ドラマ『ミズ・マーベル』2話ネタバレ感想 カマラの初恋とルーツに関する謎

スルメ
どーも、スルメです

この記事では『ミズ・マーベル』2話について色々書いていきたいと思っております。

前回はMCUドラマの中でも、かなり上位に食い込むスタートダッシュを切れたといえるでしょう。

カマラのキュートさ、あふれ出るジョン・ヒューズ感、そしてミステリアスなアイテム。コミック調の演出もさることながら、ワクワク感もMCUドラマイチだったのではないかと。

そんな期待たっぷりの中で迎えた、第2話!

この日を待ちわびていましたが、さて中身はどうなっているのか。

 

※この記事はMCUおよびマーベル作品のネタバレを含みます

 

『ミズ・マーベル』2話

あらすじ

不思議な腕輪(バングル)によって、スーパーパワーを手に入れたカマラ・カーン。次の日、学校に行くと、カマラの話題で持ちきりでした。しかし、カマラはコスプレをしていたため、正体は判明しておらず。

なぜか「ナイトライト」と名付けられ、トニーと出会う前のピータのように、ネット上で若干有名になります。スーパーヒーローオタクだったカマラは、みずからの能力に大喜びしていますが、まだパワーを使いこなせていません。

そこで、ブルーノとともに訓練を開始。ふたりの距離が縮まったかに思えましたが、カマラはパーティーで出会ったカムランに惹かれていき……。

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『ミズ・マーベル』2話 感想

そのスーパーヒーローは恋をする

サブタイトルから、カマラの恋が描かれるとわかってはいたけど、相手はブルーノかと……。ブルーノはカマラに好意を抱いているようですが、カマラの方はただの友達だったようで。男女の仲でありがちな展開。

総括すると、今回のエピソードもポップで前回並みに楽しめました!カマラが初めてカマランを見たときのエフェクトは、ネオンが煌びやかに光だし、まさに思春期ならではの恋の始まりを予感させるもの。

直前まで配信されていた『ムーンナイト』がシリアス寄りだったことを考えると、このティーンエイジャー物語をシリーズ内に内包してしまうことで、MCUの懐の深さがより明確になったかなと。

「今に始まった話じゃないけどね」

世界観の繋がりを感じさせるセリフとして、今回は『エターナルズ』に登場したキンゴの名前が登場しましたね。

彼はボリウッドスターとして活躍していて、不老であることをごまかすために、「父も俳優だった」とすぐバレそうな嘘をついていました。カマラとカムランの会話の中で、「キンゴの父が……」とのセリフがあったので、やっぱり世間にはバレていない様子。

また、カマラとブルーノの訓練シーンはMCUから外れるけど、『シャザム!』のビリーとフレディを思い起こしました。スーパーヒーローのオリジン映画にはよくあるんだけども、能力のお披露目的な意味もあって、僕は好き。

能力に関しては、かなりコミックから変更を加えていますよね。カマラに関してはゲームと一部のコミックでしか知らないけども、より神秘的な力として演出されているように見える。

同じアイテムとして、『シャン・チー』に登場した腕輪とのつながりがありそうな気配。そしてアントマンの名前が幾度となく登場していることから、スコットがカメオ出演する可能性も……あると思います。

ドラマ部分について

今回注目したいのは、より明確に描かれてきたカマラが属しているコミュニティについて。

劇中ではモスクで礼拝をするシーンが登場し、男女別に分けられていたり、女性の使う場所が古かったりと、イスラム教社会における女性の立場が描かれておりました。

僕もアラブ首長国連邦やマレーシアなど、イスラム教を国教とする国を旅したことがあるんですが、男女きちっと分けられていることが多かったように思えます。わずかだけど文化の違いを体験した身としては、かなりリアルに感じるシーンでした。

そんな状況の中で、カマラの友人・ナキアは委員会選挙への出馬を表明。モスク内での地位向上のため、奮闘していく過程が描かれています。

ナキアはアメリカ社会におけるパキスタン系の立場(中間)についてのセリフもあったし、今後はさらに重要人物になるでしょう。

「周囲のドラマもちゃんと作られているね」

そして、カマラの家族に関するストーリーも少し垣間見ることができます。

どうやらカマラの持っている腕輪は祖母から引き継がれたようで、家の中ではタブーとされている曾祖母の存在についても語られました。2話の時点ではまだ謎が多いけれど、今後は彼女のルーツも「キャプテン・マーベルへの憧れ」とは別の“ヒーローになる動機”になっていくのでしょう。

今後はカマラとピーター・パーカーが比較されることが多くなりそうですが、ピーターが自立して“親愛なる隣人”に成熟したのに対し、カマラは自身のルーツを見つめなおすことでヒーローになっていく予感。

でも、世界を救ったトニーの背中を見つつも“親愛なる隣人”を貫いたピーター同様、カマラもキャプテン・マーベルに憧れていはいるけど、彼女より狭いコミュニティで活躍しそうですよね。

最後に

ダメージコントロール局からカマラを救ったカムランとその母親。

この展開からカマラの恋は成就しなさそう。カムランはカマラの正体を知りつつ近づいたようだし。

なんにせよ次回に期待!

 

以上。


『ミズ・マーベル』3話の感想はこちら

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