Netflix映画『6アンダーグラウンド』ネタバレ感想 マイケルベイっぽいと言われるのはわかる気がする

  

どーも、スルメ(@movie_surume)です。

 

『トランスフォーマー』『アルマゲドン』にと大作映画で有名なマイケル・ベイ監督。

しかしながら!私映画ブロガーなんてやっているにも関わらず、ほとんど監督作観たことがなかったんですねw 先ほど軽く監督作調べてみたら気がつきましたw

製作だったら結構あったんですがね。監督作だと『トランスフォーマー』1作目と『パールハーバー』しか観たことがなかったという。いや、私もまだまだです。

そんな正直よく知らなかったマイケル・ベイ監督なんですが、今回の新作はNetflix配信ということで。

映画館でもたぶん観に行っていただろうけど、Netflixなら確実です。最近寒くなってきて映画館に行くのも億劫ですからねw

というワケで、さっそくレビューに参ります!

 

※この記事はネタバレを含みます!

6アンダーグラウンド

あらすじ

自らの死を偽装したテック界の大富豪が、卓越した技能で世界を股にかけて活躍する男女を集めチームを結成。傍若無人な独裁者を倒すため、”命”をかけた任務に挑む。

Netflix

監督

メガホンを取ったのは先ほどもご紹介したマイケル・ベイ

『トランスフォーマー』を始め、数多くの大作映画を手掛けてきました。他にも『アイランド』『バッド・ボーイズ』などなど。有名作ばかりですね。私は観ていませんがw

最近は監督業に続き、プロデューサーとしても活躍しています。プロデュースしているのは主にホラー映画が目立ちますね。

キャスト

主演を務めたのは『デッドプール』でおなじみのライアン・レイノルズ

えー、他の映画で申し訳ないのですが、彼が次に出演する映画に「Free Guy」っていうのありまして。それがめちゃくちゃ面白そうなんですよね~。

今後はデッドプール3作目と、たぶんヒーローチームものの「Xフォース」が公開される予定です。

その他の出演者はベン・ハーディー、メラニー・ロラン、コーリー・ホーキング、セバスチャン・ロッシェなどなど

評価

僭越ながら『6アンダーグラウンド』の満足度を★10段階で表すと・・・・・・

 

★4

スルメの評価一覧

 

マイケル・ベイっぽいというのはナントナク分かるが

マイケル・ベイをそこまで知らない私でも分かるのは、この映画が監督が作りたいように、やりたいようにやったということです。

その結果が面白いかどうか、私が好きかどうかは別としましても、クリエイターに口を出さないNetflixの制作体制には驚かされますね。

どれだけお金を持っていれば豪華キャスト&ド派手アクションを作れるんだろう。

もちろんマイケル・ベイ監督本人に実績と実力があるからなんですがね。大金を投じても回収してくれると考えての算段なのでしょうが。

 

えー、映画の中身に対しては良い印象を持つことはなく終わってしまいました。

カッコ良かったのはフォー演じるベン・ハーディーのパルクールかな。他のアクションも派手さはあれど、これといって特筆すべきものはなかったと思いますね。

しかしこれだけ火薬も特殊効果も使っているのに、何とも言えない仕上がりになっていたんで、資金回収を出来るのかちょっと心配になります。

 

ここから先は『6アンダーグラウンド』のネタバレを含みます!

まだご覧になっていない方はご注意を!!

感想(ネタバレ)

本作は主人公のライアン・レイノルズ演じるワンと、その他ナンバリングされた仲間たち(2~7)が独裁政権が牛耳る国を救済するストーリーです。

ミッションの目的は独裁者の善人な弟を誘拐しクーデターを仕掛け、最終的には独裁者自身も市民たちの手で殺害させると。

ストーリー的には非常に単純であり、いわゆるポップコーンムービーなのです。しかし私のように自宅で観てしまうと何とも迫力に欠けるというか、内容の薄い映画に思えてしまいますね。

この手の映画はでっかいスクリーンで観るに限る!それでも評価は大きく変わらないでしょうけど、盛り上がりには申し分ない。

正直このイマイチ内容が伝わって来ない映画を観るには一人での自宅鑑賞よりも、大人数での鑑賞の方が耐えられた気がする。

 

映画序盤は「ワイルドスピード」ばりのカーチェイスシーンから始まります。

そしてチームのメンバーそれぞれのワンとの出会いが展開されていき、チームの結束力をアピールし始めると。いや、チーム完成までのバックグラウンドが長すぎる!さっさと任務を始めてくれよと。

ド派手なアクションは繰り返すのに、テンポは非常に悪い。120分以上ある映画ですが、ストーリーの進みが遅すぎて長めに感じてしまいましたからw

何よりですね。リーダーであるワンが序盤の方で作戦の全容を説明するんです。「まずは弟を~」みたいにこれから起こることを解説していました。

この説明が挟まれたことにより、物語全容を知ってしまうという何だか良く分からない状況に陥ってしまいます。

つまり作品の進み具合が大体分かるんですよね。「まだメインミッション入ってないのかよ~」と。

で、これだけじっくり説明されたチーム間の絆的問題もイマイチ活かせずに、もはや誰がどの役割をしているのか分からないまま進んでしまった。

当初はメンバーそれぞれに「ヒットマン」とか「ドクター」「スカイウォーカー」みたいな個々の役割があるのかと思いきや、結局みんな同じような戦い方してるしさ。

それぞれの個性を活かした戦い方をしてくれれば、アクションシーンも幅が広がった気がする。

それを踏まえると序盤の序盤でドライバーが死んでしまったのが本当にもったいない!最後まで観てもアイツが一番キャラ立ってたでしょw

えー、内容が薄かったんで語るような話も頭から出てこず、マイケル・ベイ映画に対する興味も増すことはありませんでした。

まぁね。この手の映画に需要があることは痛く理解できる。だからNetflixも巨額を投じて制作したのだろうし。アメリカでも批評家たちの評価が芳しくないことは目に見えているけどさ。

そんな逆境にも負けず自分の作りたい映画を作り通したマイケル・ベイに拍手!

まとめ

この映画の脚本家は『デッドプール』とか『ゾンビランド』の人なんですよね。

私はどちらの映画も好きだったんで期待はしていたんだけど…。『ゾンビランド』のルールみたいに現実の上にテキストを載せる演出は好きでしたが。

しかしながら、私がこれまでマイケル・ベイ映画にほとんど手を付けてこなかった理由が理解できたよ。

私自身アクションは好きだけど、続きすぎると飽きちゃう性格だからさ。眠くなっちゃうんですよね。

静かな空間よりも爆音や銃声が響く中のほうが不思議と眠りへといざなわれるのです。

以上!!!

 

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