DCドラマ『ピースメイカー』第1話ネタバレ感想 オープニングのカッコよさ異常だろ…

スルメ
どーも、スルメです

いよいよスタートした、DCドラマ『ピースメイカー』

『ザ・スーサイド・スクワッド』の続編であり、平和の使者(嘘)・ピースメイカーの単独ドラマです!

監督・脚本がジェームズ・ガンって時点で、手放しに称賛したくなるんですが、まだ第1話。

少し落ち着いて感想を書いていきたいと思います!

※DC映画・ドラマのネタバレを含みますので、まだ鑑賞していない方はご注意ください

ピースメイカー

あらすじ

ブラットスポートの銃弾をくらい、戦線離脱したピースメイカーことクリストファー・スミスは、病院で目を覚ます。

そこには監視もなく、帰宅が許可され、4年ぶりに自宅へと向かう。しかし、服役中で任務を達成できなかったピースメイカーを、アマンダが見逃すはずがない。

すぐにクレムゾンをはじめとする、アマンダの部下たちがピースメイカーの自宅を襲撃。刑期短縮を条件に、ふたたびアマンダの下で仕事をするハメになるのだった。

作品解説

『ザ・スーサイド・スクワッド』に登場した、ピースメイカーが主人公のドラマ。映画から引き続き、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガンが監督&脚本を担当しています。

すでに『ガーディアンズ』3作目の撮影がスタートしているんで、DCとマーベルを往復するという超多忙なジェームズ・ガン。DCの方ではゴア描写、ヌード描写多めで、きわどいストーリーにも挑戦中です。

アメコミ映画の超重要人物となったガン監督が手掛けるドラマなので、見逃す手はない!

 

ピースメイカーを演じるのは、映画同様、ジョン・シナ

最近では『ワイルド・スピード』シリーズに出演していて、Netflixの映画でカメオ出演するなど、注目の俳優です。

共演は『ターミネーター2』でt-1000を演じたロバート・パトリック。今作ではピースメイカーの父親役を演じております。

その他の出演者はダニエル・ブルックス、ジェニファー・ホランド、スティーヴ・エレジーなどなど。

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『ピースメイカー』ネタバレ感想

オープニングについて

「オープニングカッコよすぎだろ……」

最初にこれだけは書いておきたい!

なにはともあれ、オープニングがマジでカッコいい。

カッコいいの次に「なんで無表情なんだよw」が来て、「いや、ロバート・パトリックそんなところで何してんのw」と続きました。

『ガーディアンズ・インフェルノ』でやったミュージックビデオパロディかと思いきや、それだけじゃない。金かけた悪ふざけ感は残しつつも、きっちりドラマの世界観に合うように仕上げていて、アゲ感がハンパじゃありません。これで本編に期待しない人はいないでしょってレベルでした。

どう見てもふざけているのに、本人たちはいたって真面目に踊っています。これって『ザ・スーサイド・スクワッド』から続く、『ピースメイカー』の作風を表現していると思うんですよね。特にピースメイカーは本人は真剣に取り組んでいることを、周囲からクレイジーだと思われるキャラクターですし(実際にクレイジーですが)。

観客の気分を盛り上げ、ドラマへの意識を向けるだけでなく、フワッと作品の説明もしてしまう、超秀逸なオープニングです。

海外ドラマのOPって暗い背景に出演者の名前が流れてくる、「古畑任三郎スタイル」が多いと思っていたけれど、これはスキップしないわ。

 

ちなみに使われている楽曲はウィグ・ワムの「Do Ya Wanna Taste It」。

リリースは2010年と比較的最近の楽曲なんですが、ランナウェイズ感がするのは僕だけ?

ストーリー

『ザ・スーサイド・スクワッド』では、ピースメイカーが正義と命令に固執するあまり、フラッグを殺害。最終的にはブラットスポートに首を撃たれ、病院に運ばれました。本作はそのあとの物語で、ピースメイカーが病院で目覚めるところからスタートします。

本来は決死のミッションと引き換えに、刑期を短縮する取引があったのですが、ピースメイカーは任務に失敗していました。そればかりか、国を救う戦いにも参加しておらず、政府側のフラッグを殺害しているため、立場は危うい状況。頭に埋め込まれた爆弾も抜かれていませんし、まだ政府(主にアマンダ)の命令に従わなくてはなりません。

そんなときに現れたのが、マーン率いるアマンダに左遷されたメンバーたち。彼らは『ザ・スーサイド・スクワッド』にて、タスクフォースXに味方し、アマンダの命令を拒否した面々です。結果的に世界を救うことになりましたが、どうやらアマンダには嫌われてしまった様子。

以上、いわゆる左遷組×ピースメイカーで極秘任務に挑んでいくのが、本作の主なストーリーです。一応「前回の復習」はありますが、完全に『ザ・スーサイド・スクワッド』を観ている前提で話が進んでいくため、予習は必須。

 

本編の方はとにかくキャラクター同士の掛け合いが面白い!序盤の清掃員とピースメイカーの会話からはじまり、ロバート・パトリック演じる父、チームの面々と、それだけで十分満足できます。特に新たな相棒・ワッシーとの掛け合いは、ロケット×グルートとか、ブラットスポート×セバスチャンみたいな面白バディになっていく予感。

そして、まだ1話しか観ていませんが、このドラマはマッチョイズムを批判する方向に進んでいく気がする。下半身の感情優先で近づいてくる男たち(ピースメイカー含む)を撃退したエミリアのシーンが強烈で、確実に本作の方向性が示唆されていましたね。

ほかにも超保守的なピースメイカーの父がいたり、出会ったばかりの女性に襲撃されたり……。ジョン・シナを主役に起用したことも、ある意味で納得できるような作品になっていくはず。

「今後の展開が楽しみだね

 

最後になりますが、ピースメイカーというキャラクターについてもう少し。

彼は「平和のためなら何をしても良い」と考える、超独善的というか、マキャベリズム的というか、とにかくシンプルな善悪の区別から逸脱したキャラクターです。正義のためなら暴力も辞さないダークヒーローは今までもいましたが、ピースメイカーほどぶっ飛んでいるキャラはなかなかいません。もはやヒーローとは呼べない存在ですしね。

でも、ピースメイカー本人は自身をスーパーヒーローと呼称するんですよ。自分のやっていることは正義だし、誰かのためになっていると本気で思っているから。ここまで来るとサイコっぽいんですが、映画やドラマになると非常に面白いキャラクターでありまして。

そんな社会とのズレが凄まじいピースメイカーが、この先どんな活躍を見せてくれるのか。2話目以降にも期待です。

最後に

この先の感想を記事としてアップするかは未定ですが……

とにかく第1話だけ観れば、とてつもなく面白い気配を感じるドラマでした。

やっぱりジェームズ・ガンのセンスはすごいね。今後は『ガーディアンズ』のスペシャルと3作目があるし、まだまだ僕たちを驚かせてくれるでしょう!

 

以上。


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