マーベルの世界には「マルチバース(多元宇宙)」と呼ばれている概念があります。
日本で言うところの平行世界やパラレルワールドみたいな感じですね!
日本の漫画とは違い同じ出版社のキャラクターが同一世界に存在するアメコミならではの設定です。
今回はMCUで触れられてきた「マルチバース」について解説したいと思います!
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マルチバースとディメンション
MCUは基本的に「アース199999」という次元に位置していてコミック版の世界と差別化を図っているのですが、MCUの中でも別次元が幾度となく登場してきました。
これが「マルチバース」と定義していいのかは不明ですが、とりあえず「現実世界」とは別の世界があることは確定済み。
主に映画『ドクター・ストレンジ』において登場しており、今後も多くの次元が登場すると予想されています。
では、これまで登場してきた別世界をご紹介しましょう!
ミラー・ディメンション
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
基本世界の隣に位置している世界。映画序盤から現実世界に干渉しないようミラー・ディメンションで戦っているシーンが多々ありました。
ダーク・ディメンション
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
黒幕であったドルマムゥがいる暗黒世界。カエシリウスやエンシェント・ワンはこの世界からパワーを使って魔術を使っています。
アストラル・ディメンション
登場作品:『ドクター・ストレンジ』
魂が存在する世界。魔術師たちは幽体離脱することによってこの世界と現実世界を行き来しています。ドクター・ストレンジのように現実世界に霊体として姿を現し、一般人にも視認させることが可能。
マイクロ・ディメンション
登場作品:『アントマン』
イエロー・ジャケットとの戦いの際にアントマンが迷い込んでしまった量子の世界。初代ワスプはこの次元に囚われているので、『アントマン&ワスプ』でも触れられること間違いなし。
今後のマルチバース展開は??
ここからが本題!
MCUでこのマルチバースが大きく関わってくると思われるのが、『ロキ』、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』の3作品です。
ということで、3作品をかるーく考察&解説していきたいと思います!
この記事はMCU作品、『ロキ』のネタバレを一部含みます
まだドラマを観ていない方はご注意ください
ロキ
現在『ロキ』では、これまでのアベンジャーズがいた世界が、「神聖時間軸」にあると解説されています。
神聖時間軸とは、分岐していない真実の世界であり、未来も過去もTVAが把握していました。
サノスが現れたのも、アベンジャーズの結成もすべてが予定調和だったわけです。
『ロキ』に登場したTVAは、神聖時間軸から脱しようとする「変異体」を見つけ、消去するのが仕事であり、世界が分岐しているのを阻止しています。
死ぬはずだったロキが生きていて、しかもTVAのメンバーと交流するということは、この世界がすでに並行世界であるといえるでしょう!
TVAは世界が分岐しないよう、監視する役割を果たしていました。
しかし、例の”征服者”?とシルヴィが出会ったことにより、秩序が崩壊。世界は分岐をくり返すこととなります。
おそらく、この出来事をきっかけに『ドクター・ストレンジ』続編、そして『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』におけるマルチバース展開がはじまるのでしょう。
8月配信予定の『ホワット・イフ…?』はマルチバース自体を描く作品で、ウォッチャーも登場します。
スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム
さらに『スパイダーマン』最新作でもマルチバースが導入されると話題になっています!
発端となったのは、サム・ライミ版『スパイダーマン2』でドクター・オクトパスを演じたアルフレッド・モリーナや、
『アメイジング・スパイダーマン2』でエレクトロを演じたジェイミー・フォックスが、まったく同じ役で出演するという情報です。
2人の出演は噂でもなんでもなく、公表されている事実。しかも、アルフレッド・モリーナは『スパイダーマン2』の時点まで「若返る」のだとか。
これって完全にマルチバース導入してね?
さらには、『スパイダーマン』のトビー・マグワイアと、『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドが出演するって噂も。
これは噂であって、本人たちは否定しているのですが、どうなんでしょう。
秘密主義のマーベルだから情報を世に出さないようにしているといえますし、単なる噂だともいえます。
ただ、ふたりが登場して、3人のスパイダーマンが揃ったら、こんなにうれしいことはない!
【追記(11月17日)】
『ノーウェイホーム』の新予告に関する考察を書いてみました。
今回は11月17日に公開された、『スパイダーマン:ノーウェイホーム』の予告編について考察していこうと思う。日本公開が3週間も遅延したことで、若干の残念さが出ていたが、予告編を観てしまうと期待度がブチアガリ。この記事では個人的[…]
【追記(8月24日)】
初公開された予告編を観るに、ドクター・ストレンジが「マルチバースへの扉」を開いたってことになるのでしょうか?
気になる部分としては、ウォンが大荷物を持っていた場面。これは『シャン・チー』に繋がるシーンと予想しています。彼が出かけて行った先の闘技場でアボミネーションと戦い、シャン・チーたちと出会うのでしょう。
【関連記事】「シャンチー テンリングスの伝説」ネタバレ考察 ラストと今後のクロスオーバーについて
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』のキャストについては、以下の記事でも紹介しています。
⇒MCU版『スパイダーマン3』のキャスト紹介&考察!歴代スパイダーマン出演なるか?
ドクター・ストレンジ イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス
もうタイトルからマルチバースw
『ワンダヴィジョン』から地続きのストーリーが展開するらしく、ドクター・ストレンジだけでなく、スカーレット・ウィッチも登場する模様。
タイトルの「マッドネス」には、「狂った」とか「狂気」とかって意味があるので、「マルチバースがヤバいぜ!」みたいなノリなのかな。
『ロキ』が発端となり、どうしようもなくなったマルチバースを、ドクター・ストレンジとスカーレット・ウィッチがなんとかするって展開を予想していますが……。
マルチバースが本格的に導入されたら、『X-MEN』のキャラクターを呼べたり、デッドプールが乱入してきたりも可能になるんですよね。
『アベンジャーズ』のシリアスな場面で、デッドプールがやってきたりなんかしたら……
まさにマッドネス!!!
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- アイアンマン
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- スパイダーマン ホームカミング
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