが。
これは続編ありますわ……!
ベストシーン
[voice icon=”https://www.eiga-8.com/wp-content/uploads/2019/01/002c96435b8ac299efa50d9defc91253.jpg” name=”スルメ” type=”l icon_red”]私が選ぶ『バッドボーイズ フォー・ライフ』のベストシーンは・・・・・・[/voice]
仕事に向かうマイクと家で引退生活を満喫するマーカスを交互に映すシーン
でございました!
マイクが銃を取り出したら、マーカスはリモコンを取り出し。マイクが車のギアを入れたら、マーカスはリクライニングのレバーを倒すという。
全然違う行動で意味も異なるのに、リンクし合う二人。友情を感じさせるシーンでもあり、お互いの距離感を表しているシーンでもありましたね。
まぁ引退した夫が意味もなく家にいると妻から小言を言われるのが定番。マーカスも結局は家で落ち着けるのでしょうか。
以上!!!
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