
佳境を迎えつつある『ザ・ボーイズ シーズン3』第5話の感想です。
前回はヒューイの変化とVに依存する兆候、さらにはソルジャーボーイの存在など描かれていました。
そしてついに!物語も山場に突入!一瞬も気が引けない怒涛の展開となった第5話。
おそらく今シーズンでもっとも重要なエピソードだったのではないかと。
さっそく視聴してきたので感想を書いていきます。
※この記事は『ザ・ボーイズ』のネタバレを含んでいます
『ザ・ボーイズ シーズン3』5話
あらすじ
持効性のコンパウンドVを使用してしまったヒューイは、自信を持ちはじめ、そのすべてをスターライトに打ち明けます。一方、ロシアから脱走したソルジャーボーイがアメリカに到着。さっそく大事件を起こし、多くの一般市民を殺害しました。
ソルジャーボーイを追うため、ふたたび集結したザ・ボーイズは、彼の行方を知るレジェンドの元を訪問。元カノのクリムゾン・カウンテスの家に向かったことを知り、彼の後を追いますが……。
別の場所では、怪我を負ったキミコが目を覚まします。彼女は自分の能力が消えていることに気がつき、大喜び。しかし、フレンチ―はマフィアたちに囚われてしまい……
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『ザ・ボーイズ シーズン3』5話 感想
ヒューイの変化
今回は別々な場所でさまざまなドラマが動いたエピソードでした。ホームランダーとメイブ、Aトレインとブルーホーク、そしてソルジャーボーイとザ・ボーイズ。どれも非常に濃いストーリーとなっていましたが、特に気になったのはヒューイに起きた変化ですね。
ヒューイには能力がなく、素の戦闘力も低いため、いざという場面で恋人のスターライトを守ることができません。もしヒューイのピンチを救ったスターライトが大けがを追ったら……。それを考えただけでも、彼の心の中は罪悪感でいっぱいだったことでしょう。
そんな無力感に打ちひしがれていたとき、簡単にスーパーパワーが手に入り、しかも1日で解除される持効性Vが目の前に現れます。使ってみたら、一気に自分に自身がつき、周囲の人間なんて怖くなくなる。
車に乗ると気が大きくなる人と同じ思考に思えるけど、非常に人間臭くてヒューイらしい変化だよね。
「恐ろしい結末になりそうだけど」
ブッチャーは若干罪悪感を抱えていそうですが、ヒューイは嬉々としてVを使うよね。このままVに依存していって、スターライトを助けられるようになったとしても、その先は闇しかなさそう。
エピソードの最後にも、スターライトと袂を分かつ場面があったりして、ふたりは別々に行動していくことが多くなるのかな。
そしてAトレインのストーリーも重要です。Aトレインは過剰なパトロールをしたブルーホークを謝罪させることに成功しますが、そもそもカメラを持ちこんで見せかけだけの謝罪をすることが空気読めてない。
AトレインにとってはBLMよりも、自分の支持率を上げることが重要なんでしょうね。コミュニティのことを考慮せず、まったく反省の色がないブルーホークを連れてきたところでって話ですよ。
ブルーホークもレイシスト丸出しの言動で、集会に来ていた人々に手を出す始末。Aトレインはこの事件をきっかけに、ザ・ボーイズ側の立場につきそうですが、スターライトとのこともあるしなぁ。
あと、ライブチャットの相手にセス・ローゲンが登場!シャーリーズ・セロンと共演した『ロングショット』でも同じようなシーンがあったから、さらに笑えました。
キミコとフレンチ―のストーリーは唯一微笑ましくて、ジュディ・ガーランド主演の映画『ガール・クレイジー』の一場面が使用されておりました。ダンスは……普通だったけど。
ソルジャーボーイ
さらに物語が大きく動いたのは、ソルジャーボーイの存在ですね。前回の記事でも書いたように、彼の新しい能力は「能力者の能力を消す」ことだったようで。イメージするのはめちゃくちゃ強くて、破壊力のある幻想殺し(イマジンブレーカー)。
正直「こんな能力出していいの?」と思うくらい、この世界におけるチート能力です。
彼の力により、キミコは再生能力を失ってしまい(喜んでいたけど)、劇中では人間を一瞬で葬り去るほどの破壊力も見せています。クリムゾン・カウンテスも秒速で骨にされたしね。
「このドラマのカギになるね」
ホームランダーを倒せる武器とは彼のことのようで、ソルジャーボーイの力を知らなければ、ホームランダーですら一瞬で片付けられるでしょう。
しかし、問題もあります。ソルジャーボーイは道具ではなく、かつての仲間たちに復讐心を抱く、モンスターだということ。いくらブッチャーでも手綱を操ることは難しく、暴走する可能性も高いです。
この先の展開を考えると、過去の自分と同じ力を持ち、同じ孤独感を抱えているであろうホームランダーと意気投合することもあり得そう。そうなった場合、モンスターが増えるうえに、ホームランダーは無敵になります。
メイブとクリムゾン・カウンテスのシーンをリンクさせたのも、ホームランダーとソルジャーボーイの共通点を明確にするためでしょう。
MMもスターライトも離れてしまい、フレンチーも行方不明。ブッチャーとヒューイはVに依存し始めているし、そのうえソルジャーボーイまで。
もはや、どう転ぶかわからなくなってきました。ブッチャーたちには正攻法を使ってほしいところですが、難しいかな。
最後に
今回も怒涛の展開すぎて、一瞬で時が過ぎましたわ。
全8話のようなので、残るはあと3話。
ソルジャーボーイの件は片付けられるのでしょうか。
以上。
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