『ぼっち・ざ・ろっく』ロスに苦悩する男の独白 「2期はまだか!まだなのか?」

どーも、スルメです。

『ぼっち・ざ・ろっく』にドハマリしてます。過去にないくらいハマっています。

今はロスが酷くて、精神的に不安定になるくらい。もうぼざろがない人生は考えられません。

毎日のようにアニメを観て、もう何周したかわかりません。

1話でぼっちがブランコぶらぶらしながら、

「もう学校行きたくないな……」

と呟くシーンで毎回ウルウルします。わかります。僕も学校行きたくなかったから。

そこに現れるゴッドマザー虹夏。そして、磨きぬかれた山田。全方位に愛情を振りまく喜多ちゃん。

「ぼっちちゃんは幸せだなぁ」とか思いながらね。幸せスパイラルをキメちゃうんです。

あ、幸せスパイラルというのは、ぼざろを観て現実忘れるやつね。僕ってば酒は飲めないのね。

 

ぼざろの何がいいって、ぼっちに対する解像度の高さ。
音楽のことはよくわからない。でも、ぼっちのことならよくわかる。

僕自身も例によってぼっちで。
たぶん後藤よりは山田寄りのぼっちだけど、ずっと己のネガティブさを磨いてきたわけ。

文章書くときも「これ炎上しちゃうかな……」とか不安になったりね。逆に誰も読まないでお通夜状態になると、それはそれで悲しかったりね。

どちらかといえば後者の方が多いんだけど、僕も誰かと星座になりたい人生だったわけですよ。絶対忘れてやらない思い出とか、ほしかったわけですよ。

それなのに、今あるのは「忘れたくても忘れられない思い出」か「普通に忘れた思い出」がほとんどで。

高校時代の記憶とかね、もう泡になって消えてる。行方なんて本当にわからないんですよ。
あの頃はなんだかんだキラキラしてたんだなとか、そんなことすら思わないわけでして。

まぁ、なかなかな人生を送っている自覚あるけど、その分ぼざろが刺さったから。報われたから。

 

特に心に来るのは、5話でも8話でもなく、9話の「江の島エスカー」だね。

夏休みが何も起きず過ぎていくあの焦燥感。
まじでブラックホールで時空が歪んでるんじゃないかと思うほど、速く速く過ぎていくの。だからといって、何もできないの。

人生で初めて無力感というか、今後の人生について考えちゃったよね。まだ15歳だったのに。

で、数少ない友達と遊んだ日には、それはもう恥ずかしいくらいにテンション上がって。
普段は写真なんて嫌いなのに、向けられたカメラに笑顔を振りまくわけですよ。

そんな楽しい一日が終わった後の絶望感と言ったらもう……。

だから帰りの電車のシーンなんて、当時の思い出フラッシュバックするのね。「まだまだ楽しいが続くのね!」って喜多ちゃんの笑顔が、なんかね寂しくなっちゃうのね。

 

そして、最終話。文化祭ライブが最高なのは言うまでもないんだけど、日常回でサラッと終わるの、本当に泣く。
後藤の不安が、「明日もバイトかぁ」って日常に溶け込んでいく、あの感じ。

成長とか、前進とか、そうじゃないんだよね。そこにドラマを見出すことができないくらい、ヌルっと日常に溶け込んでしまう巧さ。12話かけて描いてきたことのすべてが、あのセリフに集約されてる。

ただ、ロスを加速させるセリフでもあってね。だって、彼女たちの日常はまだまだ続いていくから。

ヤバいライターに絡まれたり、後藤とは別枠のぼっちが登場したり。下北沢散策回とか、きららといえばの別荘合宿とか。

まだまだ楽しいが続くのに、僕たちには観ることができないの。2期が来るまで、結束バンドのみんなと別れなきゃいけないの。

 

で、改めて2期について考えてみたんだけど、数年待つ必要あるのよね。

今回みたいに音楽と同時進行だろうし、ラジオでクリエイターの方が「2年間付き合った作品」と言っていたし。
もうだめじゃん。2期まで生きてるか、わからないじゃん。

もし2期があったとしても、未確認ライオット編まで行けるかわからないし。

え、もしかして映画化?
2期でライブ審査手前までやって、映画で審査とフェス行く感じ?

 

できれば、2期はやってほしい。

映画化を望むなんて、大それた願望は言わないから。

……だけど、ちょっとそれも期待しちゃうよな。

 

つづきは青山吉能さんとラジオの話です。読んでください。

関連記事

どーも、スルメです。前回から引き続き、『ぼっち・ざ・ろっく』の話です。今日はアニメじゃなくて、ラジオの話をしていくよ。青山吉能って声優いるじゃないですか。ぼっちちゃん役の。ラジオではメインパーソナリティやってる、あの[…]