【ネタバレ】ドラマ『ホークアイ』最終回を徹底考察 例のキャラクターは今後どうなってしまうのか?

今回は先日最終回をむかえたドラマ『ホークアイ』について、考察や予想などを書いていこうと思う。

まず最初にドラマ全体を通した率直な感想として、ヘイリー・スタインフェルド演じるケイト・ビショップがめちゃくちゃ可愛かったことを取り上げたい。

彼女の誕生により、今後のMCUが2倍、いや5倍くらい楽しみになってきた。

スーパーヒーローを目指し、ホークアイの相棒になろうとする健気な点、そしてピーターのように戦闘中に軽口をたたくスタイル、もちろんヒーローとしての腕。

ケイト・ビショップだけで5000字くらい書けてしまいそうなので、彼女の魅力についてはこのへんで。

 

それでは、さっそくドラマにおける細かい点を考察していく。

当然ながら、ネタバレ全開のため、『ホークアイ』ならびにMCU作品を視聴したうえで読んでもらいたい。

ホークアイの考察

ドラマ『ホークアイ』は現在Disney+にて見放題で配信中。

詳しくは以下のサイトをチェックしてほしい。

キングピンはどうなったのか

最終話を鑑賞した視聴者全員が気になっていることが、キングピンことウィルソン・フィスクの生死についてだろう。

詳しい説明は割愛させていただくが、激しい戦いのすえケイトに敗れたキングピンは、その足でどこかに逃げようとした。しかし、その直後、復讐にやってきたマヤと遭遇し、銃で撃たれてしまう。

このシーンだけ観れば、キングピンは死んでしまったかのように思えるが、実際には「ドサッ」と倒れる音がしただけで、キングピンの生死は定かではない。

果たして、キングピンはどうなってしまったのか?いくつかの仮説を用意したので、信じたい説を信じてほしい。

そのままの意味

特に意味なんてなく、そのまま本当に死んじゃった説。

彼はただのゲストキャラクターであり、今後のMCU作品に出す予定はない…と言ったところだろうか。

一番面白みがないが、デアデビルを苦しめ、アベンジャーズのメンバーであるホークアイも「危険な男」と評したキングピンが、銃弾一発で死んでしまうとは考えにくい。

しかし、今後スタートするマヤが主人公のドラマ『エコー』への布石と考えると、納得できなくもないが…。

唯一の希望は『ホークアイ』の時系列にある。今作は『エンドゲーム』以降に公開or配信されたMCU作品では、もっとも未来に位置しているのだ。

たとえキングピンが死んでいたとしても、『ホークアイ』よりも過去のストーリーを描けば登場させることが可能なのである。

倒れたのはマヤのほう

マヤが銃を撃った直後、キングピンが反撃。マヤは気絶させられ、車も奪われてしまったという説。

この展開ならば単独ドラマ『エコー』にて、再びキングピンが登場する可能性は高い。というよりも、メインヴィランとして使うだろう。

キングピン大好きな筆者としては、この説であってくれたら嬉しいが、「ドサッ」という音が明らかに巨漢が倒れた音だった。

マヤが見た目以上に筋肉モリモリだったなら話は別だが、音を聞いてみると倒れたのはキングピンだろう。

致命傷にはいたらなかった

「不死身かよ…」と思ってしまうほど、筋肉の化け物だったキングピンがたった1発の銃弾で倒れるだろうか?

どこに銃弾を受けようが、表情を変えずに迫ってきそうな勢いだし、なんなら頭に直撃しても死ななそうである。

考えてみれば、ケイトとの戦闘が始まる直前、胸に矢を受けて平気な顔をしていたキングピンが映された。一般人なら致命傷になりそうな傷なのだが、彼はいとも簡単に矢を追って見せた。

つまり、これが「キングピン実は死んでいない説」への布石だったのではないかと。

車に轢かれてもピンピンしており、ヤバいトリックアローを食らっても死ななかった。

あれほどまでキングピンの強靭な肉体を見せたのは、『デアデビル』を観ていない人のためだけではなく、今後の登場が確定しているから「銃なんかじゃ死なないよ」と視聴者に教えてくれていたのかもしれない。

エレーナの今後

ホークアイからナターシャの過去を聞き、見逃すことにしたエレーナ。

映画『ブラック・ウィドウ』で描かれたとおり、彼女は謎の女性・ヴァレンティーナの支持を受けてホークアイを襲撃した。しかも、そのヴァレンティーナは恐らく、ケイトの母・エレノアの依頼を受けていたのだろう。

が、今作ではホークアイを殺していない。ヴァレンティーナの命令を拒否した形になるのだ。

エレーナはヴィラン版アベンジャーズとも言うべきチームに属するのかと考えられていたが、今作の事件によってヴァレンティーナとの関係はどうなったのだろう?

ホークアイを見逃したことに怒り、ヴァレンティーナはエレーナとの関係を解消するかもしれない。そうすると、彼女が属するのはシン・アベンジャーズとなる。

そう考えると、『ホークアイ』では必要以上にケイトとエレーナのライバル&友情関係が描かれていたように思えた。これも同じチームに所属する、もしくはクリントとナターシャのようにバディを組むことへの伏線なのでは?

ケイト・ビショップの今後

最終回のラストでは、ケイト・ビショップがホークアイの相棒として活躍するにあたり、さまざまなヒーローネームを提案していた。

しかし、クリントはどれもダサいと拒否。代案を提案するのだが、その瞬間にドラマタイトル『ホークアイ』のロゴが浮かび上がった。

これは、ケイト・ビショップが別ヒーローではなく、ファルコンのように前ヒーローネームを襲名することを示唆している。

ということは、今後シリーズでホークアイとして登場するのはケイトということになるのだ。

現在のところ、彼女が登場するシリーズは明かされていない。それもそのはず、先述したように今作の時系列はもっとも未来だからだ。

今後のMCUでは女性ヒーローを活躍させていきたいだろうから、登場するとしたら『シー・ハルク』か『ミズ・マーベル』あたりか。

もしくは、劇中でも何度かスコットの名前が登場したことが布石となり、『アントマン&ワスプ クラントゥマニア』で新しい友達を見つけるのかもしれない。

クリント・バートンの今後

ケイトにホークアイの名前を譲った場合、クリントは引退することになるのだろうか?

クリント自身もアベンジャーズとは距離を置いていたようだし、引退することもあるのだろうが、キャップやトニー、ナターシャとは状況とは状況が大きく異なる。

引退を望んでいたとしても、休みたかったとしても、彼の肉体はまだ戦えるのだ。

今作ではクリントの妻・ローラが、元S.H.I.E.L.D.だったことが明かされた。そして、何者かがローラの時計を盗んだあたり、彼女もまた追われる身だったらしい。

時計を取り返したとしても、まだ安心できる状況ではない。バートン一家を追っている人間、または組織はいまだ存在しているのである。もし新たなる脅威が家族を襲った場合、クリントは再び活動を再開することだろう。

また、マヤがバートン一家の情報を握っていることからも、『エコー』に再登場する可能性もなくはない。ローニンを赦し、キングピンに復讐した彼女が、クリントに協力を要請するとしたら、なかなか熱い展開になる。

これはエレーナにもいえるし、今後ケイトの単独作が作られるとしてもクリントの存在は無視できないだろう。

ようするに、クリント・バートンの仕事はまだ終わっていないのだ。

最後に

私にとって、『ホークアイ』はMCUドラマ史上もっとも好きになった作品である。

大好きなキングピンが登場し、エレーナ&ケイトのコンビも大好きだし、なにより宇宙とか秘密結社ではなく、ニューヨークを拠点とするマフィアとの戦いという地に足のついた作風が好みなのだ。

ぜひシーズン2を制作してほしいと思っているのだが、『ロキ』とは異なり告知はいっさいなかった。

ケイトやクリントの出番が今作限りとも思えないので、今後の活躍に期待したい。

 

以上。


映画『ヴェノム レットゼアビーカーネイジ』についての考察

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