ドラマ『ザ・ボーイズ シーズン3』6話 ネタバレ感想 ヒーローガズムってなんぞや?

スルメ
どーも、スルメです

この記事では『ザ・ボーイズ シーズン3』6話の感想を書いていきますが……

実は第6話は今シーズンきっての問題エピソードのようで。

「1話目から問題だらけだっただろ!」というツッコミは置いておきましても、公式から注意喚起されるほどヤバいエピソードらしい。

“どの視聴者にもふさわしくない”のコピーも目につきますが、これだけは言える。

「俺にはふさわしいエピソードだ!」

恐らく『ザ・ボーイズ』視聴者全員が思っているでしょう。公式が「ふさわしくない」と言うならば、たぶん俺にはふさわしい。

ってことで、以下感想です。

 

※この記事は『ザ・ボーイズ』シリーズすべてのネタバレを含んでいます

 

『ザ・ボーイズ シーズン3』6話

あらすじ

ソルジャーボーイを味方につけたブッチャーたちは、かつての仲間たちを全滅させるべく、行動を起こします。そんな彼らがまず目をつけたのは、今は落ちぶれてしまったTNTツインズ。

一方、ヴォートでは、ソルジャーボーイの復活を確信したホームランダーが、かつての仲間を探し出すようディープに命令。かくして、TNTツインズのもとにディープをはじめ、ブッチャー、ヒューイ、ソルジャーボーイが集結することに。

さらに、TNTツインズの居場所を知っていたスターライトとMMが、危険を知らせに彼の家に急行。メインキャラクターのほぼすべてが集結した、TNTツインズの家はカオス状態になっていきます。

そして、ホームランダーまでが襲来し……

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『ザ・ボーイズ シーズン3』6話 感想

やっぱり俺にはふさわしかった

毎週書いていることではありますが、今回は本当にストーリーが動いたエピソードでした!

具体的にはソルジャーボーイ&ブッチャー&ヒューイ VS ホームランダーの戦い。血で血を洗うどころか、このメンバーのほとんどがクズと人殺しという、実に『ザ・ボーイズ』らしい戦いなのですが、シリーズで一番興奮した戦いだったかもしれません。

今回もブッチャーとヒューイはVを摂取しており、スーパーヒーローにも引けを取らない力を持っています。そこにソルジャーボーイ(これもまた人殺しだけど)までも加わり、ホームランダーにも対抗しうる戦力が集結! エピソードのラストでは、まさかのホームランダーが戦略的撤退をし、彼の経歴に泥を塗りました。ホームランダーを倒すあと一歩のところまでいったわけです。

「歴史が動いた!」

絶対的な存在だったホームランダーの地位が揺らぎ、3シーズンかけてようやくブッチャーたちがホームランダーに対抗できる戦力をつけました。

ブッチャーの能力は、やっぱりホームランダー戦を意識してのものでしたね。ふたりが目から火花を散らし、ビームとビームのぶつかり合いは、全視聴者が望んでいたことだったのではないでしょうか。その戦いの前にはAトレインとヒューイによる、静かな戦いが繰り広げられていたし、シーズン3でもっとも重要なエピソードだったことは間違いない!

当のAトレインはヒューイに対してやってしまった、取り返しのつかないことを身をもって学び、潔く散っていきましたが……。この時点で、ヒューイの本来の目的は達成された気もしますが、今はスターライトもいますからね。それでも、ヒューイが一種の暴走状態にあることは否定できませんが。

ブッチャーたちが確かな戦果を挙げる中、ホームランダーをさらに追い詰める出来事が。

スターライトがヒーローを辞めることを表明し、ヴォートの悪事を告発。インスタライブ(たぶん)での告発でしたので、誰も止める者はおらず、ホームランダーの悪行が世界の知るところとなりました。

これまではスターライトの口を封じればよかったけれど、彼女が先手を打ったことでホームランダーも手を出すのが難しい事態に。ホームランダーは、ヒューイとスターライトが別の道を歩み始めたことを知りませんし、今回の戦いに敗北したことで、余計に手を出しにくくなりましたよね。

ただ、自分が失脚していく様を黙って見ているホームランダーじゃないので、何かしらの対応を取ってくると思いますが。

とにかく、反撃の狼煙が上がった、名エピソードといえるでしょう。

 

問題があるとすれば、たとえホームランダーを倒せたとしても、まだソルジャーボーイが残っていること。彼も“前”ホームランダーなので、再びヴォートの顔になったら最悪です。

今回の戦いを見るに、ホームランダーよりは力が弱そうですが、前時代のマッチョイズムが抜け切れていないので、現代社会に馴染めるか不安。

ヒーローガズム

ストーリーに関してはこの辺にして、今回のエピソードの問題点である「ヒーローガズム」について。

ヒーローガズムとは、ヒーローとオーガズム(絶頂)を掛け合わせた造語でして、要はヒーローたちによる乱交パーティーですわ。超能力関係なく、あのようなパーティーが現実に存在しているかは定かではありませんが、『ザ・ボーイズ』の世界にはあるのでしょう。

パーティーの様子がドラマで配信されるというだけでもすごいけど、ただの乱交パーティーじゃありません。ヒーローたちによる、ヒーローたちのための乱交パーティー。つまりは能力を使ってオーガズムを味わい尽くす、シリーズファンからすれば「待ってました!」の描写になるわけです。

パーティーのシーンは確かに過激すぎましたが、序盤の「ソーセージ男」が現れただけで、気持ち悪さと面白さの絶頂に達しました。

「これはやべーな」

他にも文章で書くだけで恥ずかしくなるような、エグめな描写の数々。

終盤ではそのパーティーを暴走したソルジャーボーイがぶち壊し、あたり一面が血の海になるという、これまた『ザ・ボーイズ』らしい幕の引き方。

 

ただ、このエピソードはヒーローガズムよりも、ホームランダーの戦いと、スターライトの告発がメインなんで。いろんな意味で終始楽しめたエピソードではありましたけど。

最後に

やっぱり圧倒的な面白さは健在。

今週は『チャイルド・プレイ』のドラマも始まり、いよいよ寝る時間が無くなってきました(笑)

眠くなってきたら、『ザ・ボーイズ』を観て、目を覚ますとしますか。

 

以上。


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