Netflixの『アンブレラ・アカデミー』は今年最高のドラマかも!?

[voice icon=”https://www.eiga-8.com/wp-content/uploads/2019/01/002c96435b8ac299efa50d9defc91253.jpg” name=”するめ” type=”l icon_red”]皆さんこんにちは!

Netflix大好きするめ@movie_surumeです!

最後までお付き合いくださいm(__)m[/voice]

 

「今さらかよ!!」

と言われそうですが、やっとNetflixの新ドラマ

 

『アンブレラ・アカデミー』

 

を観終わりました!

一時期海外ドラマにハマっていた時期はいろいろ観ていたものの、最近はほとんど観ていません!

いつの間にかシーズンが進んでいたり、単にめんどくさかったりと個人的な事情が…。

 

しかし!今回の『アンブレラ・アカデミー』はまだシーズン1のみ。

しかも10話と比較的短いのでサクッと楽しめました!

ここまでアメコミ映画&ドラマが流行っている中、満を持しての配信であり本国アメリカでも評価が高いらしい。

私の大好きなエレン・ペイジも出てるしね!

 

この記事ではなるべくネタバレを避けて、『アンブレラ・アカデミー』の魅力を伝えたいと思います!

※最後にネタバレあり!

アンブレラ・アカデミーとは

1989年、世界中で妊娠していない43人の女性が同日同時刻に突然出産するという事件が発生、億万長者の実業家であるレジナルド・ハーグリーヴズ卿が、特殊な能力を持つ7人の子供を養子として引き取り、世界を救うスーパーヒーローに育てる“アンブレラ・アカデミー”を創設。

しかし計画通りには進まず、子供たちが育ち、ティーンエイジャーになると家族は散り散りになり、アンブレラ・アカデミーは解散、さらに時は経ち、ある日父は謎の死を遂げてしまいます。

父の死を弔うため大人に成長した兄弟姉妹は嫌々ながらも再集結、特殊能力により地球が8日後に滅亡することを知った彼らは、人類を救うため、そして父の死に隠された謎を解明しようと立ち上がることに・・・。

引用 Filmarks

マーベル、DCに次ぐ大手アメコミ会社「ダークホース」から出版されたコミックが原作です。

ダークホースコミックは比較的大人向け作品を出版している感じがありますね。

『アンブレラ・アカデミー』はDCの「ウォッチメン」に似ているというか、ダークでちょっと哲学的な作風でした。

原作は読んでいませんが、たぶん面白いんでしょうw

 

本作が一般的なアメコミ作品と違うのは、

スーパーパワーを持った登場人物たちを使いながら、アクションではなくミステリーとして勝負している点

6人+1人のヒーローチームを中心に、彼らの父の死と世界滅亡の謎を解いていくんです!

 

あらすじだけで面白そうでしょ?

 

続いてヒーローたちの能力を紹介しましょう!

ここから先は「1㎜もネタバレされたくないんじゃ!」って方はご注意を!

キャラクター

本作に登場するヒーローチーム「アンブレラ・アカデミー」は№1~№7まで番号で呼ばれています。

日本戦隊チームがカラーで呼ばれているのと同じような感じ。

では1号から!

1号

本名ルーサー

物語開始時点では父の命令通り月面調査にあたって地球を離れていた。

超人的な怪力の持ち主で、チームで唯一まともな雰囲気を持つリーダー。

2号

本名ディエゴ

ナイフや格闘技を使いこなし、まるでバットマンのようなヒーロー活動を行っている。

かなりぶっきらぼうな性格で、ルーサーとは仲が悪くちょくちょく喧嘩することも。

3号

本名アリソン

言葉を使って相手を操り、洗脳することができる。

チーム脱退後は女優として映画に出演していたらしく、子持ち。離婚経験アリ。

ルーサーとは良い感じの雰囲気。

4号

本名クラウス

死者の霊と交信する能力を持つ。

しかし、過去のトラウマから薬物を使用しており情緒不安定。

チームで一番のトラブルメーカー。

5号

劇中でも仲間から「5号」と呼ばれ、本名は不明。

瞬間移動能力とタイムトラベル能力を持つが、物語開始時には行方不明に。

地球が滅亡する未来を目撃しているため、彼が仲間と合流することで物語は大きく前進する。

6号

本名ベン

タコの手足のような触手を操る。

すでに死亡しており、死者と交信できる4号(クラウス)とのみ現在でも接点がある。

7号

本名バーニャ

家族で唯一能力を持っていない普通の人。

そのためチームのメンバーとは距離を置いており、精神安定剤を服用中。

チームの内部を告発する本を出版しているためか、余計に距離が開いている。

作品の魅力とは!?

人間関係

観てすぐは「アンブレラ・アカデミー」の7人がどんな人生を送ってきたのか理解できないでしょう。

チームはすでに解散しており、皆が自分の道を歩み始めている設定なので無理もありません!

 

しかし、作品を観ていくうちに少しずつ彼らの関係性がわかってくるんです!

そして彼らの過去すべてがラストに向けて収束していくので、1種の群像劇を観ているかのよう。

 

「アンブレラ・アカデミー」を追う殺し屋2人の関係性にも注目です!

ダンスシーンと音楽

新しいドラマを観る時って最初は面白いかどうか不安じゃないですか?

私も『アンブレラ・アカデミー』鑑賞前、結構不安だったんですね。

「つまらなかったら10時間無駄じゃね?」と。

 

しかし、私のそんな不安を一気に吹き飛ばしてくれたのが1話目の中盤にあるダンスシーン!

ティファニーの曲に合わせて踊る「アンブレラ・アカデミー」の面々。

そのダンスがそれぞれのキャラクターを上手く象徴していて、めっちゃハマるw

 

このシーンを観て

「『アンブレラ・アカデミー』は面白いんだ!」

と確信しました!

別にミュージカルドラマってことでもないんだけど、たまに挟まれるダンスシーンが適度な調和を生み出しているんですね。

伏線の数々

例えば「父が死んだ理由」だとか、「地球滅亡の理由」が伏せられたままストーリーが進みます。

その他にも細かいところを上げるとキリがないくらい、伏線だらけ!

タイムトラベル要素もあるから余計に混乱するかもしれませんが、しっかり観ていれば理解できる優しさもあります!

 

ただシーズン2制作が前提として作られている為か、次に引き継がれた伏線も。

はやく作ってくれ!!

完全にネタバレ感想

 

ここからは完全にネタバレしていきます!

まだドラマを観ていない方はブラウザバックがオススメです。

 

 

 

 

やっぱりキーになったのはバーニャ(7号)でした!

まぁ何かしらの能力はあるんだろうと踏んでいましたが、そのままでしたねw

 

彼女は他のメンバーを圧倒する最強の能力者で、ビームによって月を破壊。

この世に「終わり」をもたらします。

父であるハーグリーブスは彼女の恐ろしさを知っていたから、精神安定剤で能力を抑えていたんですね。

 

その父は「アンブレラ・アカデミー」を再び集結させるために自殺。ポゴやママも共犯です。

結局なぜハーグリーブスは「終末」を知っていたのかは謎のまま。

 

最後は「終末」を防げなかったメンバーが過去へとタイムスリップして終了と、結構味気ない終わり方。

ラストだけなら気に入らないかな~。

 

いろいろ謎が大きく残ってしまいましたが、全体的に観ると「つづきをみる」ボタンを押すのがやめられなかった良作ドラマでした!

以上!!!