どーも、スルメです。
普段は映画ブログなんですが、今回はゲームのレビューを書いていきたいと思います。
タイトル通り、『ラチェット&クランク パラレルトラブル』の感想なんですが、現世代機で久しぶりに面白いゲームだったなと。
PS5ではこれまで『バイオハザード ヴィレッジ』に『スパイダーマン』、『デモンズソウル』、『リタ―ナル』などをプレイしてきましたが、僕は一番ラチェクラが面白かった!
結果的に言えることは、
PS5ユーザーならマストバイ!!
「PS5買ったはいいけど、そんなやるゲームねーなー」
とか思っている人!ラチェクラやろうぜ!!
※この記事では基本的にネタバレはしていませんが、ゲームの内容を知りたくない方はブラウザバックをお願いいたします。
ラチェット&クランク パラレルトラブル
どんなゲーム?
今作を簡単に説明すると、
ロンバックスと呼ばれる種族のラチェットと、相棒でロボットのクランクを操作して、銀河の平和を取り戻す愉快なアクションゲームです!
TPS視点で箱庭のステージを探索し、襲い来る敵を倒していくのが基本的な流れ。
クランクを操作するパートはステージ攻略型のパズルとなっていて、適度に息抜き?できるのもポイントです。
ただ、オープンワールドではないし、自由に探索はできるけど一本道なゲームなんで、分岐とかはありません。
今作の開発を行ったのは、『スパイダーマン』でおなじみのインソムニアックゲームズ。
『ラチェット&クランク』シリーズは、全部ここが作っていますね。
旧世代機との縦マルチでしたが、『スパイダーマン マイルズ・モラレス』に続いて、2度目のPS5ゲームとなっています。
⇒PS5『スパイダーマン マイルス・モラレス』映画ブロガー的感想と続編考察
現在はプレイステーション傘下の会社だけど、過去にはXbox独占タイトルの『サンセットオーバードライブ』なんかも開発してますね。
ラチェクラに通じるような、オモシロ武器&グラインド移動もあったりして、オープンワールド好きにはかなりオススメ。Xbox独占というのがネックですが、ゲームパスにも入っているし、PCでもプレイできるみたいです。
ちなみに、『サンセットオーバードライブ』がアメリカで商標登録されたとかなんとかで、PSにも来るんじゃないかとの噂が。
過去作とのつながり
基本的には初プレイでも問題ないと思います。
強いて言うならば、前作にあたる『ラチェット&クランク THE GAME』をプレイしておくと、ふたりの関係が少しわかるかも。
PS2の時代からあるゲームなんですが、「THE GAME」の時にリブート(設定をリセットしてやり直す)したので、前作だけやっておけば大丈夫でしょう。
でも、今作はパラレルワールドをテーマにしているだけあって、「あのキャラクターの別の姿」みたいな、シリーズファンならニヤリとできる演出が使われているのも事実です。
やらなくても平気だけど、過去作をプレイしていれば、さらに楽しめるって感じかな。
プレイ時間は?
僕の場合、探索はそこそこに、ストーリークリアだけを目指した場合、
約10時間
でエンディングまで到達しました。
やりこみ要素もあるので、隅々までプレイするとなると、その倍くらいはかかるかもしれません。
周回する楽しさもありますし、本気でプレイするとなると、20時間くらいは欲しいかな。
ラチェット&クランク パラレルトラブルの感想
PS5ならではの機能が楽しめる!
©2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.
グラフィックが神
前作の『ラチェット&クランク THE GAME』の時点でめっちゃ綺麗なグラだったのに、今作ときたらもう……。
まずクランクの質感が全然違う。反射がより強まって、金属感が増した気がする。
そして、ステージに配置された小物ですら、作りこみがスゲェ!
錆びている部分とか、塗装が剥げている部分まで、「こんな細かいところまで作りこんでるの??」と思うレベルの仕上がりです。
キャラクターも滑らかに動いているし、これもうハリウッド産のCGアニメを動かしている感覚ですよ。
これはもう、「PS5買ってよかった!!」と思うんじゃないですかね。
ロード時間?
今作にはロードがほとんどありません。
ムービーとゲームプレイとの境目がなく、「途中でロードが挟まる」ってことが一度もありませんでした。
ミスしたときも、一瞬暗転するのみで、すぐにプレイに戻れます。
今作の目玉でもある「別次元への移動」も、PS5の読み込みの速さがあってこそ実現したのでしょう。
さらには立ち上がりも早いし、メインメニューからプレイ再開までも数秒しかかかりません。
ハプティックフィードバック
switchに搭載されている「HD振動」の強化版。ゲームの中で起きた衝撃を、リアルな振動で伝える、PS5目玉機能のひとつですね。
僕はこの技術すごい好きなんですが、これまでのゲームでは全然活かされてなかった!!
それが今作では歩くたびに振動が来るし、ガラメカ(武器)の種類ごとに異なる振動が用意されているんです!
もう動かして振動が来るだけで気持ちいい!特に意味もなくボム投げてみたり、壁を殴ってみたりと、ワチャワチャ動かしたくなる衝動に駆られますw
アダプティブトリガー
次はR2L2ボタンに搭載された、アダプティブトリガーの話。
今作だと「トリガー半押し」が重要なアクションのひとつだから、結構使われてましたね。
これまた「カチっ」って発射する武器と「グニっ」と押し出すような武器で、違った感触が伝わるようになっています。
『リターナル』でも半押し機能が使われていましたが、今作の方が多彩な感じがしたかな。『リターナル』はあまり戦ってて楽しい!と思うことはなかったしねw
リベットがマジでかわいい
©2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.
今作から登場する新キャラクターのリベット。
この子がめっちゃ可愛いっす。人間タイプのキャラで可愛いと思うことってしょっちゅうあるんだけど、この手のキャラクターはあまり経験ないな。
よくよく見ると、ラチェットとデザインが被りまくっているんですが、なにこの可愛さw
・攻撃を受けた時のリアクションも、かわいい
・負けず嫌いで正義感の強い性格も、かわいい
・もちろん日本語吹き替えの声も、かわいい
どうしたこのキャラw
もうラチェットじゃなくていい。リベットだけ動かしても満足したでしょう。
王道だけど熱いストーリー
PS5の性能により、かなりパワーアップしたラチェクラですが、
中身はいつものラチェクラw
ストーリーは大きなどんでん返しとかもなく、いたってシンプルです。
シンプルなんですが、大人も子どもも楽しめるような、熱いストーリーでして。
正直ラチェクラにはゲームプレイくらいで、深いストーリーは求めていなかったけど、ラストは思わず感動しちゃったよねw
©2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.
あと、バトルにおいてもマジでいつものラチェクラw
大勢の敵があらわれて、爆発力の高いガラメカでボコボコにするパターンのやつね。
たまにシビアなアクションを要求されるけれども、数回しかないし、難易度を下げれば詰まることなくクリアできるんじゃないかと。
パズルにおいても、少し悩めばクリアできる難易度なんで、箸休め的に楽しめました。
残念だった部分
エラー多くね?
これ『スパイダーマン』の時もそうだったけど、エラーがあまりにも多すぎる。
PS5のせいじゃないかと疑いましたが、『バイオハザード』でも『デモンズソウル』でもエラー1度も起きてないしなぁ。
僕の場合はリスタートするときにエラー落ちすることが多かったですね。
ロード爆速なんで、復帰も10秒くらいでできますが、頼むよインソムニアック!
ワンパターン多くね?
良くも悪くも、いつも通りのラチェクラ。
動かしてて楽しいから、飽きることはないんだけど、流れが一緒だと長時間プレイすると疲れてくる。
これは『アンチャーテッド』とか、『ラスト・オブ・アス』をプレイしていても感じるんだよね。
ちょっと進んで、敵が湧いて、全滅させて、ちょっと進んで、敵が湧く。
これの繰り返し。
最後に
若干の不満点があったことも事実ですが、将来的にはPS5初期の傑作として語られるんじゃないかと。
PS4初期の傑作というと、『インファマス』とか? 『バットマンアーカムナイト』とかも初期といえるのだろうか。
PS5のこの先の展開は『ホライゾン』続編と、『ゴッド・オブ・ウォー』続編か。
どちらも縦マルチになりそうだし、『ホライゾン』はあまり好みのゲームじゃなかったんで、次は何プレイしようかな~
以上!!!
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