どーも、スルメ(@movie_surume)です。
2週間くらいかけて完成させた前回の記事の続きでございます!
相変わらず面白い『サウスパーク』なんですが、続けて何話も観ていると副作用というか、変な気分になるんですよね~w
変化をつけるために字幕で観たり、吹き替えで観たりを交互に繰り返してましたw WOWOW版の吹き替えとは違うらしい(カートマン以外)けど、元を知らないので違和感はありません!
前置きはいつも以上に短めにしまして、今回はシーズン19~21の感想を書いていきます!
たぶん長くなると思うので、サラっと読んでいただけると嬉しいです!
↓前半シーズンのレビュー記事はコチラ↓
※作品の内容を知りたくない方はご注意を!
シーズン19
※なぜかシーズン19にだけ吹き替え版が収録されておりません。今後配信があるのかも不明なので、今は字幕のみで楽しみましょう!
1.素晴らしくて美しいケイトリン
★★☆☆☆
新しい校長としてサウスパーク小学校に赴任してきたポリコレ校長。どんな言葉も差別認定され、お仕置きばかりになってしまった学校に嫌気が差したカートマンは復讐の機会をうかがう。
行き過ぎたポリコレによって余計に生き辛くなってしまったサウスパーク。現代の縮図のように感じるのは俺だけでしょうか?こんなに暴力的ではないけど。
特に印象がなかった今までの校長がいなくなって残念。ポリコレ校長が登場一話目にして好きになれない感がプンプンするw
2.俺の祖国はどこへ行った?
★★★☆☆
カナダからの不法移民に悩むアメリカは国境に壁を建設しようとするが、逆にカナダが先に壁を建設してしまう。
ポリコレの空気が流れ続けるシーズンになりそうですね。国境に壁と言えばドナルド・トランプなんですが、カナダの大統領がそれにそっくりというネタ。
「壁を作って移民を防ぐ!」と言っていたあの人が大統領になるなんて……。嫌いじゃありませんけど、サウスパークの作者ですら信じられなかったんじゃないかな。
3.サウスパークに再開発地区を
★☆☆☆☆
サウスパークの低所得者地区(ケニーの家)周辺が再開発され、オシャレなアミューズメントタウンに。大人たちは高級スーパーを誘致しようと奮闘するが、お客を取られたチンポウ軒は児童を集めて、ある計画を思いつく。
ポリコレの波が押し寄せたサウスパークに新しい風が。ケニーメイン回ではあったけど、ちょっと物足りない感が否めない。
ケニーめっちゃ死ぬキャラって話聞いていたんだけど、全然死なないw
4.”食べるログ”お断り
★★★★☆
食べログならぬ”食べるログ”の素人レビュワーがお店で暴れ放題。評論家気どりのカートマンも、お店から特別扱いを受けて自身が特別な人間だと勘違いし始める。
映画レビューブログを運営しているけど、俺も含め誰しもが評論家を気取れる時代です。でも、素人でもプロでも店が評論家に媚びてしまうようではダメなのだなと。
映画ブログやってて一度も特別扱いを受けたことがありません。ブロガー特典で試写会の当選確率を上げていただけると…。
5.カートマンが安心できる空間
★★☆☆☆
ネットでデブと罵られたカートマンのために、バターズがヘイトコメントの削除を行う。しかし、その行為が話題となりバターズはセレブ達のコメント整理をしなければならなくなる。
俺もTwitterやブログやっているからたまにヘイトコメント来るんだけど、思ったよりダメージは少ない。そこまでブログに愛着がないのかも。
それと同時に寄付に関するストーリーも展開されていまして、そちらの方が好きだったかも。相変わらずバターズが哀れな回でした。
6.トゥイーク&クレイグ
★★★☆☆
アジア系の学生たちが”ヤオイ”文化をサウスパークに持ち込む。BLアートのモデルにされてしまったクレイグとトゥイークはゲイ認定され、学校中に話題になっていく。
まさかのBLネタがこんなところで来るとは!サウスパークのキャラたちをモデルにしたBLアートが流行ったりとかしていたんですかね?
クレイグたちを使うよりも、スタンとカイルとかのメインキャラクターを起用したほうが面白かった気がするが……。
たまに好きなアニメとかマンガのキャラのBL絵を見かける時があるんだけど、初めて見た時はショックでしたw うーん、LGBTQに偏見は無い方だと思ってましたが、既存のキャラクターをそういう風に描くのはどうなのだろうか。男性向け同人誌とかもあるからBLだけってワケじゃないですが。
7.ニンジャはワル!?
★★★☆☆
ニンジャのコスプレをして遊ぶことにハマったスタン達。子供たちは楽しくニンジャごっこをしていたのだが、全身真っ黒で目だけを露出したその姿はイスラム国を彷彿とさせて……。
これまでそんなこと考えたこともありませんでしたが、確かに傍から見るとイスラム国に見えますね。大人からの視点の時だけアラブっぽい音楽が流れる演出にセンスを感じますw
まぁいろいろ問題はありそうなエピソードでして、日本のテレビじゃBSでも放送するのは難しそうやね。
8.人類の新たな敵
★★★☆☆
独裁的になっていたPC校長に唯一対抗できた障碍者のジミー。彼は自身が編集長を務める学校新聞を使ってポリコレの黒い部分を暴こうとする。
ついにPC校長の退陣の時か!?と思ったが、3話でひとつのストーリーが展開するので、まだまだ付き合うことになりそう。
障碍者に対しては良い顔をしなきゃいけないPC校長。ジミーに罰を与えたら差別主義者認定されそうなので恐れるしかないぞ。
9.真実vs広告
★★☆☆☆
引き続きポップアップ広告と人間との闘いのストーリー。広告が意思を持ち始め、ついには肉体まで手に入れてしまう。
このブログでも広告は張っているが、アダルトサイトほどしつこくはないと思っています。どう頑張っても消せない広告とか、透明になっているポップアップとかよくあるからねw
ラジオや新聞から始まり、テレビになって、今はネット。広告は技術の発展と共にどこまでも人類にくっついて周る存在なんだな。
10.PC校長の正義
★★☆☆☆
個人的にはあまり好きではないストーリーだったが、3話に渡って続いた広告VS人類の完結編。カートマンやバターズが目立たないのが痛い。
広告よりも「銃を手に入れなきゃ!」ってなった次のシーンで、銃を装備している緩さよw 日本じゃ考えられないけど、普通に街に行けばガンストアがあって銃買えるんだなーと改めて。
シーズン18辺りから独立したストーリーじゃなくて、それぞれが微妙にリンクしている気がする。今シーズンはポリコレ関連の話がずっと続いた感じでしたね。
シーズン20
※このシーズンは一話完結ではなく、ストーリーが続いているので途中から観たら展開に困るかも。
1.ナツカシベリー
★★☆☆☆
アメリカ国家をリブートするため『スターウォーズ』を復活させたJJエイブラムスに作曲を頼む。一方サウスパークの大人の間では”ナツカシベリー”という果物が流行り始める。
今シーズンからは吹き替え版が復活したので久々の日本語音声で鑑賞。カートマン役のLiLiCoはもはやオリジナル以上にしっくりくるよね。
リブート(シリーズを1からやり直すこと)は確かに最近流行っていまして、懐かしさ+新しい客層を取り入れる便利な手法だとは思います。ただ、ディズニーじゃないけど過去の名作を復活させてばかりじゃどうかと。
2.スカンクハント
★★★☆☆
ネットで女性を叩き、サイトを荒らしまくるスカンクハント。その正体はカイルのパパ・ジェラルドなのだが、サウスパークの皆はカートマンを疑い始める。
もう1話完結ではなくなりましたw ネット荒らしは日本でも完全に社会問題になっていますね。幸い俺のブログは知名度が低すぎてアンチすら湧かないけど。
えー、このエピソードでは荒らしよりも普段の行いが悪すぎるカートマンが疑われていくことがメインかと。悪いこと=カートマンが定着しているから、少し可哀想ではあるけど自業自得ですね。
3.さまよえる魂
★★★☆☆
”ナツカシベリー”の正体を探るランディと、ネットを荒らしつくすジェラルド。ついに死人まで出た荒らし行為は徐々にジェラルドを追い詰めていく。
誹謗中傷に嫌気が差してTwitterを止める人々。SNSがあまり好きではない俺は、たぶんこっち側にいる人間なのだろう。実際にリア友の間でもTwitterやってないの俺くらいじゃないか?
お陰で友達のリア充っぷりを見ることもなく、闇の部分を目撃することなくやっていけてますw
Twitter止めた仲間のカートマンとハイディがどういう関係になっていくのか気になりますね。これまで女っけないし、女子から嫌われていたカートマンだから余計に。
4.チンコを出せ
★★★★☆
男子全員に偏見の目を向ける女子に対してバターズがチ〇コを出して抗議。それに乗っかった男子たちも下半身を露出し始めたことで、さらに男女間の壁が厚くなっていく。
ついにカートマンにガールフレンドができましたね~。なんかこの二人めっちゃ微笑ましく観られるんで、応援したいところですが、相手がカートマンだからな。
抗議の仕方が物凄くサウスパークらしいんで、好きなエピソードではあるんですが、万人ウケはしなさそう。
5.大統領選とデニッシュ
★★★☆☆
デンマークが開発中のトロール(荒らし)撃退用コンピューターを止めるため、ジェラルドたちが動き出す。一方、大統領選に出馬したギャリソン先生はついに化けの皮が剥がれ始める。
トランプ大統領本人は絶対出演すると思っていましたが、その代わりに言動が似ているギャリソン先生が出馬するなんて……。やっていることはたぶん似ているんですがねw
荒らし大好きジェラルドとトロール(荒らし)軍団はネットユーザーを陽動してデンマークを潰そうとしているし、なんか国を相手にする壮大なストーリーになってきたぞ。
6.フォートコリンズ
★★★☆☆
トロールのせいで崩壊したデンマーク。しかし、トロール撃退用のシステムが完成しアメリカの田舎町を襲う。大統領選から逃げ出したギャリソン先生はナツカシベリーの始末に追われる。
皆さん誰にも見られたくないネットの情報があると思いますが、それがすべてバレてしまった町が登場します。市民は暴徒化し、恥ずかしい部分を曝け出されてしまった人々は自殺すると。
それにしても『フォースの覚醒』いじられ過ぎだろw 懐かしさだけを含ませたと言われているけど、俺は好きだぜ。
7.まさかの展開
★★☆☆☆
ヒラリークリントンに呼ばれたジェラルドは、スパイとしてデンマークに送り込まれる。一方カートマンとハイディは地球を脱出するためスペースX社に訪れるが……。
ついに暴言王のギャリソン先生が大統領に任命されてしまいましたw それもこれもナツカシベリーの力なんだけど。
いつの間にか意思を持ち始め、人間たちに反旗を翻そうとしているナツカシベリーたち。可愛いんだけど、言っていることが怖いよ。
8.会員制クラブ
★★★★☆
ギャリソン先生は金髪の変なかつらを被り、肌を日焼けさせ”例のあの人”みたいになりました!こうして間接的に大統領を描いていくんですね。
男子の権利を守るデモをしていたバターズもビル・クリントンに諭されて改心していますし、先の展開が読めません。実在の人物をちょくちょく挟んでくるのがいいよね。
9.シャレにならない
★★☆☆☆
デンマークに囚われの身となったジェラルド含むトロールたち。父の身を案じたカイルとアイクはついにサウスパークに向けて訴え始める。
そう言えばスタンがほとんど出てこないよね。普段なら一番に問題を起こすランディもわずかしか登場していないし。ギャリソン先生とジェラルドのシーズンと言っても過言ではない。
カートマンとハイディの関係も今シーズン限りになりそうだな。
10.文明終えんの危機せまる
★★☆☆☆
ついに長かったシーズンも終わります。一応ひとつひとつに評価付けてみたけど、10話で1エピソードって感じだからな~。これなら日本の深夜アニメ枠でも放送できる気がする。
ハイディとカートマンの関係は今シーズン限りかと思ったら、継続するみたいですね。どんなに仲が良くても必要以上にプライバシーに踏み込むべきではないと私も思います。
彼女がいても自分のスマホ絶対に見せないし、家族だって必要以上に内側には入れない。ある程度の距離感は取るべきなんですね。
小学生の頃は「プライバシーのしんがいだ~」と意味も分からずふざけ合っていましたが、ネット社会の今は”プライバシー”の重要性が痛いほど理解できる。
シーズン21
1.白人大改革ビフォーアフター
★★★★☆
久しぶりに一話完結が戻ってきました!実際は少しだけ続いてるところがあるけれど、シーズン20ほどじゃない。
アレクサやグーグルホームが流行る中、失業者がどんどん増えていくサウスパーク。失業者を活かすため住民たちはアレクサを捨てて、代わりに雇うことになる。
CMで良く観るアレクサだけど、実際に稼働しているところは未だに目撃したことがありませんw ネットに接続できる家電が多くある家は有効活用できそうだけどな~。
残念ながら我が家はそんなにハイテクではないので、スマホだけあれば十分。
2.スマホを置くべき時
★★★★★
北朝鮮のミサイル攻撃を恐れるトゥイークは金正恩総書記にカップケーキを送る。ながら運転による死亡事故が相次ぐ中、カートマンは自殺防止キャンペーンを始めるのだった。
俺の中ではベストエピソードだったかもしれない。北朝鮮問題というアメリカ以上に無視できない日本に住んでいるから、余計に情勢を理解できるし。
トランプ改めギャリソン先生は金正恩を挑発するツイートを連発。昔は確かに「ロケットマン」と呼んでいたりしていたな。
3.コロンブスは殺人鬼!?
★★★★☆
アメリカ人にとって重要な休日である”コロンブスデー”が大ピンチ!子供たちはお休みを守るため躍起になり、ランディは自分の中にネイティブアメリカンのルーツを求める。
以前ネットでもコロンブスデーの話を見かけた気が。ネイティブアメリカンにとっては侵略者だから、そんな人物を祝うなんて……と言った理由だったと思います。
この主張をしているのが誰なのかは分かりませんが、休日だけそのままで名前代えればいいじゃないか?そう言うわけには行かないのだろうけど。
4.メディア化プラン始動
★★★☆☆
完全に題材はアベンジャーズ。スコセッシが「テーマパーク映画だ」と発言したように、確かに最近はユニバースものが乱立している気がする。
カートマンたちが作るユニバースもそれはそれで面白そうではありますが、DCのように途中から方向展開しそう。何よりもマーベルには敵わないのだ。
5.フンメル人形の秘密
★★☆☆☆
タイトルにある「フンメル人形」とは陶磁器で出来た人形のブランド。例えが悪いかもしれませんが、日本で言えばモンチッチをイメージしていただけると分かりやすいかも。
そしてこのフンメル人形を利用して老人ホームから薬の売買が行われていたというストーリー。老人ホームにはスタンのじいいちゃんが入居していて、彼は知らず知らずのうちに運び人となってしまいます。
昨今のアメリカでは鎮痛剤オピオイドやフェンタニルの中毒が問題になっており、2017年のデータでは7万人もの人が過剰摂取で命を落としたとか。ちなみに冒頭で死んだチャッキーチーズはゲームセンターなんかが併設されたアメリカのファミレスのキャラです。
6.野郎どもの魔女集会
★★★★☆
ハロウィン一週間前から「魔女集会」なるイベントを行っていたランディ達。父親が集まってドラッグに酒を楽しむ会だったのが、そこから本物の魔女が誕生してしまう。
子供たちを襲い始めた魔女だったが、カートマンは魔女を利用してハイディを始末しようと試みる。別れるのではなく、始末に行きつくカートマンのヤバさですよ。
妻や子供抜きで父親同士気を抜くのは楽しそうではありますね。魔女を生み出した悪魔の本は『死霊のはらわた』が元ネタかな?
7.ハイディを責めないで
★★★☆☆
前エピソードでハイディを魔女にさらわせたカートマン。その後も走行中の車に向かって押すなど犯罪まがいのことをしていた様子。そんなカートマンがヴィーガンになるエピソードです。
アメリカでは最近ヴィーガン料理の店が増えてきており、普通のレストランでもヴィーガンメニューを扱っているほど。菜食主義でなくとも、ヴィーガン料理を好んで食べる人もいるみたいですね。
途中に出てきたカートマンの妄想シーンは『ダンボ』のピンクのゾウのパロディ。『リトルマーメイド』でアースラが海から登場するシーンも含まれていました。
8.クマムシの進化
★★☆☆☆
クマムシと言えば何をしても死なない最強の生物として日本でも有名ですね。そのクマムシを最強のアメフトファンにしようという謎展開が続くエピソードでした。日本ではアメフトなんて見る機会はないけども、アメリカでも人気が低迷しているようですね。
ただカートマンと付き合っていたハイディが一気に太ってしまい、言動もカートマンそのものに。女子からも嫌われ始め、第二のカートマンとなってしまうことに。
可哀想ですが、人種差別・暴言を繰り返していたら完全に嫌われるのは理解できる。
9.PC校長のロマンス
★★★☆☆
カナダのコメディアン「テレンス&フィリップ」が登場するエピソード。何故か老人になってましたが、前からこうだっけ?
このエピソードは映画版『サウスパーク』に似ている気がしますね。映画ではカイルのお母さんがカナダとの戦争をけしかけましたが、本エピソードではカイル本人がカナダ撲滅運動を始めると。
最後は例の大統領がカナダを爆破してしまいましたが、次に続くってことでしょうか?
10.支持率は何パーセント?
★★★★☆
いよいよ落ちてきた大統領の支持率。自暴自棄になった彼はサウスパークに現れ、現地でも大問題に。「大統領狩り」らしき行動にでた大人たちですが、あれ?ちょっと前まで一緒に魔女集会してなかったっけ?
今回は結構ネタが豊富でして、Netflixで配信されている『ストレンジャーシングス』やペニーワイズで話題になった『IT』のネタがありました。確かに80年代ブームじゃないけど、一周回ってカッコいい風潮がある気がする。
あとアメリカでは同僚同士が交際するのはタブーなんですかね。私の場合は中学で一組、高校でも一組の夫婦が誕生していましたが。調べたところ社内恋愛を禁じる企業が多いらしい。私は個人なんで関係ないんですけどね。
シーズン22
シーズン21でいったん終わりになったのですが、普通に吹き替えが付いて配信されましたね。こういうところがあるからNetflix大好きなんだよなぁ。
どうせなら映画版とシーズン1から配信してほしいところなんだけど……。
1.乱射事件は日常茶飯事!?
★★★★☆
サウスパーク小学校では銃乱射事件が日常になり過ぎて、自らの学校で乱射が起こっても誰も気に留めなくなる。カートマンは乱射よりもテストの点数(カンニング)が大切で、街の人々も乱射なんて眼中にない。
唯一の良心はスタンのママですが、彼女は銃乱射を心配するあまり街の皆から浮いてしまう事態に。更年期だと決めつけられ「まともな人はいないの!?」状態になってしまいます。
アメリカで起きている銃乱射事件は1日1件ペースとの情報もあり、学校での乱射も問題になっています(ヤフーニュース)。日本人から見ると「早く銃規制しろよ」となるんですが、そう単純じゃないんでしょう。
サウスパークのように「日常」になってしまわないことを願うばかりです。
2.バターズと神父様
★★★☆☆
「神父様」と「少年」が結び付けられるのは、少年を狙った事件が多発しているためです。本エピソードでもバターズと一緒にいる神父が変な目で観られるってシーンがあります。
詳しくは映画『スポットライト 世紀のスクープ』あたりを観ると良いかもしれません。カトリック司祭の犯罪を暴く記者たちを題材とした作品です。
3.Mr.ハンキーにまつわる問題
★☆☆☆☆
Mr.ハンキーとはサウスパークの世界に登場する言葉を話す大便。汚い言い方をすれば”喋るウンコ”である。彼はクリスマスのマスコットキャラクターのため、ホリデーシーズンに現れるという特徴があります。
しかしそんな彼もクリスマスイベントの予算減少でお払い箱に。ついにはTwitterで子供や住民たちの悪口を言っていたことが明るみになり、皆からも嫌われてしまう。最後には「例の場所」へ追放されるというオチがありますが、そちらのアニメは詳しくないので何とも言えず。
そもそも喋るクソの時点であまり見たくないですね。
4.テグリディ・ファーム
★★★★★
カイルの弟・アイクが通う幼稚園でベープタバコがブームになり、幼児園児たちに売りつけていた売人はまさかのバターズ。ブラックすぎて日本では受け入れられないだろうけど、私は大好きです。
日本でもアイコスだのグローだのが流行っていますが、アメリカでは「POD」なんかが人気だとか。州によっては合法で大麻を吸えるのに、電子タバコも人気なんですね。
ランディじゃないけど、アメリカに行っていた時は確かに女性がフルーツ系のVAPEを吸ってたイメージ。スタンの家は太間農場を始めるという展開になりました。
5.スクーター
★★★★☆
サウスパークの街にシェアスクーターが設置され、子供たちはそれを使ってハロウィンで荒稼ぎ(お菓子を)することを計画する。一方カウンセラーのマッケイさんはスクーターの撤去を試みるが……。
世界中で普及が進んでいるシェア○○。私の家の近くにもシェア自転車が一瞬だけ設置されました(最近撤去された)。日本じゃ流行らないような気がしますが、どうでしょう?
シェアスクーターは実際にドイツやアメリカでは普及しており、アプリさえあれば使えるという便利さ。ただ使い終わったスクーターの放置が問題になっているようで。そりゃそうだろ!って感じなんですけども。
6.今こそ”シリアル”に
★★☆☆☆
サウスパークに突如現れた人・熊・豚が混合した謎の生物「マンベアピッグ」。子供たちが襲われるが警察はマンベアピッグの存在を信じず、カートマンたちを犯人だと疑い始める。
警察や街の人たちが夢中になっていたゲームは「レッドデッドリデンプション2」。あのグランドセフトオートを作ったロックスターが開発した西部劇をテーマにしたゲームです。馬鹿にされてる感あるけど、ゲームはめちゃくちゃ面白い。
マンベアピッグ退治に協力した大人はアル・ゴアはビル・クリントン時代に副大統領だった人。ノーベル平和賞を受賞したりと、実は結構凄い人です。
7.みんな”シリアル”になろうよ
★★☆☆☆
マンベアピッグの続き。その正体は過去のサウスパークの住人(スタンのじいちゃん世代)が取引した悪魔。協力してくれたサタンをも打ち倒し、大人はレッドデッドリデンプション2にハマり続けるという悲惨な状況です。
ゲーム以外に解説できるネタもないんですが、未来の世代に背負わせるって展開が現実を踏襲しているような気がして。
8.ブッダ・ボックス
★★★☆☆
最近の人々はスマホと一対一になれる落ち着いた時間がない!「スマホを止めなさい」と言われ、「ご飯中はスマホをいじるな」と言われ、どこも落ち着けないじゃないか!
そんな時に便利なのがタイトルにもある「ブッダ・ボックス」。これは段ボールを頭からかぶり、外部の音や視覚をシャットダウン!安心してスマホを一対一になれる便利グッズなのです。
それがサウスパーク中でブームになり、もちろんカートマンも。以前「肥満児だから~」と言い訳していたエピソードを思い起こしますね。
この文章を読んでくれている方のほとんどスマホからだと思いますが、やっぱりスマホはストレスを生み出す機会でもあるんだよね。私もブログの宣伝以外でTwitter等は利用してないし、常に誰かと連絡とれる状況って意外とストレスかも。
9.満たされない思い
★★★☆☆
サウスパークで自転車パレードが迫る中、Amazonの工場で重大な事故が。従業員たちはボイコットを起こし、サウスパーク中にAmazonの商品が届かなくなってしまう。
Amazonのせいで何度か登場してきたショッピングモールが完全に廃れてしまったようで。今じゃ何でもAmazonで買えるし、商品によってはAmazonの方が安いまでありますからね。
しかも昨今のような状況では外出も億劫ですし、私の家もAmazon半分、買い物半分といった感じです。私の街ではボイコットが起こらないことを祈ります。
10.自転車パレード
★★☆☆☆
従業員のボイコットにあったAmazonはモールにあぶれていた人間(ゾンビ)を使って工場を再開させる。カートマンたちは自転車パレードで優勝するためにAmazonから届いた部品を使って、自転車を組み立て始めますが……。
前回から登場しているのがAmazonの創業者ジェフ・ベゾス。サウスパークの中では頭が巨大化し、テレパシーで会話する宇宙人(らしきもの)として描かれていますw
せっかくスタン、カイル、カートマン、ケニーの4人が揃ったかに見えたのですが、そう上手くはいかないようで。
まとめ
何だかんだで1万字以上書いてしまいました。毎日少しずつだとこんなもんになるんだね。
サウスパークはNetflixで配信されていない初期のエピソードはまだ観たことがないニワカなんで、ぜひ日本語版を簡単に観られる環境になってくれれば……。
Netflixならば続くエピソードも配信してくれそうなんで、新しいシーズンが始まったら次は別記事にしますね。
以上!!!
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