MCUドラマ『ワンダヴィジョン』全話ネタバレ感想&考察 例のサプライズを正直に言ってしまうと・・・

どーも、スルメです。

いまさらとなりますが、マーベル好きのひとりとして、初のマーベルスタジオ製作のドラマとなった『ワンダヴィジョン』の感想を書いていきたいと思います。

実は当初は、各話ごとに感想や考察を書いていこうと思っていたんですよ。でも、少しめんどくさくなってしまいまして、3話で終了ということに…。

さすがに毎週、30分のストーリーで1記事書くのは厳しかったですわw

しかしですね。全話視聴した今だからこそ、改めて書けることも増えたので、少しですが感想と考察を書いてみようかと。

あくまで僕個人の感想なので、あしからず。

 

この記事には『ワンダヴィジョン』ならびに、マーベル関連映画・ドラマのネタバレを含んでいます。
まだドラマ、映画を視聴していない方はご注意ください。

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『ワンダヴィジョン』はDisney+ (ディズニープラス)のみで限定配信されている作品です。

Disney+とは、ディズニー作品を多く扱っている、動画配信サービスです。月額700円でマーベル映画を含む、多くのディズニー作品が見放題になります。

また、初回登録時には1か月の無料期間があるので、期間中に解約すれば実質タダで『ワンダヴィジョン』を観ることができます。

ディズニープラスのラインナップ

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  • トイ・ストーリー4を含むピクサー映画全作品
  • アラジンを含むディズニー実写映画
  • スターウォーズ シリーズ
  • ディズニーチャンネルのドラマシリーズ
  • アイアンマンやアベンジャーズなどマーベル映画

などなど、ディズニー作品はほとんどすべてが網羅されています。

他の見放題サービスではディズニー版権の作品は、ほとんどないので、ディズニーファンにとっては欠かせないサービスです。

 

詳しいラインナップは以下の公式ページから、ご確認ください。

 

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ワンダヴィジョン

作品概要

これまでにも、『エージェント・オブ・シールド』や『デアデビル』など、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)のドラマは多くありました。しかし、どのドラマにしても、映画本編と密接に関わることはなく、観なくても大丈夫なドラマだったんですよ。

ところが、『ワンダヴィジョン』からスタートする、マーベルスタジオ製作のドラマは、MCUの完全に一部です。

つまり、今回の『ワンダヴィジョン』にしても、『ファルコン&ウィンターソルジャー』にしても、観ておかなければ今後のMCUについていけなくなる…ってことになるわけで。

これには賛否両論ありましたよね。だって、MCUについていくためには、Disney+への加入が絶対になるわけですから。僕個人としてはディズニーおたくなんで、マーベルがなくとも加入はしますが、賛否が起きても仕方がないかなと。実際は映画1本観るよりも明らかに値段が安いんで、お得感があるような気がしないでもないけど。

そんなわけで、「ここで失敗したらヤバい」って感じのあるドラマだったわけです。

 

背景はこの辺にして、ドラマ本編のお話を。

今作はタイトル通り、『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』から登場した、ワンダ・マキシモフとヴィジョンを主人公にした物語。ふたりは『インフィニティ・ウォー』の時点では、恋愛関係にありましたね。

しかし、残念ながら『インフィニティ・ウォー』の最後にヴィジョンが死亡。『エンドゲーム』では存在に触れらることもほとんどなく、「あれ?ヴィジョン忘れられてね?」と思った人も多かったはず。僕も「ヴィジョンがシュリによって復活して、サノスを倒すキーマンになる!」とか妄想していたんで、この展開はさすがに…。

ドラマではなぜかふたりが幸せに暮らしている描写からスタートし、謎が謎を呼ぶストーリーとなっています。

 

この記事には『ワンダヴィジョン』ならびに、マーベル関連映画・ドラマのネタバレを含んでいます。
まだドラマ、映画を視聴していない方はご注意ください。

ワンダヴィジョンのネタバレ感想

シットコムをそんなに知らない

今作は過去の名作シットコムをオマージュする描写が多いのですが、僕が不勉強なために元ネタそんなに知らんのよね。というか、日本だとそこまでシットコムって一般的じゃないんで、独特のノリが笑えなかったりした人は多いと思う。

僕もそのひとりで、子どもの頃は『スイートライフ』とか観ていたけど、今となってはそんなに……。そもそも3話連続でシットコムをやる必要があったのかと。4話くらいからは外の様子もわかるので、「もうシットコムはよくね?」と若干のしつこさを感じたのも事実。なんというか、展開がすごく遅く感じたんですよね。

しかも、前述したように謎が多く、伏線と思える描写も多いんで、「はやく答えが知りたいよ!!」と思わずにはいられない!このもどかしさこそ、今作の狙いなのかもしれないし、僕は製作者の手のひらで踊らされているだけかもしれんけど。

それでも、9話まで全部観て、やっぱりシットコムはそんなにいらなかった気もするよ。

あまりにも多すぎる謎

例えば各話1回くらいは仕込まれていたコマーシャル。これめっちゃ意味深で、一部だけカラーになっていたり、ヒドラのマークがあったりと、国内外で考察合戦になっていました。

どのコマーシャルもワンダの過去と繋がっていて、特に第8話で1話目のコマーシャルの伏線が回収されるという粋な演出も。とはいっても、あまりにも意味深すぎて、逆に浮いているように見えてしまうんですよね。

そんな感じで、製作者の目線の中に「考察者」の存在、そしてSNSがあるのは確実。むしろ、そこを意識してあえて謎を多く仕込んでいるように思えます。

最近のMCU作品は、トレイラーの段階から意味深に作ることが多いよね。『エンドゲーム』で白黒の予告編が流れた時は、「なぜ一部(赤色)だけカラーになっているんだ??」と考察していた人も多くいました。

僕としては、「そこまであからさまに謎仕込む必要ある?」と感じてしまうわけですが、『ワンダヴィジョン』はその最たる例。

ここらへんは『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のほうが、スッキリとしていた印象はあるな。

例のサプライズキャスト

たぶん世界中で話題となったのが、第5話。

そう、クイックシルバーこと、ピエトロ・マキシモフが再登場!しかも、キャストが『エイジ・オブ・ウルトロン』のアーロン・テイラー・ジョンソンではなく、『X-men』シリーズのエヴァン・ピーターズときたもんだ。

今にして思うと、このシーンが僕のピークだった。この先の作品ひとつも観てないけど、フェーズ4でもっとも印象に残ったシーンになるかもしれません。

この時点では、「X-men合流するのか!しかも20世紀フォックス時代のキャストで!!」と、大喜び。おそらく日本中、いや世界中の人たちも大喜びだったことでしょう。

しかし、残念ながら、最後の方で「エヴァン・ピーターズ=ピエトロ」が崩壊。アガサに操作されていただけの、一般人という事実が判明しました。

めっちゃ泣きたい。上げて落とすのだけは、本当にやめてほしい。しかも、「マルチバースかも!?」って展開、『ファー・フロム・ホーム』でやってるじゃん。さすがに2度目はないよ。

……と、思ってしまったのですが、「いや、待てよ」と。

まだ一般人だったあの人が、本物の「別世界のピエトロ」だった可能性は消せていない! 特に大きな説明もなく終わったし、事態を察知した彼が、すでに潜入していたとか……。

無理やりすぎるか。観客を驚かせるだけのキャスティングだとしたら、成功したとは思うけど、正体を知ったあとの後味はあまりよくない。俳優としてエヴァン・ピーターズも好きなので、MCUで何かしらの役を再演してほしいところなんだけど。

難しいかなぁ

 

『ワンダヴィジョン』以降の展開を考察

ヴィジョンはどうなる?

今作にはヴィジョンがふたり登場しています。ひとりはワンダが魔法(カオスマジック)で生み出した、ヴィジョン。もうひとりは、S.W.O.R.D.が保管していた本物のヴィジョンですね。

カオスマジックの方は、残念ながら第9話で消滅。あの終わり方であっけなく再登場はないと思うんで、あのまま消滅してしまったのでしょう。僕たちにとってはカオスマジックのヴィジョンの方が、本物に見えており、彼が『インフィニティ・ウォー』で亡くなったヴィジョンそのものでした。

そして、その「最期」を描いたということは、『インフィニティ・ウォー』までのヴィジョンは消滅したと、僕はとらえています。これで何事もなかったかのように、ホワイトヴィジョンとワンダが付き合いはじめるってこともなさそう。

じゃあ、ホワイトヴィジョンは? たしかにワンダとの記憶もあり、アベンジャーズの記憶も取り戻しましたが、彼は本当に「ヴィジョン」といえるのかってところが重要です。それが劇中で話していた船の話に繋がってきますね。

SF的な話になってきますが、記憶があったからといって、同じ人物・アンドロイドであるとは限りません。ほぼ確実にこの先のシリーズにもホワイトヴィジョンが登場するでしょうが、これまでとは異なるヴィジョンとなるはず。悪に堕ちるとかはなさそうだけどね。

 

ドクター・ストレンジ続編にどうつながる?

ドラマの最後、スカーレット・ウィッチが魔術の本を読み、息子たちの声が響き渡ります。彼らは今後も登場するようで、どこかに囚われているかのような声でもありましたね。

僕としては、ワンダの息子たち、ミズ・マーベル、ケイト・ヴィショップなどで結成された、「若いヒーローチーム」が登場する可能性が高いんじゃないかと。ちょっと成長したであろう、グルートとかも入るとなお面白そう。

グルートは単独ドラマ『アイ・アム・グルート』があり、ミズ・マーベルも単独ドラマ、ケイト・ビショップはドラマの『ホーク・アイ』でたぶんオリジンが描かれます。こんな感じで、ティーン世代のヒーローが多く登場しそうなんですよ。これでチームを結成してくれたら、めっちゃ面白そうじゃないですか。

そんなわけで、まずはワンダの子どもたち、ビリー&トミーを助けなければなりません。そこで重要になりそうなのが、ドクター・ストレンジの存在です。

実は『ワンダヴィジョン』は、2022年に公開される『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』に直接つながっています。つまり、ラストにあったエピローグは、ドクター・ストレンジ続編につなぐためのエピソードだったんですね。もちろん、スカーレット・ウィッチが持っていた「魔術の本(ダークホールド)」もキーアイテムになるのでしょう。

 

『ドクターストレンジ マルチバースオブマッドネス』の感想はこちら

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