前回の記事(『インフィニティウォー』続編の展開を予想してみる)では『インフィニティウォー』から予想できる展開を上げてきました。
この記事では今マーベルファンの間でまことしやかに囁かれている「タイムスリップ説」を考察してみたいと思います!
『アベンジャーズ/インフィニティウォー』並びにマーベル・シネマティック・ユニバースのネタバレが含まれている記事です。まだ鑑賞していない方はお気を付けください!
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目次
タイムトラベル説とは!?

『インフィニティウォー』をご覧になった方は分かると思いますが、ラストでヒーローほとんどがサノスの指パッチンによって消滅してしまいました。
しかも消滅したヒーローたちは『アベンジャーズ4』の後に続編が決まっているものばかり。
さて、『アベンジャーズ4』でMCUが終わりじゃないなら何とかして生き返らせる必要があります。
そこで考えられるのが
時を遡って過去を改変し、ヒーローたちが殺されるのを阻止する
という展開です。これがMCUにおける「タイムトラベル説」ですね!
ファンの間ではかなり有名な説で『インフィニティウォー』公開前からリークした画像によって考察されていました。
『インフィニティウォー』のラストがあんな展開でしたから、余計現実味を帯びてきたワケです!
タイムトラベル説が起こるのかどうか定かではありませんが、個人的にはかなり有力な説だと思っています!
では、どんな形でタイムトラベルを行うのでしょうか?
いくつか予想してみたのでお付き合いください!
【関連記事】タイムトラベルを題材にしたオススメ映画8選!
どうやって戻るのか
タイム・ストーンの能力

誰しも考えるのがドクター・ストレンジが持っていた「タイム・ストーン」の能力を使うということです。
この能力を使ってサノスは時間を巻き戻し、マインド・ストーンを手に入れました。
ドクター・ストレンジも作中でタイム・ストーンを使いサノスとの闘いの果てに起こりうる未来を何千万通りも予知し、勝利への道を模索しています。
とにかく時間を巻き戻せるという能力なんですが、何時間まで戻せるのか・範囲はどこまでかといった制限については一切触れられていません。
正直考えるとキリがないチート能力のタイム・ストーン。他の5個のストーンよりも明らかに強いんじゃないかと(笑)
その能力を使って過去に戻り、指パッチンを阻止してヒーローたちが死なない世界へと導く。この流れが鉄板です。
しかし、タイム・ストーンを持っているのは他でもない最強のサノス自身!
アベンジャーズはサノスからタイタンの戦いの時同様、インフィニティガントレットごと奪いアベンジャーズの誰かが6つのストーンの力を持つということになるでしょう!
B.A.R.F.システム
この名前に見覚えがある方は相当なファンです!
『シビルウォー』冒頭でトニー・スタークがプレゼンしていたものをご存知でしょうか?
父・ハワードとの最後の会話を再現したあの装置のことです!
これは当事者の記憶を再現して、過去のトラウマを改善する装置らしいのですが、何故あんなものを映画に登場させたのでしょう?
後半に起きるウィンター・ソルジャーとの因縁のためかと思いきや、実はこれが『アベンジャーズ4』におけるタイムトラベルを可能にする装置なんです!
実際は過去の記憶を再現するだけで過去改変は不可能なので、この線は薄い(笑)
たとえ『シビルウォー』と『アベンジャーズ4』が同じ監督と言えども、ここで今更この装置が登場すとは思えないけど参考までに。
B.A.R.F.システムでなくともトニー・スタークがタイムマシン的な何かを開発するのかもしれませんね!
キャプテン・マーベルの能力

『アベンジャーズ4』で活躍すると言われている新ヒロイン『キャプテン・マーベル』はMCU第一作目『アイアンマン』より前、90年代を舞台にしています。
90年代からすでに存在していた彼女が何故『インフィニティウォー』まで一切姿を現さなかったのか。
それは彼女が時を超える能力を持っているからに他なりません!
そうでもなければ90年代から『インフィニティウォー』の間までに歳を取らないのはおかしいですし、万が一歳を取っていたとしても+20歳老け顔にしたブリー・ラーソンが出てきたら拍子抜けです(笑)
この矛盾を解決するのはタイムトラベル以外ないでしょう!
まぁ彼女自身がタイムトラベル能力を持っているとは言えませんが、90年代当時のタイム・ストーン保持者に送ってもらうとか、過去にタイムトラベルしたアベンジャーズと合流するとかはありそうです!
とにかく彼女が現代に合流するにはタイムトラベルが絡むことになるはず!
タイム・ヴォルテックス

これは『アントマン&ワスプ』で初めて明言された量子世界にあると言われる時間の渦。
これを使ってアントマンがタイムスリップをするのでは?というものです。
今のところタイムストーン以外で時間について明かされているのはこの「タイム・ヴォルテックス」だけなので、これが『アベンジャーズ4』で使われる可能性はかなり高い!
もちろんアントマン自身がタイムトラベルしなくても、「タイム・ヴォルテックス」の力を利用してトニー辺りがタイムマシンを開発するって言うのもアリ。
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いつに戻るのか?
今から6年も前になったのが驚きですが、とりあえずリークされている映像では『アベンジャーズ』のニューヨーク決戦の時に着ていた衣装に戻っています。
ガモーラやマンティスも1作目までの衣装に戻り、ブラック・ウィドウはブロンドから以前の髪色に。
とりあえずここまで戻り、何かを改変するのでしょうか?
それとも『アイアンマン』、いや『キャプテンアメリカ/ファースト・アベンジャー』からやり直すのか??
『ファースト・アベンジャー』まで戻るならバッキーを助け、ハワード暗殺を阻止。『シビルウォー』を避けアベンジャーズ解散も避ける。という感じですかね?
アベンジャーズが揃っていたからと言ってサノスに勝てるとも思えないけど(笑)
サノス以外で唯一ソウル・ストーンの場所を知っているネビュラが生き残っているため、アベンジャーズとともに過去に遡りソウル・ストーンを持っておくことも可能です。
過去に戻ること自体チートなんで、なんでもアリになってしまうのが残念ではありますが…。
誰が戻るのか
トニー・スターク


もしタイム・ストーンを使って戻るなら、魔術師でない限り使った本人しか戻れません(今のところ)。
『ドクター・ストレンジ』のラストでパワーを使ったストレンジは、時を戻し香港の街を一瞬で復興させましたが、時間の巻き戻しを認知できていたのはストレンジたち魔術師だけでした。
そこでタイム・ストーンを手に入れたアベンジャーズの中で誰が使うのかと言われたら、やっぱりトニー・スタークです!
ストレンジは消滅する直前何千万通りの未来を見通し、タイム・ストーンよりもトニーを生かすことを選択しました。
何故なら彼が時を遡らなきゃ、勝利はつかめないからです。
タイム・ストーンでなくともトニーはサノスを倒す重要な鍵になるでしょう。
タイム・ストーンの能力が掴めない今、もしかしたら生き残りメンバー全員が過去に戻ることもあるのかもしれません。
しかし、誰か1人だとしたら彼が一番有力ですね!
ネビュラ


原作となったコミック『インフィニティ・ガントレット』では、ネビュラがサノスからインフィニティガントレットを奪い取り、時を戻してヒーローたちを復活させます。
この設定が映画でも用いられるならば、時を戻すのはネビュラになりますね!
ただ、これまでのMCUは原作コミックからはキャラクターや設定だけを踏襲しているだけで、ストーリーはほとんどオリジナルなものが多いです。
少しの共通点はあるにしろそんな重要なところまで同じにはしないでしょう。
まぁヒーロー全滅というところはコミック通りでしたから、完全にないとは言えないのが気になるところ。
まとめ
結局のところはタイム・ストーンの能力でどうにでもなってしまう説ではあるのですが、考えてみるのも面白いですね。
タイムトラベルを使ってしまったらこの先のMCUの設定が大きく変わり、フェイズ4にかなりの影響を与えます。
『アベンジャーズ4』はそれで面白くても、後のシリーズ作品が困ることになるのではと思ってしまうのは私だけでしょうか?
まさに諸刃の剣ともいえる「タイムトラベル」。できれば使わずにメンバーを復活させてほしいものです。
この説の他にも「多元宇宙(マルチバース)」というのもあるんですが、それはまた別の記事で!
次の考察記事↓
最後までご覧いただきありがとうございました!コメント等お待ちしております!
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過去記事もぜひ!
お久しぶりです(忘れられてる可能性大)
メアド変更して以来の投稿です。
さて、「スター・トレック」というシリーズをご存知ですか?
ちなみに監督は「新スター・トレック」の最終回「永遠への旅」が好きだ、発言しています。
「永遠への旅」は2時間近い大作。時間の概念の歪み、超生命Qによる裁き…などなどキャプテン・マーベルからのつなぎに出来る要素が多いです。
また、トム・ホランドはベネディクト・カンバーバッチとのインタビューで
「(カンバーバッチは)僕より圧倒的に忙しいよ。僕は「イエーイ」っていうぐらいなのに、彼は量子次元についてあれこれ説明しなきゃならないんだ。」
と発言。すなわち、アベンジャーズ4はタイムパラドックスの要素を含むということです。
これが意味することとしては、
「ドクター・ストレンジの説明シーンがある」
→ヒーローたちは死んでいない
「時間の歪みが大きな要素となる」
→キャプテン・マーベルはこの時空ではない量子現実上で出会う人物
「量子現実」についてはSFのタイムパラドックス系を見ればわかってくると思います。
ちなみにおススメは「スター・トレック(2009年版)」
タイムラインの矛盾や新たなタイムライン、可能性の未来などの要素が絡んできます。
けっこう高度なやりとりが行われるので、少し注意。
さて、考察(僕のです)に入ります。
まず、これまでの時間軸について。
これに属する作品はほぼありません。
次に、キャプテン・マーベルのタイムラインについて。
おそらく、未来からの何者かの干渉があって生まれたと思われます。
僕は「アベンジャーズの初期メンバーが生き残ったのは未来の人間がフューリーにスナップで生き残る人間を伝えていたからだ」という考察を有力視しています。
つまり、これまでの時間軸が「改変された時間軸=キャプテン・マーベルから始まる世界」である、ということです。
で、もしかすると、消されたヒーローはそっちの量子現実に飛ばされたのではないかと。
まだアベンジャーズ4のストーリーについてはあまり考えられていません。今後考え次第投稿させていただきます。
コメントありがとうございます!
粒子の世界は『アントマン』に登場する初代ワスプが迷い込んだところですね。
実は私一足先に『アントマン&ワスプ』を観てまして、ネタバレになるので詳しいことは言えないんですがアントマンが粒子の世界に再び入ることになるんです。
多分ドクターストレンジが説明するシーンは『アントマン&ワスプ』に出る粒子の世界(マイクロ・ディメンション)のことだと思っています。
まぁ『インフィニティウォー』でカットされている可能性も捨てきれないんですが…。
また、マーベルでは平行世界の存在が認められている(ミラーディメンションやダークディメンションなど)のでサノスに指パッチンされた人たちは魂が集まる次元(ソウルディメンション)に送られた説もあります。
そうなれば平行世界についてドクターストレンジとスパイダーマンが話すシーンがあるのも頷けますしね。
ただそうなるとタイムトラベルはどこで使うのかということが疑問に残ります。
ドクターストレンジがあの何万通りも観ていた時に過去に遡りフューリーにアドバイスを送っていたとか、いろいろ考えられますが実際どんな風にタイムトラベルを組み込むのかいまいちよくわからないです。
タイムトラベルによって別の世界線へ行くというのも『X-men』シリーズの二の舞になりそうですし、MCUではやってほしくないですかね。
す、凄すぎるっ!まっ、まさか海外に行った!?(僕は断念しました)
そーいや、ドクター・ストレンジで異次元の描写(エンシェント・ワンにぶっ飛ばされるくだり)がありましたよね。あの中に量子次元(マイクロ・ディメンション)の描写がありませんでした?だとすれば、量子次元関連の魔術もあるのでは?まあ、妄想ですが。
タイムトラベルに関しては確かにX-MENに使われた気がしますね。やはり差別化を図りたいところですもんね。
あと、スター・トレックの話しを上で挙げましたが、ケヴィン・ファイギは「決定的な結末」と言っていたので違いました…(ごめんなさい!)
そういえば、コミコン。なんかDCばっかでしたね。(SHAZAM!は見たいが)
4のタイトルは間違えて掲載されたかなんかで変更らしいです。(Avengers:Endgameだったらしいが、作曲家がポロリ?してしまったらしい)エンドゲーム、実は予想してたんです泣
キャプテン・マーベルがどうやってやってくるか。それが問題ですよね・・・
でも、例の説明シーンはトムホが自分の死を知る前に撮られたはずなので、ソウル・ディメンションにいなくても成立するセリフだと思います。
あと、アイアンハートの映画化が進んでいるそうです。次回でスティーブがI can Do this all day…とか言いながら犠牲に(トニーの目の前でクイックシルバーみたいに)なってしまうのでは?と思っております。脱線してしまいましたが、ご勘弁ください!
そうです!香港で観てきちゃいましたw
正直初期の『X-men』は好きなんですけど、若い世代になってからは微妙なんですよね。だからMCUではかみ合わないところとかを作らないで欲しいと思っています。
タイトルについてはイニシャル「F・H」だったって噂があります。HはヒーローだとしてFはなんですかね?
キャプテン・マーベルはサノスに指パッチンされてストレンジ達と同じソウル・ディメンションにいるというのはどうでしょう?別次元で消された人たちと合流したらそれはそれで燃えますよね。フューリーのポケベルが届かなくなるんですがw
それかポケベルを受けて宇宙のどこかにいるキャプテン・マーベルがソウル・ディメンションに入って皆を助けに行くとか。
私一番好きなヒーローってバットマンなんでDCエクステンデッドユニバースにはかなり期待していたんですけど、これまでの作品『ジャスティスリーグ』も含めかなり微妙ですよねw
早くバットマン単独作を観たいですw
F・・。Finalかな〜。丁度「ザ・ファースト・アベンジャー」と対になるし。
同じくバットマン好きです!(なぜかDrフリーズから入ったwww)作品ごとに世界観が違う(ダークだったりなんか軽かったり)のも好きです。最近はニンジャバットマン見ました。
X-MENは確かに時間軸が新しくなってイマイチになった印象あります。帳尻の合わせ方もなんか雑だったし。(プロフェッサーXのハゲる瞬間…何だったんだアレは)
キャプテン・マーベル…電波届くか心配ですよねw(ソウル・ワールドなんで)
ソウルワールドにいるのは地球の人だけじゃない事を考えると映画化されていない宇宙のヒーロー(コミックのキャラとか)も参戦しそうですよね。1カットに収まりそうですし。
ジャスティス・リーグはやっぱりDCEUの構想が…DCも頑張るぞ!っていうところは最高なんですけど、ユニバース化を前提にしていると、クロスオーバーばかり意識するようになってしまいますので。バットマン泣
ソウルワールドはどんな感じの世界なんでしょうか?自分でも調べてみますが、ご存知のことなどございましたら、返信お願いします!
FだとFinalの他にFutureとかForeverが思い浮かびますね!本当かわかりませんが…。
定番ですけどバットマンは『ダークナイト』が一番でしたねw
残念ながら『ダークナイト』を超えられるヒーロー映画はもう生まれないんじゃないかと思えるくらいに。
ソウルワールドについては『インフィニティウォー』の最期の方でサノスがガモーラと会話した場所がそうだと言われています!そこはサノスの精神世界であり、ソウルストーンの中のようなので別世界かどうかまでは定かじゃないですが。
ダークナイトは名作ですよね!大人向けのヒーロー映画というジャンルを確立したと思います。それだけにジャスティスリーグが悔しい!!!
ソウルワールドの中に人々がいる、というのはサノスを気軽に殺せない条件になるでしょうし・・・
よくキャップは「エゴ」の象徴と言われてますが、シビルウォーで争ったことによって、「ヒロイズム」との間にゆれ始めていることだと思います。「エゴイズム」と「ヒロイズム」の融合は「自己犠牲」と言われているので、消された人々を救う=サノスを救うべく、ヒーローたちは自らを犠牲にするのではないでしょうか?
DCはこれからどうなるんでしょうね?ジョーカー単独作とか出てきているみたいですが、ユニバースとは関連付けなかったりワーナー上層部がシリーズの制作を急がせたり結構不穏な空気がありますw
『アベンジャーズ4』で一番の注目ポイントはキャプテン・マーベルでもタイムトラベルでもなく、如何に「違和感なくヒーローたちを引退させられるか」だと思うんですよね。
全員(初期メンバー)を全員卒業させるにしても、やっぱり違和感が残りますし後のシリーズに矛盾が生まれないようにするのはかなり厳しいことなんじゃないでしょうか。
しかし、そこはMCUなのでキッチリと「一区切り」つけてくれるはずです!