こんにちは!むてんです!
『マン・オブ・スティール』から始まる同一世界を共有したシリーズ「DCエクステンデッドユニバース」をご存知でしょうか?
『アベンジャーズ』で一躍有名になったマーベルコミックとは異なり、DCコミックスのキャラクターが登場するクロスオーバーシリーズですね。
この記事を読んでいるほとんどの方がシリーズを追っていると思うので詳しい説明は省きますが、そもそもこのシリーズ面白いですか?(笑)
叩くわけではないけど、世間の評価と同じく私もこのシリーズは正直ダメダメだと思っていますw
もちろんシリーズ新作が公開されれば観に行きますし、世界的にも多大な興行収入を上げていることは十分承知しているつもりです。
しかし、『ジャスティスリーグ』を観て確信しました。
このシリーズはもうダメだと。
さすがにシリーズ打ち切りとまではいかないまでも、これから先もファンからの支持を受けることはなさそうです。少なくともMCUを超えることはないでしょう。
趣味趣向は個人によって違うので、このシリーズが好きという人のことはもちろん批判しません。
バットマンだってスーパーマンだってマーベルのヒーローたちと肩を並べるほどの人気がありますし、過去最高のヒーロー映画は『ダークナイト』という人も多いはずです。
なぜこれほどの人気を誇るキャラクターを使ったシリーズがこんなに叩かれることになってしまったのか。私なりの意見を書いてみたいと思います。
[box class=”red_box” title=”注意”]この記事は『ジャスティスリーグ』とDCユニバースのネタバレが含まれています。[/box]
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原因その1
ザック・スナイダー監督
映画というのは監督のセンスとか思想、こだわりが見えてくるものです。
このシリーズから切っても切り離せない監督といえば『マン・オブ・スティール』から『ジャスティスリーグ』までほとんどの作品を監督してきたザック・スナイダー。
『マン・オブ・スティール』はまだわかるのですが、『バットマンVSスーパーマン』も引き続きザック・スナイダーが監督すると聞いて「ん!?」と感じずにはいられませんでした。
これまでも『ウォッチメン』や『300』などアメコミ原作の映画を手掛けてきた監督だから起用したんですかね?
『ウォッチメン』は原作ファンから叩かれ、監督自ら脚本を手掛けた『エンジェル・ウォーズ』は大コケ。何故この監督をクロスオーバーの大作に起用したのか本当に疑問です。
『バットマンVSスーパーマン』の評価が芳しくなく、さすがに『ジャスティスリーグ』は監督変更だろと思っていたらまさかの続投。案の定『ジャスティスリーグ』はダメダメな映画でした。
しかし、映像づくりや劇場にまで衝撃波が走るようなバトルシーンはさすがですね。ストーリーや監督独特の雰囲気はあれですが、映画の迫力はマーベル以上です!
原因その2
ワーナーブラザーズ
DCユニバースはMCUに比べて監督や脚本家に対し、自由に作品を作らせているみたいです。
それだけ聞くと聞こえはいいように思われますが、すべてを一任してしまうと監督の趣味が前面に押し出された『マン・オブ・スティール』のような映画になってしまいます。
これまでザック・スナイダーが監督してきた『ウォッチメン』や『300』はアメコミはアメコミでも、大人向けなアメコミです。
しかし、スーパーマンとかバットマンはそれらに比べると対象年齢低めな作品なので、子供が観に行ったときにどう感じるかというのが問題ですね。
『マン・オブ・スティール』はそれはそれで面白いけど、スーパーマンがヴィランを殺してしまうのはやり過ぎだと思いました。
『バットマンVSスーパーマン』に至っては、突然幻覚のような映像が差し込まれ、スーパーマンですら死んでしまいます。
明らかに内容がダークすぎて子供向きではないですよね。
さすがに失敗に気が付いたのかワーナー上層部も『ジャスティスリーグ』はもっとコミカルに作れと支持を出したため少しダークさは薄まったものの、手遅れだったのか興行収入は振るわず。
マーベルとの差別化を図ったのかもしれませんが、残念な結果になってしまいましたね。
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原因その3
『ジャスティスリーグ』の失敗
シリーズの山場とも言えるヒーロー大集合映画が失敗してしまったのは大きいでしょう。
『インフィニティウォー』並みの予算でワーナーの社運をかけた映画にも関わらず結局赤字を抱えることになった可哀そうな映画です。
ヴィランが全身CGだったり、チームのパワーバランスが崩れすぎているといったことも失敗の原因だと思いますが、ワーナーが制作を急ぎ過ぎたのが一番の原因だと思いますね。
そもそも映画を公開する順番がフラッシュやアクアマンの単独作をやってからの方が良かったのかもしれません。
マーベルは4人のヒーローを単独で映画化してから『アベンジャーズ』を作りましたし、じっくり時間をかけてからの集合だから『アベンジャーズ』はヒットしたはずです。
それがスーパーマンとワンダーウーマンをやってからいきなり『ジャスティスリーグ』って…。
これではせっかくの集合感が薄れてしまいますよね。
バットマンはこれまでの単独映画である程度オリジンが描かれてきたからいいのですが、せめてアクアマンとサイボーグは単独作踏んでから集合させてほしかった。
たぶん映画だけでDCコミックに触れている層はアクアマンとかサイボーグがどんなヒーローなのか知りませんしね。
初っ端の出演作からスーパーマンにボコボコにされてはキャラとしても哀れです。
DCユニバースはもう少し時間をかけてシリーズを製作してほしいですね。
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個人的には同じDCでも『ダークナイト』とか初期の『スーパーマン』の方が好みですが、シリーズを観始めたいって方は結構お得に観られるので、無料期間だけ登録とかでもアリですw
まとめ
DC叩きのような記事になりましたが、私が一番好きなヒーローはバットマンです!
DCユニバースもこれから盛り上がるかもしれないので、今後の展開に期待ですね!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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