映画『アド・アストラ』ネタバレ感想 ブラピでも宇宙はこんなにも孤独なんだ

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

今回の『アド・アストラ』、実は久しぶりのSF映画だったりします。

最近SF映画って観る機会少ないんですよね~。アストラ繋がりで『彼方のアストラ』ってアニメを毎週観ているんですが、映画となると全然。制作数も減っているんですかね?

ちなみに一番好きなSF映画は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』1作目です。あと『銀河ヒッチハイクガイド』とか。・・・どうでもいいかw

宇宙に行かない系SFなら『ガタカ』とか『ミッション8ミニッツ』とかも好きですよ。

 

それにしてもブラッド・ピット大忙しですね~。

本来なら『アド・アストラ』は年始に公開される予定だったんで、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』とのプロモーションが被ることもなかったと思うのですが。

ワンハリで日本への来日がなかったのは直後に『アド・アストラ』があったからなんですね。

台風が直撃していても来日してくれたブラピ。ありがとう!!

 

※この記事は『アド・アストラ』のネタバレを含みます。

映画について

あらすじ

広大な宇宙を舞台に、太陽系の彼方に消えた父の謎を追う姿を描く。地球外生命体の探求に人生をささげ、宇宙で活躍する父の姿を見て育ったロイは、自身も宇宙で働く仕事を選ぶ。しかし、その父は地球外生命体の探索に旅立ってから16年後、地球から43億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明となってしまう。時が流れ、エリート宇宙飛行士として活躍するロイに、軍上層部から「君の父親は生きている」という驚くべき事実がもたらされる。さらに、尊敬する父が太陽系を滅ぼしかねない「リマ計画」にかかわっているという。危険な実験を抱えたまま姿を消した父を捜すため、ロイも宇宙へと旅立つが……。

映画.com

監督

メガホンを取ったのは『リトル・オデッサ』『エヴァの告白』のジェームズ・グレイ

デビュー作からいきなりヴェネツィア映画祭で銀獅子賞を獲得する才能を発揮し、その後も数々の映画祭にノミネートされていますね。

わたくしスルメはそんなに監督作を観たことがないんですね。先に挙げた二つくらい。まだまだ勉強が必要ですw

キャスト

主演のブラッド・ピットは自身のキャリア上最高の演技を披露していると、公開前から話題になっていました。

ワンハリで見せたワイルドなブラピも好きですが、本作のようなスマートなパターンも良いですね。俺は『イングロリアス・バスターズ』のブラピが一番好きですね。あと『ファイトクラブ』も。

そんなブラピの父役には缶コーヒーのCMでおなじみトミー・リー・ジョーンズが演じます。

どっかの映画では異星人とバンバン交流していて、CMでは異星人役をやって、今度は異星人を探しに行く宇宙飛行士ですか。何かとエイリアンと関係が深いですねぇ。

 

共演はドナルド・サザーランド、ジョン・オーティス、ルース・ネッガ、リヴ・タイラーなどなど。

評価

僭越ながら『アド・アストラ』の満足度を★10段階で表すと・・・

 

★5

当ブログの採点基準について

 

うーん、俺はハマらなかったなぁ・・・

これは結構好みが別れる映画なんじゃないですかね。

大体そういう場合は好きな方に傾くのですが、今回は珍しく好みではない方に傾きましたw

今年の初めに公開された『ファーストマン』ほどリアルなSFではなく、『スターウォーズ』ほど大衆向けじゃない。ちょっと先の未来を淡々と描いていく映画です。

それこそ『2001年宇宙の旅』に近いモノを感じるよね。私は『2001年』そんなに好きじゃないんで、影響を受けているであろう今作がハマらないのも頷けるかなぁと。

あと映画終わった後に知ったんですが、もう一つ影響を受けた映画として『地獄の黙示録』を挙げていました。まぁ『地獄の黙示録』も好きではないんですがw

調べれば調べるほど、俺には向かない映画だってことが分かりますね。批評家からは賛が出そうだけど。

 

それはそうと、隣に座っていたおじさんが凄い気持ちよさそうな寝息を立てていましてw

朝イチの回だったから眠かったのかな?確かに眠くなる気持ちはめっちゃ理解できるけども。

たぶん俺も仕事終わりのレイトショーとかだったら危なかったかも。

以前『2001年宇宙の旅』にリバイバル上映を観に行ったことを思い出しました。あの時は早起きに慣れてない高校生の時だったんで、余計に眠かったのよ。

「大きなスクリーンで観たら何かが変わるかも!?」と思って観に行った『2001年宇宙の旅』。そこまで印象は変わりませんでしたw

 

ここから先は映画『アド・アストラ』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!

感想(ネタバレ)

ブラッド・ピット”静”の演技

同じ時期に公開された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はどちらかと言えば”動”の演技だったと思うんですよ。

世界最強の男ブルース・リーを投げ飛ばし、ヒッピーには派手に掴みかかる。職業がスタントマンってこともあってアクション映画とまでは行きませんが、動きが多い役でした。

対して『アド・アストラ』は宇宙飛行士であるのに、動きは少なめ。まさに”静”の演技を魅せていました。感情を大きく荒げることもなく、淡々と仕事をこなしていく。

それは冒頭のシーンでわかると思いますが、はるか上空からダイブして自分の姿勢を制御できなくても冷静。冷静だからこそ任務を全うできるし、劇中で起こるトラブルにも対処できるのでしょう。

私としては感情豊かなキャラクターの方が共感できるし、応援もできるのですが…。

 

ただ任務とか仕事とか抜きにして、親父に振り回される息子としてのブラッド・ピットは良かったんじゃないですかね。

ストーリーも淡々としすぎているとなると、私としてはブラッド・ピットに救いを求めるというか「いつもと違うブラピを見せてくれよ!」って気持ちにさせられるんだな。これが。

ただ、直前に公開されたのが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』だったのが残念ではある。

『アド・アストラ』を先に観て、ワンハリを後に観たかったのよね。役に対して全然別のアプローチをしているんだけど、クリフ・ブースの方が断然好きだから。

いや、でも役によってまったくの別人を演じられる役者ってやっぱスゲェなと。何を演じても毎度同じに見えてしまう人とかいるからね。誰とは言わないけど。

宇宙の旅

今作はなかなか宇宙を旅する映画だなと思いまして。

例えば『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とかも宇宙を冒険して、いろいろな惑星に行ってってやるんですけど、全部架空じゃないですか?もちろん『スターウォーズ』も『スター・トレック』もそう。

その点『アド・アストラ』は実際にある天体、主に月・火星・海王星でしたか。そこを巡っていく最近だと珍しい映画なんですよね。特に海王星なんて映画に出てきたのですら初めてじゃね?セリフとして出てくることはあっても、実際に海王星まで行く映画って観たことないや。

で、ちょっと先に未来って設定ですから、宇宙旅行が定番にすらなっている世界なのよ。たぶん月までは簡単に行けるんだろうから、月のステーションは現実にある空港のようにファーストフード店が並んでたりする

 

あれ?月に吉野家あったよね?俺の見間違いか?

 

そして月は世界のどこの国のものでもなく、資源の奪い合いがところどころで起きていると。ステーションのある辺りは観光地になっていて、光の差さない裏側は紛争地帯になっているって設定だったと思うんですけど、これがもう面白くて!

”ちょっと先の未来”って敢えて時代を確定させず、これがいつの時代か観客の解釈に委ねている部分があって、その設定でよりリアリティを増しているんだよなぁ。

月にファーストフード店があるとかね。前澤さんが月に行って数十年後には実現してそうな、手の届く範囲にある絶妙な未来設定に引き込まれました!

 

そんな意外と賑わいを見せる月を離れ、次は地球から一番近い惑星の火星へ。ここら辺から徐々に孤独感が出てきて、不穏な空気が流れ始めます。

それから目的地である海王星に。太陽系の中では一番地球から遠いのかな?太陽からも遠いから光もなく、温度もないんでしょう。

次第に映画全体が冷たい空気に包まれていき、究極の孤独感へと堕ちていく主人公。あぁ、こういう孤独とか宇宙の描写を楽しめないと、この映画はダメなのかも。

この辺りから大体ラストの予想が付き始めてしまいまして、まさにその通りの展開に。トミー・リー・ジョーンズを使っているんだから、もう少し長く登場させて欲しかったし、ブラピとの絡みも足りない。

結局は人類の新たな一歩のために地球外生命体を探しに出かけた父と、それに振り回され海王星まで旅をした息子の映画なんですか?

より主人公に孤独感を与え、ブラピの演技が味のあるものになっているんだけど、父としてはどうなんでしょうねぇ。新しい発見を求めて家族も捨てた父を理解することは難しい。

まとめ

すっごい月並みなレビューになってしまいましたw

この手の映画でもっと良いこと書けたりしたらいいんだけど、俺にはまだまだ力が足りないなぁ。

ストーリーは全然響きませんでしたが、映像的なところで言うと月を走っている時に映った地球が良かったね。その時にドナルド・サザーランドが言ったセリフが記憶に残ると思ったんだけど、見事に忘れちゃったw

メモしてたはずなんですが、暗い中で書いてる上に速記っぽくなってるから読めねぇ。何のためにメモしてるんだって話ですわ。

えー、『アド・アストラ』はまた見方が変わるかもしれんので、しばらく経ったら見直したいと思いまーす。

以上!!!


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90年代生まれ。最近フリーランスを始めたばかりの映画フリーク。 映画鑑賞が好きな人も、そうでない人も楽しめる文章を心掛けて執筆中。 お仕事のご依頼はお問い合わせフォームまでお願いします。